映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス

ドキプリ映画

「愛は受け継がれるんだ」

はじめに

今年もやって来ました秋映画の季節。偶然か、はたまた必然か、今年は『魔法少女まどか☆マギカ』の新作映画と公開日がガチンコするという。

世間は『まど☆マギ』の新作公開に浮足立っているようだが、最初からプリキュア一択の俺に隙は無かった。

『まど☆マギ』は別の日に観に行こうかと思ってたんだけど、どうしようかな。そんなにモチベーション上がらないんだよな。
まぁ、12月に仮面ライダーあるし、そのときに都合つけば観ようか。 劇場では、まどマギ勢に気圧されたわw

Tジョイ京都でプリキュアの映画を観るのは、これで7作目だけど、今回初めてデータカードダスが貰えました。どういう風の吹き回しだ……?まぁ、ミラクルライトは貰えなかったけど。

概要

今回は思い出というものが大きく扱われ、マナは勿論、六花とありすのウエイトが高め。 オモイデの国という設定は出て来るものの、舞台はずっと大貝町ということで、普段の行動範囲から出ない劇場版は史上初か。
いや、時間軸の方向に出たと言えば出たのだが。

作画

『ハトプリ』の映画をとんでもないクオリティに仕上げた上野ケンさんが作監ということで萌え死ぬかと思ってたんだけど、そこまでではなかったな。あ、イメージイラストのキュアハートがちょっとにゃんこ口っぽくて可愛いですね。

戦闘が所々3DCGになっていたりと、予算圧縮されているのだろうか。いや、CGはCGで良く出来ていたとは思うんだけど、やっぱり手描きの方がなぁ。
映画でCGが使われているのを見る度に、次のシリーズがフルCGだったらどうしようという不安に駆られるわ……。

時系列

ラブリーストレートフラッシュ習得以降ではあるが、亜久里のノリが登場初期に近かったりする。

導入

マナの祖母と母が着たウェディングドレスが押し入れから出て来た。マナ自身も結婚式では、このドレスを着ると大ハシャギ。
そんなマナが見る夢に合わせてOP。ジコチュートリオは声無しで、夢の中だけの出番でした。
出て来れただけでも良かったのか……。

まさかの二階堂君フィーチャーも。ってか、無自覚に彼と密着するマナは罪作り過ぎるだろ……。
あんなん3秒で勘違いするわ。ってか、二階堂君とその取り巻き、百田って小学校のときからマナ達と同じクラスだったんだな。百田は、その頃から二階堂君に対して敬語なのかよw
ちなみに八嶋さんも、その頃からの付き合いの様子。

相田家の愛犬マロ

まさか、こんなところでOP2番のイミフな歌詞の謎が明らかになるとは……。いや、多分後付けだろうけども。

坂東いすず

マナの祖母。快活なお婆ちゃんって感じ。
今更気付いたんだけど、相田ってのはマナのお父さんの名字で、お父さんはお爺ちゃんと同居はしてるけど、婿入りしたわけではないんだな。

オモイデの国の王マシュー

今回の敵。中の人は俳優の谷原章介さんなんだけど、全く違和感無かったな。多分、マシューの声色と合ってたんだろうな。 綺麗な心に戻った後は、ちょっと無理に声変えてる感があったし。

突如現れ、人々を思い出の中に閉じ込めていくマシューに立ち向かうプリキュア達。変身バンクは、最近のテレビシリーズでカットされている部分もチラホラと。
劇場でラブリンクのBGM聴くとテンション上がるな。

思い出の世界

それぞれ思い出の時間に跳ばされたマナ達。マナ、六花、ありすが小学校低学年くらいになったのに対し、まこぴーはそんなに昔っぽくは見えないな。
プリキュアに任命されたときのことを思い出していたけど、やっぱりキュアソードってのは授かった名前で、本来の名前は別にあるんだな。それが真琴なのかは判らないが。

奮闘する妖精達

パートナーだけが思い出空間に囚われ、妖精達は取り残されることに。ここでDBさんが大活躍でござる。
一度は捕まってしまうけど、DBの姿で縄に縛られたから、オープンゲットだ!これで勝つる!と期待していたら、本当にやってくれて感動した。

思い出との決別

妖精達の助けもあり、意識を取り戻す六花達。六花とありすだけで戦うって展開は非常に珍しいと思われ。 マナ、六花、ありすの幼馴染み組が歌う挿入歌が良い具合にシーンを盛り上げる。

まさか映画で、上位技が登場するとは……。予想外だったので嬉しい。ダイヤモンドブリザードとロゼッタリフレクションダブルクラッシュ。後者はテレビシリーズでも似たようなことをやってましたね。

まこぴーの方にはエースが駆け付けた。中盤まで出番無いとか、スーパー戦隊の夏映画の追加戦士みたいな扱いだなw
今回、どうも尺が厳しかったこともあり、ハブられる方向になったっぽい。思い出空間に入って来られた理由も、愛は時空をも超えるとかいうイミフな説明だけだったしな。
ソードも上位技アルティマソードを発動。

テレビシリーズでは最近使っていない序盤の必殺技が見れるは嬉しい。ハートだけは何故か未使用だったが。

アイちゃんがまこぴー達の名前を呼んでいるだけでも違和感あったのだが、割とハッキリ喋っていて吹いた。

お婆ちゃんのアドバイスで再起するマナ。豪華版ラブリンクといった感じのBGMがアツいんだよなぁ。
シャルルもいつもより気合入れて「L・O・V・Eィィー!」って言ってたし。

VSマシュー

超獣化したマシューとの戦い。彼の正体がマロだと気付いたハートは敢えて、彼の攻撃を受け止める。
マシューの牙を肩に受けたハートからは少なくない流血が。おいおい、プリキュアで流血表現とか初めてじゃね……?表現の幅が広がったのは良いんだけど、頭のおかしい団体からクレームを付けられないか心配だわ。

ミラクルブーケライト

プリキュアに力を与えるという伝説を残すライト。未来へと逃走したクラリネットを追うには、ライトくらしいか頼れるものがないが、ライトを何処から手に入れるのかという問題が。

まぁ、勿論アイちゃんのきゅぴらっぱーで解決するのだが。案の定、ダイヤモンドがツッコんで吹く。
今回は結構、強引なねじ込み方だったな。

クラリネット

マシューを唆していた今回の黒幕。超獣化するでもなく、最後まで見た目はただのクラリネットでした。作画力尽きたのかw
声だけはしっかり悪役でしたが。

キュアハート・エンゲージモード

マロのプシュケーを得たキュアハートの強化形態。マナのウェディングドレスのイメージが強く影響しているのか花嫁のような姿。
あれ、愛犬とエンゲージって、まさか獣か(ry

フォーム名を知ったときは、完全に映画限定かと思ったけど、変身方法がこれならテレビシリーズでも全員なりそうだな。
ラブハートアローを上手いこと使うかと思ったけど、別段そんなことはなかったんだぜ。

ED

一見、テレビシリーズと同じEDと見せかけて、最後にエンゲージモードが出る+30秒バージョンでした。
尺が足りなかったのか、エピローグのようなものは殆ど無し。

まとめ

そんなわけで恒例の劇場版でした。例年のフォーマットを守りつつも、色々と新しい試みが入っていて面白かった。
それぞれの上位技が見れたのも大きい。惜しむらくは作画が、もうワンランク高ければ……。
オモイデの国は、ちょっと『フレプリ』映画のトイマジンを思い出すよな。

次は勿論、2014年3月に『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』。

案の定、最終章だそうで。『DX』が3部作で終わったのは、プリキュア全員に台詞を用意するのを止める処置としてってのがあったと思うんだけど、今度はどう変えていくんだろうな。
流石に、次の年に『オールスターズ』が無いってことは無いと思うが……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

反復リンク
2回目

CDリンク
映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス オリジナル・サウンドトラック(2013/10)

雑誌リンク
アニメージュ 2013年12月号

本編リンク
ドキドキ!プリキュア 第37話「なおせ好きキライ!ニンジンVS亜久里」

映画リンク
映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!(2012/10)
映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち(2013/03)
映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち(2014/03)
映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ(2014/10)

アニメ,映画

Posted by お亀納豆