【ラノベ】エアリエル3 ~偽りの黒い椿~【3巻/最終巻/感想/ネタバレ】
著:上野 遊 イラスト:夕仁
便秘だって三日も溜めればケツが切れそうな程に固くなるのだ。一週間も溜め込んだ悩みなら脳みそぐらい余裕で裂ける。
2011年4月の新刊。約10年5ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙の清楚な黒髪美少女は新ヒロインかな?と思いきや、女装したマコトであった。よくもだましたアアアアア!!だましてくれたなアアアアアア!!
ミリアムとセットで表紙を飾るならともかく、ピンで出て来るとは……つよい。
変装したミリアムと女装したマコトがブドウを食べさせ合うピンナップ、そこはかとなくえっちでけしからんですねぇ、えぇ。
さて、今回は潜入ミッション。かつてミリアムの父が経営する航空機メーカーを廃業に追いやった人物の所有する屋敷で不正の証拠を捜すことに。
男子禁制の屋敷へ乗り込むため、マコトの秘められた才能が開花する……。あっ、これオシャレなサブタイと見せかけて女装したマコトのことなんだな?
嫌がっていたのは最初だけで、割とすぐに順応しちゃうマコトに笑っちゃう。ミリアムより色仕掛けが上手いの草。
敵地のど真ん中だというのに、マコトとミリアムは隙あらば甘酸っぱい雰囲気になりやがって……おのれディケイド!
アンジェラの気持ちも考えてあげてください。最後なんてクッソロマンチックな雰囲気で〆やがって……。
総評
そんなわけで恋と空戦の物語、電撃文庫『エアリエル』全3巻、これにて打ち切り。足掛け10ヶ月。後書きでは終わるとも続きを出すとも明言されていないが、3巻を出した後に続きはもう出さないよって宣告されちゃったのかしら。
ラブコメも空戦も今一つ突き抜けられなかったのが敗因ということかなぁ。悪くはないんだけど、これや!というほどの面白さではないというか……。
アンジェラがどんな結末を迎えたのかは気になるところではあるか。
上野さんはこの後、電撃文庫とメディアワークス文庫を行ったり来たりしながら細々と本を出していたようだけど、最後の刊行は2019年なんだよなぁ……。Twitterアカウントは普通に動いているようだけど、どっかで活動されてらっしゃるのかしら。
燃:B 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・エアリエル2 ~蒼海の熾天使~(2010/11)
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