【ラノベ】嘘つきリップは恋で崩れる vol.2【2巻/最終巻/感想/ネタバレ】
著:織島 かのこ イラスト:ただの ゆきこ
「俺の人生が薔薇色になるように、協力してくれる?」
2024年6月の新刊。約2週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙はすっぴんモードの七瀬さん。これはこれで地味可愛くてとても良いよね。
さて、晴れてお付き合いすることになった創平と七瀬さん。お互いに気を遣い過ぎてすれ違い気味のふたりの元に、創平の義妹となった少女、一花がやって来て……。
七瀬さんの考える薔薇色の大学生活の中に、大学の芝生広場でシャボン玉をするというのがあるらしい。どういう発想なのw
てっきり一花が創平のことを好きになっちゃって三角関係勃発となるんだとばかり思っていたけど、創平が家族を持つということに真剣に向き合うきっかけになるという非常にハートフルな仕上がりであった。完全に予想外ですわ。
一花も本心を隠して突っ張ってるキャラというほどでもなく、すぐに良い子だと判明するし、これもまた予想外であった。もっと鬱屈した気持ちを抱えているタイプかと……。
創平の中にある家族というものに対するわだかまりが解けていくシーン、めちゃくちゃハートフルで良かったよな。そういう方向性で盛り上げてくるとは……やるじゃないの。
これ以上ないくらいのハッピーエンドでたいそう気持ち良かった。が、このいちゃいちゃを後もう1冊くらい読みたかったというのも本音。2冊で終わるのは早過ぎるよぉ……。
いやしかし面白かったな。織島さんの他の本もチェックしようかしら。
燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:S-
シリーズリンク
・嘘つきリップは恋で崩れる(2024/01)
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