【ラノベ】デート・ア・ライブ18 澪ゲームオーバー【18巻／感想】
著：橘 公司 イラスト：つなこ
「私が切り捨てた全ての人間に祝福を。
私が踏み躙った全ての生命に感謝を。
私は━━もう一度彼を手に入れる」
2018年３月の新刊。約２週間の積み。３ヶ月振りの新刊。本編進行は７ヶ月振り。
表紙は勿論、澪。何て神々しい……。あっ、ちゃんと例のクマのぬいぐるみ持ってるじゃないか。
霊装はマタニティドレスがモチーフになっているんだとか。成程、言われてみれば……。その繋がりなのか理解らないが、総扉はまさかの授乳プレイである。えぇ……（困惑）
さて、遂に士道達の前に姿を現した始原の精霊、澪。その圧倒的な力の前に次々と倒れていく精霊達とDEMインダストリーの面々。士道は十香達を救うべく戦場を駆けるが……。
令音さんは味方で、彼女と分かれた澪が全ての根源って展開かと思いきや、普通に令音さんが裏切り者だったわ……まぢか……。ダウナー系お姉さん良いと思ってたんだがなぁ……。
十香にだけ名前が無かったのは精霊になったのがまだ名を持たない赤ん坊の頃だったのかと予想したが、そうか、彼女だけは霊結晶に生まれた自我だったのか。
すっかり精霊達の天使の能力を使いこなしている士道、完全に主人公である。遂に〈刻々帝〉まで発動するとはな……。
ウェストコットとの戦いではフィニッシュがまさかの瞬閃轟爆破である。キメワザにあれを持ってくるのが流石というか何というかｗ
瞬閃轟爆破が勝利の鍵になるなんて１巻を読んだときに一体誰が予想出来ただろうか。
章毎に挟まれる真士と澪の思い出。30年前と言われているが、登場する人物達がどうにも現代のキャラと被るのは何なんだろうな。
もしかして今の世界は真士が死んだ後に作り直された世界ってこと？とすると隣界というのは滅ぼされた１周目の世界だったりするんだろうか。
こんな時でも神無月は平常運転である。ふざけるな！人が死んでるんだぞ!!って言いたくなるｗ
そして、いつだって事態を打開するのは士道と精霊のデート……ということで、士道は令音さんをデートに誘うのであった。ドシリアス展開に入っても最後までキッチリと作品のコンセプトをブレさせないのが地味に凄い。
おいおい、令音さんとのデートだなんて、オラ、ワクワクすっぞ！
このペースだと本編は後２冊くらいかな。で、アニメ３期終了タイミングで完結する感じか。
燃：A+ 萌：Ａ 笑：Ａ 総：S-
シリーズリンク
・デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク（2017/08）
・デート・ア・ライブ アンコール ７巻（2017/12）
・デート・ア・ライブ19 澪トゥルーエンド（2018/08）
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| デート・ア・ライブ18 澪ゲームオーバー (ファンタジア文庫) | |
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橘 公司 つなこ
KADOKAWA 2018-03-20 |
