【特撮】仮面ライダーゼロワン　第40話「オレとワタシの夢に向かって」【感想／ネタバレ】

「仮面ライダーゼロツー……それが俺の名だ！」

ゼロワンドライバーを奪われ満身創痍の或人。追い打ちを掛けるアークの襲撃によって、社長の生命は……。
或人の死、続く垓、唯阿、不破さんの死。皆、変身する猶予すら与えられず無残に殺されていくショッキングな映像が続く。

実はこれ、或人がイズに頼んで模索していたアーク攻略のための未来のシミュレーションだった。
ミスリードを誘う見せ方だったが、これはちょっと伝わり難いんじゃないかなぁ？途中から妙に冗長な回想シーンを挟むな……と思っちゃったし。

一方、シンギュラリティに達したイズが或人の死体にすがりつくシーンは鶴島さんが迫真の演技を見せてくれましたね。
これまで淡々と発言していたイズが声を震わせるのは胸にクるものがある。

或人とイズが絶望的な状況でもアークに立ち向かう構図を強調したかったんだと思うけど、横で迅がもう駄目だとか無理だとか言ってるのが悪目立ちしちゃってない？迅がヘタレ過ぎに見える……(´･ω･`)

イズとゼアのリンクで、ゼアは再起動。或人のプランを実現化し、新たに生み出されたのは飛電ゼロツードライバーとゼロツープログライズキー。
玩具的にはゼロワンドライバーのカバーパーツを外して、ゼロツードライバーユニットを装着する構成なんだけど、劇中で新しくドライバー丸ごと造ったような描写でしたね。
アークが持っていったドライバーはどうなったんだろうか。

令和の１号ライダーの最終フォームは仮面ライダー２号モチーフということか。その発想は無かったよね～。
昨今の最終フォームといえば取り敢えず見た目ゴテゴテなデザインがお約束だったが、今年はとにかくシンプル。正直、映画限定フォームとか言われても納得してしまいそうなくらいスッキリしてる。

そうなんですよ、『ゼロワン』が発表されたときはサブライダーや映画限定ライダーでゼロツーが出て来ることはあるかと思ったけど、まさかパワーアップフォームとして登場するとはな……。

アークゼロの予測を上回る動きで圧倒的な力を見せつけるゼロツー。必殺技ゼロツービッグバンはフォントの種類も変わってましたね。
パワーアップまでの流れはほぼほぼ文句無しのゼロツーだが、いかんせんこの形態だと「ｾﾞﾛﾜﾝｾﾞﾛﾜﾝｾﾞﾛﾜﾝ……」で始まる主題歌を流し難そうなのがネックなんだよなぁ……。

ひとまずアークゼロは撃退出来たが、衛星が滅びない限りアークは何度でも復活すると告げる滅。そんな滅とは次回共闘しそうなんだけど、ここからどういう流れでそうなるんだろうか。
滅も自分の夢を見付けるってことかな。

7/29には次のライダーの制作発表会があるとのこと。『ゼロワン』の制作発表もこの時期だったので放送延長のセンはほぼ消えたと思って良さそう。

燃：A+　萌：B+　笑：Ｃ　総：A+

エピソードリンク
・第39話「ソノ結論、予測不能」
・第41話「ナンジ、隣人と手をとれ！」