【ラノベ】新妹魔王の契約者Ⅹ【10巻/感想/ネタバレ】
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)
大変だよね。
「大切なものを持つ事と……そして、それを守り抜く事はさ」
2017年2月の新刊。約3年2ヶ月半週間の積み。1年2ヶ月振りの新刊。次の巻は時間が掛かるとは言っていたけど、こんなに空くとは……。
ヒロイン達に背を向けてダークなオーラを放つ刃更、という表紙の構図、めっちゃ良くないですか?まぁ、あんまり中身にマッチしたイラストではなかったのだが……。
一方、口絵の並び立つ主要メンバーはキービジュアルみが強くてナイス。
さて、斯波さんが用意した四神に立ち向かう刃更達。一歩間違えば東京が壊滅の憂き目に遭うという状況の中、大切な人達と生きていくために彼等は……。
前巻で登場したセリスはこれからも絡んでくるのかと思いきや、今回は名前のみの登場で。何故あんな思わせ振りな立ち位置だったのか……。ちょっとでも存在感が出るようにってことだったのかな。
今回は350ページ超というなかなかのボリュームで、その大半が斯波さんと四神との戦いにあてられている。このバトルがどうにももっさりしていてなぁ。延々四神だの五行相克だの地形方角だのの話をしていて、頭ん中がこんがらがるのなんの。
このシリーズのバトルってもっと面白かったような憶えがあるのだが……?
そして主従契約は破棄することの出来ない誓約へと。後書きで、これまで硬派を貫いてきた刃更達が遂に、みたいなことを言っていたけど、どこが硬派だ!いい加減にしろ!!
次は2017年11月にⅩⅠ巻、2018年5月にⅩⅡ巻。
燃:B+ 萌:A- 笑:C 総:A-
シリーズリンク
・新妹魔王の契約者Ⅸ(2015/12)
・新妹魔王の契約者ⅩⅠ(2017/11)
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KADOKAWA (2017-02-01)
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