【ラノベ】転校してきた北欧美少女が、肉便器になることを想定して備えている【感想/ネタバレ】
著:壱日 千次
『こら!扇風機オナニーは『強』でなく『弱』でしろ!将来子供が作れなくなるぞ!』
こ れ は ヤ バ い
主にМF文庫Jで活動している壱日さんがカクヨムで連載していた小説。普段、カクヨム作品を読んだりはしないんだけど、たまたま壱日さんのページを見に行った時にこのタイトルを目にして読まずにはいられなかった。
主人公、大助の家にホームステイしている少女ソーニャ。彼女は『日本の高校は肉便器を育成するための機関』という思い込みの元、どんな形で凌辱されても耐えられるように特訓を日々続けていて……。
この粗筋の時点で相当やべーんだが、出オチではなく実際にこの粗筋通りの内容で看板に偽り無しである。イカレ過ぎでしょ。
これだけ下ネタを扱ってるのに全然エロくないの逆にすごない?
とにかくクレイジーにも程がある展開の連続で、1話毎に、
・ちょっと何言ってるか理解らない
・正直引く
・強めのお薬出しときますねー
のサイクルが脳内で延々繰り返される。ツッコミ役もたちまち染まっていって役に立たねぇw
毎日、疑似ザーメンを弁当箱に詰めて学校に行くヒロインとかハイエンド過ぎる……。
最早こんなの完全にモンスターじゃん。壱日千次さんという作家を商業という名の軛から解き放ってはいけなかったのでは……。
いやしかし、やっぱり壱日さんはギャグ1本で勝負した方がオンリーワンになれると思うんだけどなぁ。
燃:C 萌:A- 笑:S- 総:A+
著者リンク
・社会的には死んでも君を!(MF文庫J、2010/11)
・ひきこもりパンデモニウム(MF文庫J、2013/08)
・魔剣の軍師と虹の兵団(MF文庫J、2015/01)
・三千世界の英雄王 厨二じかけの学園都市(MF文庫J、2016/07)
・バブみネーター(MF文庫J、2017/09)
・魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。(MF文庫J、2017/10)
・俺のお嬢様と天使と悪魔が生徒会で修羅場ってる!(MF文庫J、2018/10)
・勇者よ、たのむからオレでなく魔王さまに惚れてくれ! 絶体絶命の魔軍参謀(ファミ通文庫、2018/01)
・朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください(ファミ通文庫、2020/04)
・五人一役でも君が好き(МF文庫J、2021/07)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません