Chaos;HEAD NOAH
「でも、これが僕の望んだ妄想だ――――」
一周目。ニトロプラスのゲームと言えば、随分昔に友人から借りた『鬼哭街』以来だなぁ。
XBOX360のゲームって初めて手に取るけど、黄緑を基調としたカラーが綺麗だな。
さて、アニメから入るというメーカーの思惑にまんまと乗せられた形になった本作だが、やはりアニメでは丸投げで終わった部分なんかの謎が解けたりして、ちょっとすっきり。
基本的には一本道で度々出現する妄想トリガーポイントでどう妄想するかによって、EDが変わるというシステム。正直、全く先が読めません。
OPはてっきり『fake me』だと思っていたが、それは本編プレイ中に流れるOPで、タイトル画面で待っていると流れるOPとは別モノでした。
箱のスペックだからこそ出来る手法なのか、拓巳の視点に合わせて背景が動いたり、BGMに紛れる形で雑音が聞こえてきたりと演出が細かくて面白い。まぁ、こういうタイプのゲームってあんまりやらないから、一般的に使われてるのかもしれんけど。
何といっても、拓巳役の吉野さんの演技が素晴らしい。あのどもりっぷりとか発狂寸前の演技とか。吉野さんファンなら買いと言わざるを得ない。
キャスティングと言えば、チョイ役の高科先生に石田彰さんが使われている意味が判らないw
ストーリーはバラバラだったそれぞれの要素が一つに繋がっていく様がプレイしていて気持ちが良い。
また、Z指定なのでグロもエロもやりたい放題で、七海の手首がプレゼントされる下りは演出も相俟って、かなり気分が悪くなった。
一周目は強制的にノーマルED『Silent Sky』に。このパターンだと、プロローグで見せられた内容がそのままエピローグで流れて、そのままEDBGMが流れるという拍子抜けの終わり方に。まぁ、EDは全部で九種類くらいあるわけで、まだまだこれからだぞって意味合いがあるんだろうけど。
そんなわけで、一周目でした。典型的な美少女ゲームと見せかけて、ホラー要素とかも入ってるってのは『ひぐらしのなく頃に』なんかとも共通する部分があるな。
そして、七海可愛いよ七海。
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
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