【ラノベ】双神のエルヴィナ４巻【感想／ネタバレ】

著：水沢夢　イラスト：春日歩

「次代（つぎ）の女神は━━双神（おれたち）だ!!!」

2023年10月の新刊。約１週間半の積み。１年７ヶ月振りの新刊。そんなに間空いてたか……。『俺ツイ』21巻からは11ヶ月振り。まぁ『SSSS.GRIDMAN』シリーズのノベライズもやってたみたいだし、しゃーなしか。

表紙は女神ディスティム。
さて、邪悪女神達の襲来によって大ピンチの照魔達の前に現れたのは仮面ツインテールことトゥアールとその護衛、津辺愛香であった。
彼女達から数多の並行世界にまたがる真実を聞かされた照魔達は……。

ということで前半はトゥアールと愛香をゲストに迎えての世界観設定の説明のような具合に。こいつ等、実家のようなテンションで振る舞っとるな……。
ちゃんとツインテール大戦の時に照魔を目撃したことにも触れられているな。どうやらあの時の彼等は今よりも未来の時間軸だったみたいだけど。
並行世界間で時間のズレがあるので、昔に照魔のお母さんと会ったのもトゥアールで確定ですね。今のトゥアールは『俺ツイ』完結後の時系列から来ている様子。
それにしてもトゥアールと愛香、何かちょっと百合の気配出してねーか……？

後半はディスティムとの戦いの中で、照魔とエルヴィナは己の信念を見詰め直していく。うーん、どうにも助走期間が短くて盛り上がり切れていないというか。
粗筋の時点でちょっと匂わされていたけど、これって打ち切り完結なのでは……？エピローグがめちゃめちゃ打ち切り完結っぽいんだが……。
そういう時に限って後書きが無いもんだから、どっちなのか判らねぇんだよな……。

燃：Ａ　萌：Ａ　笑：Ａ　総：Ａ

シリーズリンク
・双神のエルヴィナ３巻（2022/03）

世界観リンク
・俺、ツインテールになります。21 ～メモリアル・ツインテール～（2022/11）