【ラノベ】王様のプロポーズ7 烏黒の従者【7巻/感想/ネタバレ】
著:橘 公司 イラスト:つなこ
「コンプライアンスって知ってる……?」
2024年12月の新刊。約1週間半の積み。8ヶ月振りの新刊。サブタイの「烏黒」は「うこく」と読みます。
今回の表紙は黒衣。スカートのスリットから覗くふとももが眩しいですね。黒の面積が多いのに緑が差し色になってるのが美しい。
あ、1巻の表紙と対になる構図なのか。
さて今回は無色と瑠璃の姉、惑香(まどか)が登場。彼女は無色が自分に無断で転校してしまったことを問い詰めてくる。このお姉さん、魔術のことには無知なものの、ただの一般人というわけでもないようで……。
橘さん、まーた人の名前におよそ使わない漢字使ってる~。ちゃんと意味のある文字チョイスなら納得出来るが、そういうわけでもなさそう。
無色を連れ去ろうとする惑香と対決する中で、彩禍は自身の恋心を自覚していく。彩禍の尊大な口調って数百年生きた結果、自然と身についたものかと思っていたけど意識的に作ってるものだったのか。普通の女の子っぽい喋り方しているとギャップで可愛いかもしれん。7巻にしてようやくメインヒロインが可愛いと思えたw
無色や瑠璃の魔女様すきすき奇行、彩禍は特にどうとも思わずに流しているのかと思いきや、普通に気持ち悪いと思っていたみたい。しっかり引いてたんだねw
今回は彩禍の位置ゲーまで登場。誰が運営してんだよw
ギャグが面白いのはいつも通り。黒衣/彩禍の気持ちに焦点が当たったことで、縦糸の面白さもちょっと盛り返したか。
ミスコンで競泳水着姿を披露する黒衣、流石にえっち過ぎる。どう見てもAVの導入です。本当に有り難うございました。
惑香は1冊で出番を終わらせるには惜しいキャラのように思うけど、再登場の予定はあるのかな。
後書きの口振りだと表紙に出れるような立ち位置のキャラにはならないみたいだけど……。
『デート・ア・ライブ』とのコラボドレスイラスト。彩禍と狂三の描き下ろしドレス姿が拝めるもので、狂三がどえらく可愛い。
ただ『デアラ』側の代表選手が十香ではなく狂三なのはあからさまにキャラ人気順って感じで印象悪くないか……?いや、商業的な都合は理解るんだけど……。
燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A
シリーズリンク
・王様のプロポーズ6 銀灰の妖精(2024/04)
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