【漫画】トクサツガガガ 20巻 豪華小冊子付き特装版【最終巻/感想/ネタバレ】
作:丹羽 庭
「去年と同じことしかしてませんね…」
「来年も同じことしてる自信ある」
それな。
2020年8月の新刊。
いよいよ完結。何とかダミアンをショーへと誘うことに成功した仲村さん。圧倒的なクオリティのショーがダミアンの心を溶かしていく……。
やはりダミアンの再生が最後のエピソードとなっており、1冊ほぼ丸々ショーのお話となっている。
ダミアンの心情、ショーの展開、獣将王ラストの盛り上がりが重層的に重なり合って進行するのエモエモのエモなんだよなぁ……。
ダミアンの名言ノルマ、最後にもう1回くらい欲しかったな。
タツさんが要所要所で的確なフォロー飛ばしてくれるの有り難い。窪田さんのフォローも相変わらずきっちりしてるし、脇役男性陣への信頼感が凄いぞ。
任侠さんはちびっこ達にやくざって呼ばれちゃうの可哀想w
ショーの司会進行のお姉さん可愛いな……。大きい声出せとか煽られたい……。
巻末には皆がその後どうなったかが断片的に紹介されている。
マイちゃんが自宅で出来る教室を開こうとしてるのヤバそう過ぎて草。あの子の性格上、絶対トラブル起こすでしょ……。旦那さん、よっぽど寛容な人なんだろうか……。
チャラ彦の圧倒的人生充実感凄ぇ……。
仲村さんと吉田さんのなーんも変わらん関係性、めっちゃ良いんだよなぁ……。
最後には獣将王のエピローグも。まったこれがドチャクソにエモエモのエモでなぁ。ゲンカが帰ってきたのも良い……。語彙力……orz
小冊子は超全集と銘打たれており、いわゆる解説本となっている。本家ほどの濃密な内容ではないが……。
呉越同舟ツゴーアウジャンだいすこ。
ビッグコミックスピリッツに掲載された対談も収録。紙ふろくの設計者さんのお話は面白かったですね。親が喜ぶような紙の素材感を活かしたものなど子供には一切与えるつもりは一切無いって言い切ってるの笑うわw
総評
そんなわけで全国の特オタの共感が止まらない『トクサツガガガ』全20巻、これにて完結。単行本だけだと足掛け5年9ヶ月。
東映ニチアサ民としてはとにかく読んでいて共感の嵐しかなくて毎巻吐きそうになってました。
任侠さんが他人と思えなくて辛い……。
しかし、こんなニッチな内容でよく20巻も続いたなよなw
また劇中のストーリーと劇中作の内容がシンクロしながら進行していく手法が何回も言うけどエモエモのエモなんですよ。
完結記念にドラマ2期やってくれんかしら……。
燃:A+ 萌:A- 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・トクサツガガガ 19巻(2020/05)
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