【漫画】SPコミックス版 サバイバル 5巻【感想/ネタバレ】
作:さいとう・たかを
「く………くるんじゃなかった…………こ、こんなところへ、帰ってくるんじゃなかった!!帰ってくるんじゃなかったあ━━━っ」
1989年2月刊行物。
アキコさんとの出会いと別れが、サトルの人と会いたいという気持ちを強くさせてしまって。彼は1年間暮らした島を離れ、海の向こうの陸地を目指す……。
目指すのはいいんだけど、思い立って即イカダを組み上げちゃうのすごない?それだけ過酷な生活を送っていたわけだけども。
辿り着いた陸地には破壊されているとはいえ、文明を感じさせるものが沢山。新章突入感が強く出ている。
地震の時は便所に逃げ込め。ちぃ、おぼえた。おぼえたとは言ったものの、この話はずーっと頭に残ってるんだよなぁ。何で憶えてるんやろか……。
華の大都会だった東京も既に壊滅状態。一度海中に沈んだエリアに人がいないのは理解るんだけど、そうじゃない場所にも全くいないというのは何なんだろう。何処かへ避難したのかな。でも、世界中がやられてるのに避難場所なんてないよな……。
ビルもあちこち倒壊していて。いつ崩れるかも理解らんビルに入るの怖くないのかな……。
大自然の中から一転してコンクリートジャングルへ。逆に水が入手し難くなるのがムズいよね……。
人はいなくても文明の利器があれこれ残されていて、これは便利だ!と喜んでいたら動物園から逃げ出して野生化したトラとエンカウント。クマの次はトラをぶつけてくるとか、さいとうさん、えげつないことするやんけ……。
燃:A- 萌:C 笑:C 総:A+
シリーズリンク
・SPコミックス版 サバイバル 4巻(1989/01)
・SPコミックス版 サバイバル 6巻(1989/02)
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