【漫画】パタリロ! 16巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「別人に27号も28号もブラックオックスもありますか!」
1983年2月刊行物。
まだまだ続くプララの受難。と思ったら、何故か間に『パタリロ大集合』という、これまでの流れをぶった切って全然関係無いエピソードが。何か特別なタイミングで暗い話をやるなって言われたのかしら。
この『パタリロ大集合』は7世、8世、10世と3人のパタリロが集結し、タイムパトロールと戦いを繰り広げるというもの。何だか劇場版みたいな壮大な話だな……。
7世と10世及びタイムワープの登場って、このエピソードが最後になるんだっけな。
話は戻ってプララ編。関係性はこじれにこじれて、ランダムの国外留学へ。その先で、プラズマ一家の悲劇を引き起こした大帝の幹部を殺っちゃうことになるんだから何が幸いするか分からないものである。
この幹部、とんでもないバタフライエフェクトで死ぬ羽目になったよな……。順当に追い詰められた末に死亡とかじゃないもんなw
これで後はプララの記憶喪失を治すだけ、と思いきや、今度はロボットの恋愛問題が浮上。
あまりにもシリアスになるからか、この辺、やたらギャグが小刻みに入ってたな。全然本筋進まないのほんとすき。
ショートポルノごっこ、くだらなくてほんと面白い。100ページくらい読みたい。
これで大帝編って終わりだっけな。そろそろバンコランVSバンコランが始まる時期だよな。
巻末にはバンコランが主役の番外編も。パタリロのギャグ時空に巻き込まれない限りは渋いキャラなんだよねぇ。
壮大な男達の戦いの前日譚といった感じだけど、これはあくまでもこの1本だけの前提で執筆されてるんだろうか。
燃:A 萌:A 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 15巻(1982/11)
・パタリロ! 17巻(1983/05)
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