【映画/Vシネマ】ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー【感想/ネタバレ】
「望み通り━━全力でぶっ潰してやるよ」
概要
2021/08/27上映。自分は配信を待って視聴しました。
前作『滅亡迅雷』から直接の続きであり、『ゼロワン』シリーズ完結作。
最後の主役を張るのは勿論不破さんと唯阿。タイトルでは一応同列に扱われているが、案の定というか不破さんの方がウエイト高め。
スタッフ
引き続き高橋さん脚本に筧さん監督。まぁ、そりゃ『滅亡迅雷』のあの終わり方でスタッフ変わったら何でやねんってなるよな。
キャスト
今回は或人も登場。宇宙に行ったままだが、ゼアを通して不破さんにアドバイスをくれる。
イズもその繋ぎ役として出演。あれ、アズどうなった?前作でやられてそのまま?あんな退場の仕方でええんか???
垓はザイアの社屋が破壊された時、地下のサウザー課にいたので九死に一生を得、奪われていたサウザンドライバーも回収。ここ笑うところなんだろうかw
彼の出番はこれで終わりで、その後は『ゲンムズ』で確認してねってことだね。
ソルド達
前作から登場している彼等がバルキリーとバルカンをパワーアップさせる鍵に。
滅亡迅雷.netが未来を託した相手でもあるし、ゲストキャラとしてかなり良い待遇なのでは。
ソルド404の顔、めっちゃ見たことあるな……と思ったら『ドラクエX』の初心者大使の人か。道理で見覚えわるわけだ。
仮面ライダーバルキリージャスティスサーバル
唯阿がエイムズショットライザーとサーバルタイガーゼツメライズキーで変身。バルキリーとしては初のパワーアップとなるか。ライトニングホーネットは実質初期フォームだし……。
スーツはほぼほぼホーネットの改造かなぁ。
仮面ライダーバルカンローンウルフ
不破さんがゼロワンドライバーとアサルトグリップとダイアウルフゼツメライズキーで変身。
アサルトグリップは亡が信頼の証として唯阿に渡していったもの。人間が使う用に調整されているとか。
ショットライザーが破壊されてしまったため、或人達に泣きついたところ提供出来るのはゼロワンドライバーと言われたので選択の余地無し。
ゼロワンドライバーを使うことは事前に発表されていたが、どうやって認証をすり抜けるのかと思ったら、或人の進言+株式会社仮面ライダーバルカンの社長になることで条件をクリアするという。そんなんアリかw
殺伐とした展開の中、必殺技演出みたいな形で社名が出るの笑うわw
丁寧にプロセスを踏んで、ばっちりポーズを決める、そして大ジャンプしてパンチをかます変身シークエンスは不破さんらしさ全開で超格好良いじゃん。
スーツは1型の改造かしら。
期待してなかったが、やっぱり何故ゼツメライズキーを使って変身するのか?出来るのか?っていうところにはノータッチでしたね。ここがなぁ、ずーっとモヤってるのよねぇ。
バルカンVS滅亡迅雷
行き過ぎた正義は悪でしかないということを自ら体現した滅亡迅雷はわざと倒されることで、次の世代へ希望を託した。
不破さんという絶対に自分達を止めてくれる存在がいたからこそ、彼等は行動に踏み切ったということなのか。
既に滅亡迅雷4人のボディは失われていたので戻ることも不可能。そして激闘の末、不破さんの身体も限界を迎えていた。
マジか、本当に不破さん死んじゃうのかよ……。不破さんらしいっちゃーらしいけども……。
まとめ
そんなわけでテレビシリーズ終盤のシリアスさをそのまま引き継いだかのようなVシネクスト『ゼロワン』でした。
ストーリーの重さとしては死者が出ること自体は理解出来るんだけど、Vシネマという場でテレビシリーズの主要キャラが死亡してしまうというのがどうにもモヤモヤしてしまったわ……。
『エグゼイド』の黎斗なんかはVシネマになる前から残りライフが減り続けているという布石があったからすんなり飲み込めたが、不破さん達は死亡フラグを立てていたわけでもないし。
滅亡迅雷の4人はこれから人間と共存しながら世界の悪意を見張るとまで言ってたのに……。うーん。
ちょっと前に亡役の中山咲月さんがトランスジェンダーと無性愛者であることを公表された。本作への出演が公表に踏み切るきっかけになったんだとしたら嬉しいですね。
燃:A+ 萌:B+ 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・ゼロワンOthers 仮面ライダー滅亡迅雷(2021/03)
Vシネクストリンク
・仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022/01)
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