さくらコンタクト route A 小河桃子

さくらコンタクト route A 小河桃子 (このライトノベルがすごい!文庫)

著:七月 隆文 イラスト:三嶋 くろね

「お前らしい━━━世話焼きな能力だ」
「…………」
「能力名は《時をかける世話焼き幼なじみ》だな」

幼馴染み良いな!!

このライトノベルがすごい!文庫2014年3月の新刊。約1日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。

一迅社文庫『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』でお馴染みの七月さんが、このラノ文庫に登場。

タイトルからおや?と思った人も居ると思うが、これは日日日さんと組んだシェアード・ワールド企画となっており、それぞれがヒロインごとのエピソードを執筆するというもの。
このラノ文庫のサイトで公開されているインタビューによると、最初はギャルゲーとして作るつもりだったらしく、それをラノベの体裁に落とし込んだそうな。

イラストの三嶋くろねさんはラノベの挿絵でちょいちょい見掛けるな。
表紙が凄く綺麗でテンション上がる。桜良いな。

舞台は桜の伝説が伝わる街、花蒔町。ひょんなことから伝説を成就させてしまった主人公、春彦はモテモテのフラグ体質になってしまう……という導入で、ここから各ヒロインのルートへ分岐していくという構成。

七月さんが描くのは幼馴染み、桃子のルート。
桃子の髪色がピンクなのは世界観に合わせてのことなんだろうけど、銀髪に近いのは、三嶋さんが趣味をモロ出しにしているからなのかしら。

で、この桃子が可愛くてなぁ。グッとクる。良いなぁ!幼馴染み良いなぁ!!はいはい、俺チョロいチョロい。
最後のラブレターの下りがまた泣かせるんだよなぁ。

確かによくある学園ものギャルゲーっぽいシナリオ運びの印象を受ける。ドタバタ日常パート→ヒロインとのイチャイチャ→シリアス→ハッピーエンドでイチャイチャという。
正直、ストーリーライン自体は目新しさゼロなんだけど、俺好みの展開でおいしいです(^q^)
俺、チョロ過ぎワロタ

問題は、桃子ルートは俺のツボにクリティカルしたけど、桜の伝説によって何でもアリな世界観となっているため、ありすルートも面白いかは判らないってことだな。
日日日さんなら、どんな斜め上の話が出て来てもおかしくないぞw

今のところ、ヒロインは2人だけで終わりっぽいんだけど、シェアード・ワールドを宣言するなら、もうちょっと冊数を出してほしいところだよなぁ。こういうのは冊数がある程度出てこそ味が出て来るもんだと思うし。
次は2014年4月に『route B 真智ありす』です。

燃:B 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シェアード・ワールドリンク
さくらコンタクト route B 真智ありす(2014/04)

著者リンク
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)

イラストリンク
勇者と魔王のバトルはリビングで (HJ文庫、2013/12)
ロクでなし魔術講師と禁忌経典(ファンタジア文庫。、2014/07)
すべては装丁内(LINE文庫、2019/10)