【ラノベ】緋弾のアリアXL 尻尾の女【40巻/感想/ネタバレ】
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち
「━━妹は━━絶対に、お兄ちゃんを助ける!」
2023年12月の新刊。約3日の積み。半年振りの新刊。
表紙はセーラか!この子、初出って何巻なんだろう。かなり昔からいるキャラだよな……。なかなか表紙を飾れなかったキャラがようやく、というのは感慨深いねぇ。
スカートが翻って、ちょっとお尻見えてない?大丈夫?
新たな大台40巻に突入ですぞ。40ってこういう風に表記するんだね。いよいよぱっと見で何巻か判らない。初めて知ったわ……w
どこまでナンバリング続けるつもりなんだろうか。50巻で区切ってタイトル変える、とか考えてたりするのかしら。
サブタイは「エンジェロファニー」と読みます。
され、セーラからノーチラスとイ・ウーが撃沈されたという報せを受けたキンジ。その真相を探るため、ジャンヌ、かなめ、メメトを連れてエジプトへ……。
というわけで今回は1冊丸々エジプト観光?編。エジプトの様々な慣習や風土を知ることが出来る。
旅立ちの前に雪花から伝授されたヒステリアモードの応用技。今回はギャグっぽい使われ方しかしてないが、今後何かしらパワーアップに繋がるんだろうか。自身を2人に分割するというのがどう強化に繋がるのかいまいち想像つかんけど……。
ジャンヌ、まさかのトイレ中の挿絵アリである。どうせならそんなニッチな需要のシチュよりも眼鏡を掛けた姿が見たかったのだがw
今回、ジャンヌはイラスト的にかなり優遇されてますね。
エジプト、怖過ぎじゃない?警察ですら隙あらば盗みや騙しを働いてくるってマジか……。
現地製のものより長持ちする日本製のボールペンが大人気というのも興味深い。勉強になるなぁ。
捕えたセーラから情報を引き出すため、彼女が大事にしているぬいぐるみを人質にするキンジ達。いやいや、それは絶対やっちゃ駄目なやつでしょ……。ぬいぐるみを人質にするのは下手したら家族を人質にするよりも外道な手やぞ……。このシーンばかりは読んでいて苦しかった……。そりゃセーラが泣いちゃうのも理解るわ。
最後の最後でエジプトもそう悪くないかもな……と思わせるのズルいじゃんね。まぁ、エジプトが悪くないというか、どこにだって良い人もいれば悪い人もいるということね。何だ、今回、妙にメッセージ性があるような。
再登場したラスプーチナとの激戦。いたなぁ、そんな奴。エンディミラじゃなくて、こいつが再登場するんかいw
相手が炎を吐くのを止めるためにキスをして、そのキスでヒスってパワーアップってズルくない?
そういや最近ラノベ業界はミステリブームが到来してるのよね。その流れで本作も探偵ものとして再注目されたりしない?無理か……。ミステリというより異能バトルだもんな……。
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・緋弾のアリアXXXⅨ 荒脛巾の巫女(2023/06)
・緋弾のアリアXLⅠ 原罪の龍王(2024/06)
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