【ラノベ】犬とハサミは使いよう 8巻【感想/ネタバレ】
著:更伊 俊介 イラスト:鍋島 テツヒロ
「あまり、私を、姫萩紅葉という作家を舐めないで下さい」
2014年1月の新刊。約8年3ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。本編進行は7ヶ月振り。
さて、夏野さん達の前に現れた書林社副編集長率いる3人の作家達。夏野さん達を敵視する彼等の目的とは……。
まずは軽く激突。完全にバトル漫画で新しい強敵が出て来た時のノリなんだよなぁ。
今回は3人の敵の内、紅葉に対応する水無川真秀(みながわ・まほ)さんとの戦いとなる。見た目は結構好みだった。勿論、この作品の登場人物なので奇人なのだが。
和人が本を読むものと捉えているのに対し、真秀さんは集めるものだというスタンスの対比が面白い。一口に本好きと言っても色々な性癖があるんだよなぁ。俺はどっちも好きだゾ。
それにつけても個人用図書館の欲しさよ。
紅葉の成長を見届けて満足した九郎さんは逝った。これ、ただの次巻への引きではない……よな?マジで死んだんだよな……?
これは和人の死亡エンドの可能性も浮かんできたのかなぁ。超理想は人として復活コースだけど、それは無理としても犬として生きててほしい……。読書に対する渇望がある限り未練が無くなったりはしなさそうではあるか。
次は2014年5月に9巻、9月に10巻、2015年1月に『Dog Ears』4巻、3月に『ANOTHER』。
燃:A- 萌:A- 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・犬とハサミは使いよう 7巻(通常版)(2013/06)
・犬とハサミは使いよう Dog Ears 3巻(2013/08)
・犬とハサミは使いよう 9巻(2014/05)
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