【ラノベ】スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 11巻【感想／ネタバレ】

著：森田 季節　イラスト：紅緒

真面目な人はその真面目さを維持するために、どこかで異常なことをして帳尻を合わせていることがあるのだ。

こわい。
2019年12月の新刊。約３ヶ月の積み。４ヶ月振りの新刊。スピンオフからは３ヶ月振り。よ～し、ようやく最新刊に追いついたぞ！
表紙はアズサとサンドラ。サンドラってこんなに小さかったのか。

今回はファルファとシャルシャが家出を。作風が作風だから、そんなにシリアス度は強くないんだけど、それでも２人が無事に見付かったときはハートフルで、ついウルっときちゃいましたねぇ。

もうひとつの目玉は駅伝回かな。数話に渡ってのエピソードで、魔界の駅伝のようなものに参加することになるアズサ達。
アズサの価値観からすると、スローライフ≠何事も頑張らないというわけではないということで、がっつり走者として参加してます。あ、そうなんだ。これはスローライフの範囲から逸脱しない範疇なんだね……。
個人的には、たまでもこんなの参加したくないけどな……。応援に行くくらいはアリだけども。

巻末には新しいスピンオフ、ライカが主役の過去編『レッドドラゴン女学院』を収録。確かにそこはかとなく『マリみて』や『男塾』の風味があるかもｗ
書記四天王は一発ネタなのか、今後も登場するのか……。

次は2020年４月に12巻。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：Ａ　総：Ａ

シリーズリンク
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 10巻（2019/08）
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 12巻（2020/04）

スピンオフリンク
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました スピンオフ ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました（2019/09）

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