【漫画】パタリロ! 42巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「誰がレソト王国独立の英雄です」
1990年4月刊行物。
今回も発明パタちゃんシリーズとでも言うべき内容で、次々と発明品が登場。
『餓鬼』。パタリロの行動をたしなめるタマネギ達を黙らせるために発明品を作ったら、一気にディストピアに向かっちゃって、オカルト寄りの存在が出て来るって24巻の『幸福機械』と構築が被ってないか?
『唇に錠前』は読後感が教訓的で気持ち良いですよね。
発明品にタイムワープが応用されているのが面白い。ほんとタイムワープだけは息が長い。
『のびちぢみリング』で間者猫が登場。ちゃんと仕事続いていて良かった良かった。
折角パタリロが親心を発揮してタマネギに優しくしてあげたのに、そこはそれ、上手いこといかんもんやなぁ。
『超水晶玉』ではまたしてもヒューイットの病気が。彼と将来を誓い合った女の子はどこへいったのか。お父さんに猛反対されて、そのまま終わってしまったんだろうか……。
『怪獣丸(かいじゅうがん)』では、いじめられる気持ちを理解したパタリロがいじめられっこを助けるお話。
普段パタリロってタマネギ達に散々酷いことしてる筈なのに、一転いじめられる側になると途端に可哀想に思えてくるのは何故なんだろう。あんまり自業自得って感じがしないのは画の力なのか……。
中越運送さんの人を宇宙人みたいに描いて大丈夫なの?怒られるぞw
トラウマと貧乏神が露骨にコミックスの宣伝をしに出て来たの笑うわ。妖怪退治しに来たとかじゃなくて、本当に宣伝のためだけに出すの最早卑怯ですらあるw
燃:B 萌:A- 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 41巻(1990/01)
・パタリロ! 43巻(1990/06)
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