【特撮】王様戦隊キングオージャー　第37話「イロキの乱」【感想／ネタバレ】

「民のためには、泥に塗れて手を汚す。真っ黒に染まってこそトウフの王殿！」

イシャバーナを奪還した王様達が次に目指すのはトウフの奪還。腹が減っては戦は出来ぬということで。
ジェラミーの2000年生きてるから食わなくても平気理論、冷静に考えたら意味理解らんよなｗ

17年前、カグラギがいかにして王となったかが語られる。回想シーンでもカグラギとスズメは同じキャストが担当。スズメの衣装を敢えてセーラー服っぽいデザインにしたのは流石にキツくないか……？中の人の年齢を知らなければ違和感無い似合い方ではあったけど……。

トウフを支配したグローディは前王殿イロキを復活させ、玉座に座らせた。まさかの夫婦共演実現で笑っちゃうよな。ちゃんと一緒にいるシーンもあるｗ
夏映画公開時に雛形さんのイロキ良かった！天野さんも出てほしい！→出るよ。→グローディ怖い！イロキと絡むシーンがあればいいのに！→あるよ。のコンボなんなのｗ
何でもあるじゃん、喫茶どんぶらかよｗ

そうか、イロキは民を踏み躙ったわけではなく、グローディが仕込んだ毒入り米を誰にも知られることなく処分するためだったのか。
毒入り米は存在が発覚するだけで、トウフという国の存続が危ぶまれるもの。だからイロキ自身が巨悪となって毒入り米と共に燃えて灰になるしかなかった……って、辛過ぎるやろ……。
で、元から次代の王として買っていたカグラギに後を託したと。燃え盛る炎の中、過去と現在が入り乱れる演出、しっぶいよね～。
あの時、王になる覚悟が持てなかったカグラギがイロキの前で王鎧武装を唱えるのかっけぇ。

ここでグローディの怪人態がお披露目。おっと怪人態あるのか。そうか、昨今のレーティングだと人間の姿のまま倒させるわけにはいかないか。
撃破こそ出来なかったものの、これでトウフは奪還。次はゴッカン……というところで次回予告の温度差よｗ

うーん、渋いドラマであった。雛形さんのオファーが通らなくても構成出来るような話作りにはなっていたようには思うが、出演してくださって本当に良かったな～。
一点気になったのがイロキの死体問題。燃え盛る王城の中で死んだのであれば死体が残っているとは考え難い。確かグローディの能力って死体を生者のように動かすことであって、死者を何でも生き返らせることじゃなかったよな。もしかして燃え尽きる前にグローディが回収していたのか。

公式サイトによるとリタ役は性別問わずオーディションを行ったそうで。へ～面白いな。そういう人の集め方もあるんだね……。

燃：A+　萌：B+　笑：Ａ　総：A+

エピソードリンク
・第36話「ヒメノのお見合い大作戦」
・第38話「不動のアイドルデビュー」

配信リンク
・王様戦隊キングオージャー　第37話「イロキの乱」オーディオコメンタリーバージョン