【漫画】進撃の巨人 ７巻【感想／ネタバレ】
作：諌山 創
「何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」
2012年４月刊行物。
女型の巨人包囲網。このまま巨人の真実に近付けるのかと思いきや……。
壁の内部に巨人の正体が明るみに出たら困る勢力がいるというのは想像がついていたけど、それも兵団の中にいるの!?
巨人化している敵が人間に戻って立体機動装置で移動出来るなら、最高のパワーとスピードを兼ね備えてることになるじゃん。それ、相当ヤバないか……？
リヴァイ兵長から自分で選べと言われた結果、先輩達を信頼して巨人の力を使わず逃げることに徹したエレン。しかしその結果、仲間達が次々と生命を落とすことに……。
手遅れと知りながらも巨人化して立ち向かうも敗北。いまいち巨人エレンの頭が弾け飛んだ理屈が理解らない。女型の巨人が何かやったってことか……？
人物紹介で死者にバッテンをつけた時点で今後も死者が出ることは容易に予想出来たが、まさか一瞬で１ページ目に載ってる奴が４人も退場するなんて……。しかも精鋭と言われていた人達やぞ……。非情過ぎる……(´；ω；`)
巨人が欠損した部位を修復する時間はある程度割り出されている筈だったが、女型の巨人は修復部位を限定することで修復速度を速めることが可能な様子。次から次へと人類の研究結果を覆してくるじゃん……。
手痛い損害を被った調査兵団は出発してから僅か半日で壁内に撤退する決断を。かつて幼い頃に憧れた英雄の凱旋を、エレンは羨望の眼差しを向けられる側として体験する。それはひたすらに惨めなものでしかなくて……。肉体と精神、両面からフルボッコにしてくるのやめて……(´；ω；`)
調査兵団が結果を出せなかったことで、エレンの身柄の引き渡しが決定。振り出しに戻ったどころかスタートラインより後退したのでは……。
燃：A+ 萌：C+ 笑：Ａ 総：A+
シリーズリンク
・進撃の巨人 ６巻（2011/12）
・進撃の巨人 ８巻（2012/08）
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