【ラノベ】ロクでなし魔術講師と禁忌教典 17巻【感想/ネタバレ】
著:羊 太郎 イラスト:三嶋 くろね
「なぁ、イヴ。お前はどうしたいんだ?そこに家とか資格とか関係あんのか?本当に大事なのは、お前が何をするか、どう生きるか……そこじゃねーのか?」
2020年7月の新刊。積んでない!どん!4ヶ月振りの新刊。本編進行は半年振り。
表紙はイヴとその姉リディア。今回の内容を象徴するような1枚となっている。『追想日誌』6巻もイグナイト姉妹だったし、最近イグナイトフィーバー状態じゃん。
さて、ジャティスの介入によって天の智慧研究会の描いた盤面は乱された。そうか、やっぱり大導師様が魔王なのか。
で、どうもシスティーナとも何やら関係がありそうな雰囲気なんだよなぁ。
ルナとチェイスは散々利用されるだけされて、ボッコボコに。チェイスは死亡しちゃったようだし、ルナは茫然自失だしで、このままだとあまりにも良いとこが無さ過ぎるのだが、まだワンチャン汚名返上のチャンスはあるのかしら。
ジャティスは大導師様の怒りを買い、異次元に吹っ飛ばされたが、まぁそれで終わる奴じゃないでしょ。
絶対オイシイとこで「読んでいたよ」とか言って出て来るでしょ……。ってか出て来てくれ。
大導師様は見込みのある者に魔将星になれる鍵を授けてスカウトしているとのこと。古代遺跡でジャティスやアルベルトは勧誘を受けており、そこで世界の真理に触れてしまったそうな。
で、その鍵はアゼルも受け取っていて。そうか、アゼルはアゼルで自分の思惑を持って動いてはいたが、所詮天の智慧研究会の掌の上だったわけか。
最後に鍵を使った時、即座に心を飲み込まれたてたみたいだし。
リディアお姉ちゃん、過去編でギリ死亡してなかったから再登場ワンチャンと思っていたけど、既に死んでいてアゼルの都合の良い人形として再生産されていたとか、ただ死んでるより酷いやん……(´;ω;`)
イリアの正体はかつてイグナイトから捨てられた娘だった。アゼルのおっさん、ほんとドクズやないか……。
イリアは復讐が真の目的だと言っていたけど、それを果たしたからといって出番終了というわけでもあるまい。協力してくれたら心強いが……?
魔将星と化したアゼルもぶっ飛ばして不安要素がやっとひとつ消えた。イヴの魔力も完全復調して、ほっと一息……かと思いきや、そこへ飛び込んでくる帝都陥落の報。敵は《剣の姫》エリエーテ=ヘイヴン。これが絶望だと思った?ざーんねんっ!もっと絶望しろよ、と言わんばかりの引き方である。
リィエルが勝利の鍵になる感じかなぁ……?
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 16巻(2020/01)
・ロクでなし魔術講師と追想日誌 6巻(2020/03)
・ロクでなし魔術講師と追想日誌 7巻(2020/10)
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 18巻(2020/12)
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