【ラノベ】僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない【1巻/感想/ネタバレ】
著:紙城 境介 イラスト:羽織 イオ
━━待たせたな、明神凛音。
君の話が通じる相手が、ここに現れたぞ。
星海社FICTIONS2021年2月刊行物。約1週間半の積み。最近注目している紙城さんが星海社でも本を出していると聞いて。
星海社FICTIONS、独特なフォント使っとるな……。
弁護士志望の少年、伊呂波透矢(いろは・とうや)は内申点を餌にされてカウンセリングルーム登校の少女、明神凛音(あけがみ・りんね)の面倒を見ることに。凛音は推理の過程をすっ飛ばして犯人を言い当てる特殊な体質を持っていて……という連作短編集。
レーベルのカラーなのか、ダダ甘ミステリという感じではなく、苦みが結構利いているという印象ね。
開幕エピソードはちょっとLOVEに寄せていきそうな気配だったが、締めをする頃には苦みがじわっと。個人的にはもっと甘い方が好みなので、その辺は2巻の展開に期待したいところ。
真相を求めた松田先輩の結末、苦いよなぁ……。幸せになってほしい……。
燃:B- 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・僕が答える君の謎解き2 その肩を抱く覚悟(2021/09)
著者リンク
・継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない(スニーカー文庫、2018/12)
・転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?(MF文庫J、2020/03)
・シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する(MF文庫J、2023/06)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません