【漫画】進撃の巨人 1巻【感想/ネタバレ】
作:諌山 創(いさやま・はじめ)
「駆逐してやる!!この世から…一匹…残らず!!」
2010年3月刊行物。
言わずとしれた別冊少年マガジンで連載中の超大ヒットコミック。最近完結を迎えたんだっけ?あ、何か読みて~と思いまして。
こんな大人気タイトル、紙書籍でコレクションしてもしゃーないので電子版を選択。というかそろそろ物量を考えて、電子版対応してる漫画は電子版を選んでいくか~。
作者の諌山さんはこれが初の連載だったのか。
人間を喰らう巨人の出現から100年、人類は壁の中に築き上げた僅かな空間での生活を余儀なくされていた。
壁の外の世界を探検することを夢見る少年エレンは仲間達と共に巨人と戦うため日々切磋琢磨に余念が無い。
あ、Twitterでよく見る「何の成果も得られませんでした」って画像、こんな初期も初期の内容だったんだ。くそっ、めちゃくちゃ辛いシーンの筈なのに、ネタとして擦られ過ぎた所為でちょっと面白く見えるじゃねぇか……。
巨人の生態は謎の部分が多く、人間以外の動植物には目もくれないらしい。しかもそもそも食事をする必要も無いのではないかということで。えぇ、その殺意の高さ何よ……。
それに頭部を吹っ飛ばしても再生するんか……つら……。
訓練生卒業早々実戦をやる羽目になり、片足を失うわ巨人に喰われるわとエレン、満身創痍が過ぎる……(´;ω;`)
残酷な展開の連続だけでもついつい読み進めちゃうんだが、要所要所に気になるポイントも。
一応ヒロインポジなのかな?エレンと一緒に育ってきたミカサという女の子。どうにも普通の少女という雰囲気ではない。妙に落ち着いているのは何なのか……。
エレンのお父さんが妻を亡くした後に、息子に注射を打とうとしていたのは?
一番気になるのは何の説明も無く挿入される三桁の数字。今巻の中では845→850と推移。生存している人類の数じゃないよな。増えてるし。
アニメ版OP『紅蓮の弓矢』の歌詞、めちゃくちゃ本編を反映したつくりになってたんだな。
巻末にはケーブルテレビ放送作品でよく見る、当時の時代性での内容をそのまま出してるので怒らないでね?という注釈が。え、そんなこの表現大丈夫か?みたいなシーンあったかな?グロ描写がアウトなのかな……。
そんな感じでヒットするだけのことはある面白さ。全てが絶望への振りに見えて穏やかじゃない人気作でした。このままどんどん読んでいきたいね。
燃:A 萌:C 笑:C 総:A+
シリーズリンク
・進撃の巨人 2巻(2010/07)
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