【ラノベ】同棲から始まるオタク彼女の作りかた 4巻【感想】

著:村上 凛 イラスト:館川 まこ

「わたしは……一ヶ谷先輩の、彼女にはなれないですか……?」

2019年11月の新刊。約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙の心はコミケ出陣の図。こんなオシャンティな格好で戦場に耐えられるのだろうか……。

さて、シリーズ開始時点から予期されていた妹ちゃん襲来イベント+夏コミでお送りいたします。
妹ちゃんの希咲(きさき)って名前、めっちゃ良いな……。

何とか心との同棲を隠そうと奮闘するもバレてしまい、そのいざこざを乗り越える中で希咲との和解も進む……みたいな展開だろうと踏んでいたんだけど、マッハでバレた上に実は希咲も隠れオタでせふせふ。これで勝つる!!

しかも景虎との間にあったわだかまりも思春期特有のすれ違いというだけで、あっさりと解消してしまう。
仲良し兄妹に戻れて良かったねぇ良かったねぇと思う反面、あれ、これストーリー進行早過ぎじゃね?ヤバくね?

コミケでイケメンコスプレイヤーにアプローチしようとする心を心配する景虎が完全に保護者ムーブで草。
相手の推しキャラのコスをすればアピールポイントになるっていうの本当かなー?クオリティ次第じゃねぇの……って気がするけど……。

トントン拍子で上手くいく心を見て、ざわつく景虎。そんな彼に好意を表明した三波さん。おーっとこれは厳しい時間帯です。
身バレしないように変装していても可愛いとか三波さん、ズルいな……。野暮ったい黒縁眼鏡がめっちゃ可愛いぞ。

そんな三波さんは一度は景虎に好意を伝えたものの、新人声優という立場上、付き合えないとも。いやいや、あんた、それはちょっと勝手過ぎまへんか……?生殺しも良いとこでっしゃろ……。
いや、高校1年生の女の子に冷静な判断力を求めるのがおかしいっちゃーおかしいかもしれんが……。

景虎が三波さんと付き合うことになったと報告を受け、取り乱す心。そんな心の同棲が終わりになるかも発言。
また、希咲はコミケが終わった途端、あっさりと両親がいるインドへ撤収。

うぉぉぉおおおおおおぉおおん、次が最終巻と確信する要素が次々と出て来やがるぅううううううううううう!!!!
後書きでは言葉を濁してるけど確実に終わるだろこれ……。次巻の後書きで景虎と心達の物語はこれで一区切りです、とか言っちゃうやつでしょ……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
同棲から始まるオタク彼女の作りかた 3巻(2019/07)
同棲から始まるオタク彼女の作りかた 5巻(2020/05)

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