【コミカライズ感想】プリキュアコレクション魔法つかいプリキュア！２巻小冊子つき特装版

原作：東堂いづみ　漫画：上北ふたご

「二人目の妖精の赤ちゃん授かっちゃったよ！やったねリコ！」
「みらいがガンバってくれたおかげよ！」

ふたご先生、

ぶち込んでき過ぎィ!!

2017年３月の新刊。
去年より１ヶ月発売が遅いのは特装版があったからなのかしら。

最初、特装版があると発表された時点で予約を受け付けていたのが東映アニメーション通販だけだったから、そこの限定品かと思って速攻予約したんだけど、別段そんなこともなく追ってアマゾン等も予約を開始。
しかしキャンセルが出来ないシステムだったため、やむなく東映通販を使うことに。

そしたら発送がちょっと遅いじゃないですかー！やだー！発売日から３日くらい過ぎてたんじゃない？Twitterでも東映通販組の難民報告がちらほらと。
東映限定の特典としてポストカードが１枚付いてくるが描き下ろしというわけでもないし、有り難みは無いな……。しっかり送料もかかってるし。

特装版限定の要素として、

・表紙
・描き下ろしカラーピンナップ
・描き下ろし漫画冊子

が挙げられる。
表紙は通常版の方がこれまでのプリキュアコレクションの表紙フォーマットに則っている形か。

ピンナップが特装版だけってのはちょっとズルい気がするな。これまでは普通に収録していた内容なのに……。

さて、連載の方にもはーちゃんが登場し、より一層プリキュア達が家族であることが強調して描かれる構成に。
いきなり「謎の植物」とか出て来るの笑うでしょ。
しれっとリコが髪をお下げにしてるの可愛い。

ハロウィン回では、まさかのＣＤ『プリキュアパーティー』のジャケットのコスプレ衣装が登場。っべー、海賊はーちゃんに侵略行為（意味深）されたい。

連載最終回、漠然としたお別れの予感に不安になるみらいをリコが抱き締めるシーン、最高かよ……。
描き下ろしカットで１枚だけ５年後のみらいとリコの絵があるのもポイント高い。

大ボリュームの描き下ろしは、冬休みを利用して魔法界へ家族旅行。みらいさん、完全に一家の大黒柱ですわ……。

妖精の里で出会ったのは、桃から生まれた妖精ピーちゃん。ピーちゃんってノイズじゃねーかｗ
ピーちゃんを２人目の子供認定したみらリコの台詞、完全にアウトでしょ……。

家族のために奮闘するみらいが、あー、こういう展開、秋のパワーアップにありそうだなーとぼんやり思っていたら、まさかのキスシーンですよ。
勿論、理由付けがちゃんとあってのことなんだけど、やりたい放題過ぎでしょ、マジで……。
完全に公式が最大手でしょ……。

読んだ人達が、あまりの内容の凄さに集団幻覚を見たのでは……？って疑ってるの面白過ぎるだろｗ

最後の最後にとってつけたように変身しているが、プリキュアとしての出番はほぼ無いと言って良い。そんな中、ばっちりツリ目作画なみらいが可愛くて、かつ時々イケメン。

小冊子は『ドリームスターズ！』と同じく直近３世代がコラボする漫画。『ゴープリ』組と『まほプリ』組がキラキラ☆パティスリーへとやって来て、『プリアラ』組と仲良くなるというお話。
構成の都合上、ちゃんと変身して戦うシーンがあります。