【漫画】パタリロ! 15巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「人呼んでマリネラの貴公子!このジェームズ=ディーンを忘れたというのか!」
1982年11月刊行物。
バンコランに迫るピョートル大帝の魔の手。遂にヒューイットに名前が与えられたか。4巻から出てたよな?長かった……。
昔からの部下を裏切り者として殺さないといけないのつら……。
一方、パタリロの方にも大帝の闇が迫る。そうか、CSAの裏には大帝がいたのか。パタリロの意識を大帝から逸らすためにプラズマ一家を不幸に陥れる作戦が展開される。
ということで、ここからサブタイは1話毎に変わるが長編展開に。
『さよならアフロ』は結末を知った今読んでも相当に辛い。一切の救いが無いからな……。あのスカンキーですら匙を投げるのは絶望感が凄いよね。
ここから次々とプララを悲劇が襲う。きっかけは大帝の罠だったが、大帝と無関係の不幸もかなり多く降り掛かってきてるよな……。作者、流石に酷くない?
今更ながらプララの額のドデカい「P」って劇中の人物にはどう見えてるんだろう。相当主張してるよな……。
そんなつらつらの展開の中、ギャグと癒しを担うのがニャンコである。最初こそひょうきんな猫だったけど、どんどんギャグ要員にされて猫からかけ離れてきてるw
いつの間にかバンコランが猫語を話せるようになってるの笑うw
でも冷静に考えると、猫語が話せるのってMI6の仕事上、めちゃくちゃ有用なのでは?
プララの悲劇は今巻では収まり切らず。ふえぇ、やめたげてよぉ……。ってかダメージを受けてるのはプラズマ一家であって、パタリロは大帝の事を忘れるほどのダメージは受けていないのでは……。
アスタロト、この巻が『パタリロ』の中では初出だったのか。まさかこの先、重要キャラとして登場することになるとはw
燃:A 萌:A 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 14巻(1982/08)
・パタリロ! 16巻(1983/02)
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