【ラノベ】回復術士のやり直し8 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~【8巻/感想/ネタバレ】
著:月夜 涙 イラスト:しおこんぶ
「ああ、頑張ってみせるとも。何があろうと俺は俺だ。たとえ、生まれ変わってもそれは変わらない」
2020年7月刊行物。約3週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。『暗殺者』4巻からは3ヶ月振り。
表紙はケヤルガとエレン。エレンもそうか、ノルンとしてしか表紙に出たことなかったか。
セツナ、地味に口絵登場率が高くないか?口絵に抜粋し易いシーンが多いから必然的にそうなるのかな。もうちょっと各ヒロインがバランスよく出れると良いんだけども。
さて、ブレットとの最終決戦である。化かし合いに次ぐ化かし合いで、先の先を読んでも更にその先を読んでくるブレットが恐ろし過ぎる。
新生ジオラル王国の中に黒い化物が潜んでいないか、【回復】とグレンの嗅覚でチェックするケヤルガ。ダブルチェックの大切さを教えてくれるやん。
同盟を組むことになったエンリッタ王国の水の都、めっちゃ美しそうじゃん。行ってみたいね。
カスタ王子も負うべきリスクを負える良い奴だし、死んでほしくないなぁ……。
カラドリウス、グレンを見てめっちゃ言葉を濁してくるの草。ってか雌だったんか。煽り耐性無さ過ぎるの笑うでしょ。
いや、神鳥だから煽られることなんて普通は無いんだろうけどw
グレンはグレンで家族という言葉を聞いて無意識にケヤルガの事を思い浮かべるの可愛いな……。
いざとなったらイヴの心臓を抉って世界を巻き戻せば良いと言っていたものの、2週目の世界で出会って愛し合った女達を失うという選択肢は無いと言い切るケヤルガが格好良い。何やかんや言いながらフレイア達の事を大切に思ってるんだよな……。
ブレット、遂にはケヤルガが世界を巻き戻していることまで看破するとは凄まじいスペックである。
一方、エレンもケヤルガが世界を巻き戻したこと、自分がノルン王女であることを察する。人格が最早エレンベースになっているので、急に敵対関係になるということはなかったか。せふせふ。
ブレットへの復讐は彼自身を幼い少年の姿にまで巻き戻すこと。ここから男に掘らせる計画のようだけど、ブレットは受けに回るのはNGなんだろうか。
四肢を壊して封印したそうだが、これ以上脅威として立ちはだかることは無いのかな。記憶自体は残っているから迂闊に活かしておくとヤバそうじゃない?それともワンチャン味方になるか……?
ケヤルガはケツの穴くらい差し出すハメになるかと思ったけどなぁ。終わってみれば、さほどエグい展開にはならなかったなという印象である。
復讐が終わって見せたケヤルガの綺麗な笑顔が印象的。完全に最終巻じゃん。
次巻から黒い神と戦う最終章が始まるのかと思いきや、平和な世界に英雄は不要!という展開になる模様。うーん、これではいつまでも穏やかに暮らせないじゃん……(´・ω・`)
次は2020年9月に『暗殺者』5巻、2021年1月にこちらの9巻、3月に『暗殺者』6巻。
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・回復術士のやり直し7 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2019/12)
・回復術士のやり直し9 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2021/01)
著者リンク
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 4巻(2020/04)
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 5巻(2020/09)
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