小説 仮面ライダーオーズ

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)
著:毛利 亘宏(のぶひろ)

『セルメダル!セルメダル!セルメダル!セルメ、ダルメ、セルメダル(字余り)』

講談社キャラクター文庫2012年11月の新刊。約1日の積み。
カブト』『W』と同時発売。

執筆するのは、サブライターだった毛利さん。靖子にゃんは『特命戦隊ゴーバスターズ』やら『ジョジョ』やらで忙しいのかしらん。
さて、本作は本編の過去、現在、未来を描く連作中編集という構成。

『アンクの章』

過去編。グリードが誕生し、封印されるに至った経緯がアンクの一人称で語られる。
初代オーズは鴻上会長の祖先だからか、喋り方がまんま会長と同じ。脳内再生余裕でした。

アンクの心情ってのは終盤、彼が自分で語ったことくらいしかないから、結構貴重なんだな。

『バースの章』

伊達さんの話かな?5103の話かな?って思ってたら、バースドライバーの一人称とか、どういうことだよwwwwwwwおかしいだろwwwwww
ゴリさんとかクソワロタ

テレビシリーズのバース登場辺りから、バース装着者が5103になった直後辺りまでが語られている。
最終的には何だか良い話になってるから困る。
まさか、カッターウイングの使用頻度に無理矢理理由付けがなされるとは……。でも、使って減るもんじゃないだろw

『映司の章』

未来編。とある国の内戦に、映司がオーズの力を使って首を突っ込むことに。
映司がコアメダルをいっぱい持ってるから、『MOVIE大戦MEGAMAX』以降の話と思われる。
ゲストキャラは結構えげつない目に遭うんだな……。

まとめ

これも、やっぱり小説媒体でないと、やり難い内容をやっている印象。3本の中編で、ガラリと雰囲気を変えているのが地味に凄い。
続くシリーズもこういう感じでオナシャス

次は同じく2012年12月『クウガ』。その後は『龍騎』『アギト』『555』『キバ』『響鬼』『電王』『剣』『ディケイド』と続く予定。

燃:A- 萌:A- 笑:A 総:A+

本編リンク
仮面ライダーOOO ディレクターズカット版 FINAL EPISODE

シリーズリンク
小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~(2012/11)
小説 仮面ライダーアギト(2013/01)