【特撮】仮面ライダージオウ　EP01「キングダム2068」【第１話／感想】

「仮面ライダージオウ、まさに誕生の瞬間である！」

祝え！

新たな王の誕生を！

初回からレイフレ19に行っていたのでリアルタイムで視れないという。

さて、平成ライダー20作記念作品は誰もが予想していた通り『ディケイド』の流れを汲むオールライダー系列のお祭り作品。
王様になることを夢見る主人公、常盤ソウゴは2068年の未来で魔王になる運命を背負っている。魔王に支配されている未来を変えるため、2018年にやって来た未来人ツクヨミとゲイツと出会ったことでソウゴの時間は動き出す……。

アバンはいきなり2068年の世界、魔王オーマジオウが猛威を振るうシーンから。背景には常盤ソウゴ初変身の像とかいう苦笑いを誘うものや歴代平成ライダーの石像等が。

オーマジオウのキャストはジクウドライバーの音声も担当している小山さんなので、強ボス感が半端無い。
デザインはジオウを暗黒進化させたような形で、背中にマントっぽく時計の針が付いているのがイカス。
スーツがちゃんと造ってあるってことは定期的に出番があるということなんだろうか。

人々を苦しめるオーマジオウの姿は『ディケイド』１話の最初のシーン、ライダー達を屠るディケイドを思い出さずにはいられないのだが、わざと重ねてるんだろうか。

スタイリッシュなＯＰを歌うのは『555』の主題歌を担当したISSAさんと『電王』の主題歌を担当した末吉秀太が組んだスペシャルユニット。歌唱者までレジェンドなのかよ……ｗ
映像的には最後に歴代の「仮面ライダー」ロゴがバババって出るのがアツいぞ。

ソウゴは大学受験を控える時期に来ているが、受験するつもりはさっぱり無い様子。かといって王様になるための具体的な方策も無さそうで、あれ、こいつやべーやつじゃねーか……？

そんな彼の前に現れる謎の予言者ウォズ。彼が手にしているのは逢魔降臨暦というタイトルの書物。オーマジオウの辿った歴史が記されているのかな。
彼はソウゴに予言めいた言葉を残していくが……。

この人、３号ライダーになりそうじゃない？顔にはアルファベットで「RIDER」って書いてあるんじゃない？アナザーライダーは身体にアルファベットで名前が書いてあるから、悪寄りのライダーってことで。

時を超えるための乗り物タイムマジーン。ロボモードとビークルモードに変形可能で、本作品に登場するアイテムの共通デザインとして胸部に「ロボ」若しくは「ろぼ」と書いてある。片仮名はともかく平仮名で書くのはかなりダサくないですか……？

当然、玩具が出るんだと思うが、これ絶対年越したら時間移動に使われるだけになって、どんどん出番無くなっていくやつなのでは……。
『エグゼイド』でデカモノはやめたのにまた復活させたのは記念作品だからなんだろうか……。

初回ということでタイムマジーンの力を存分に見せていくスタイル。いきなり川に落とされるなんて、ソウゴ役の奥野君、大変やな……。
そんな酷い目に遭っても他者を思いやれるソウゴの姿に、未来から来たヒロイン、ツクヨミはオーマジオウとの際を感じる。

ツクヨミが、ソウゴがジオウの力を手にする前に止めようとしているの対し、明光院ゲイツは抹殺しようという考え。
既に2068年のオーマジオウを止めることは不可能。ならば魔王の誕生自体を阻止するという流れになるのは自然だけど、オーマジオウがそれを放置するとも思えないんだよな……。

アクシデントでソウゴが跳ばされたのは2017/11/30の『ビルド』世界。そこで偶然、戦兎と万丈と出会うことに。グレートクローズはクローズにリペイントされた模様。まぁ、客演する時はクローズの方が都合が良いであろう。
戦兎にも解析出来なかったライドウォッチ。やはり未来の技術なのか……というところでツクヨミに記憶消去されたため、話が流れてしまう。

必要以上の過去への干渉はＮＧと言うけど、魔王の誕生を阻止しようとしてる時点で、相当未来に影響を及ぼすと思うんですがそれは。
ツクヨミが使っている銃は『555』の力由来のもののようだけど、その辺の説明は今後あるのかしらね。未来では各ライダーの力を使用する技術が確立されているのかな。

タイムジャッカーのウールという少年は本来ライダーになる筈の無い一般人と契約し、アナザーライダーという存在を生み出す。ウール、めっちゃ中性的やな。性別がどっちかよく判らん。
クリーチャー化したビルドはめっちゃ禍々しい。顔をアップで見ると怖い。

知り合いを守るためアナザービルドに立ち向かうソウゴ。そんな彼に恭しくジクウドライバーを差し出すウォズ。ウォズは魔王を誕生させたいようだが……？
ソウゴは何故かジクウドライバーの使い方を知っていた。生まれた時から決まっていたというのは一体……。

ジクウドライバーを360度回転させるアクション、小気味良いな。ボタンを押すと斜めに傾ぐ具合が玩具だとちょっと弱いんだけども、この回すのをアクションの中に盛り込んだら良い感じになりそうじゃない？

専用武装ジカンギレードには「ケン」って書いてある。何にでも書くなｗ
既に発売している玩具で判明しているが、ベルトには「ベルト」、ライドウォッチホルダーには「ホルダー」って刻まれてるからな。この名前書こうって決めた企画者、ほんと凄い。

アナザービルドは勢いで撃破出来たが、再びゲイツに見付かってしまったから、さあ大変。彼は仮面ライダーゲイツに変身して襲い掛かってくる。変身前の名前とライダーとしての名前が同じって今までにいたっけな。

ゲイツはいきなりゴーストライドウォッチを使用し、『ゴースト』アーマーにアーマータイム。おいおい、いきなりパーカーゴーストを出すなんていう数で攻める形かよ。
というわけで、今年はレジェンドの力を宿したアーマーを着込んでのフォームチェンジシステムを採用。

『ディケイド』の時代では精々４種類くらいのフォーム数が普通だったからレジェンドそのものの姿に変身していたけど、10年経った今ではフォーム数が死ぬほどあるのが普通になり、このような形に。
肩にモロ眼魂付いてるやんけ。

そんな具合で１年間めっちゃ楽しめそうな『ジオウ』スタートです。オーソドックスな展開としては、実はソウゴ＝オーマジオウではなかったという流れが予想されるが、どうなんだろう。
それともタイムジャッカーの行いに絶望したソウゴが魔王化するとか……？

５話と６話には『555』より巧と草加が登場。定期的に来るレジェンドという印象があるから出演すること自体にはそりゃ来るよねいう感想しかないんだが、2018年の世界に登場するってことなのかな。
発表時の画像では草加が笑顔でソウゴ達と並んでいることに違和感しかないぞｗ

燃：A+　萌：B+　笑：A-　総：S-

エピソードリンク
・EP02「ベストマッチ2017」

前番組リンク
・仮面ライダービルド　最終話「ビルドが創る明日」

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