【ノベライズ】小説 仮面ライダー鎧武外伝 ~仮面ライダー斬月~【感想/ネタバレ】
著:毛利 亘宏 監修:鋼屋 ジン(ニトロプラス)
「私はすべての人の思いを背負って戦った。誰かを信じて共に歩む。それが私のノブレス・オブリージュ。それが私の変身だ」
2020年6月の新刊。約4日の積み。
2019年3月に上演された舞台がまさかのノベライズ。舞台では描写されなかった登場人物の内面にも踏み込んだ内容となっている……らしい。
執筆は舞台の脚本も手掛けた毛利さん。鋼屋さん、すっかり『鎧武』のメインライターみたいな立ち位置になってるw
表紙はプロト鎧武と斬月。帯には貴虎役の久保田さんとアイム役の荻谷さんからのコメントが。
舞台は滅びに瀕したトルキア共和国。この国の地下では行き場を失った子供達を使ってアーマードライダーの実験が行われていて……。
アマプラとかで見られるようになるかと思っていたんだけど、一向にそうなる様子も無く、小説版を先に読むことになってしまった。
僅かな希望を持つことをも許されないまま殺し合い、戦極ドライバーの副作用で化け物になっていく子供達。子供向けというラベルが剥がれるとドチャクソシリアスになっちゃうよね~。
よく理解らんのだが、戦極ドライバーを使い続けるとインベスになるって、そんな設定あったっけ?
むしろドライバーを使えば、リスク無しにヘルヘイムの果実の力を使えるんじゃなかったっけ……。
これが『鎧武』本編よりも前の時系列なら試作品だと納得出来るんだけど、本編後の話なんだよなー。
あれかな、鎮宮家が入手したドライバーの技術は不完全なものだったというオチなんだろうか。
だから既存のアーマードライダーを模倣した姿にしか変身出来ないとか。
ノベライズ版の特徴なのか、貴虎/斬月の出番はさほど多くない。どちらかというと、群像劇の印象が強いかしら。
『鎧武』という作品が持つテイストを舞台劇に落とし込んだって感じ。本編の登場人物を思い出させるキャラ造形の人達が続々出演。
オネエの軍人は流石にそっくりってレベルじゃねぇんだけどもw
そんな具合でノベライズでした。そもそも何で刊行されたんだろうか……。
燃:A 萌:C 笑:C 総:A
舞台リンク
・舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-(2019/03)
ノベライズリンク
・小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~(通常版)(2018/06)
・小説 仮面ライダー電王 デネブ勧進帳(2020/11)
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