富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D1 旧校舎のディアボロス (富士見ファンタジア文庫)

著:石踏 一榮(いしぶみ・いちえい) イラスト:みやま 澪

「せ、先輩!」
「何?」
「お、おっぱい……とか、見えてます!」
「見たいなら見てもいいわ」
――ッッ!!
そ、そんな日本語があったんですか!?
俺に電流が走る!
学校では決して習えない素敵な単語に俺は涙を流した。
美しい日本語に感動してしまった!

美しい日本語wwwwwwwww
オッパイ!オッパイ!!

ドラマガの短編が最低位だったため、勢い余って既刊二冊を買ってきました。危うく積み本の中に埋もれるところだったが、土曜日に三巻が出るので優先消化。万が一糞詰まんかったら困るしね。

デビュー作『電蜂』は一巻打ち切り、続刊前提で始まった『SLASH DOG』も一巻打ち切りでどうなることやらと思っていた石踏さんの新シリーズ。ドラマガで紹介されていたときは、え、それ何て『デモンパラサイト』?と思ったのも良い思い出。

さて、人生初の彼女に殺され、悪魔になって生き返ったイッセーが美少女悪魔のリアス先輩の下僕として東奔西走する学園異能バトルラブコメ。
何と言ってもイッセーのスケベっぷりが面白い。彼のお母さんの弾けたリアクションも大層面白かったな。

また、中盤まではひたすら阿呆な展開が続くわけですが、お約束過ぎる神器(セイクリッド・ギア)の設定が素敵。
イッセーの持つ神器は『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』。能力が発動する度に音声が出るわけだが、最近の平成ライダーの武器を思い出すな。
こういうギミックは好きです。

リアス先輩は『紅髪の滅殺姫(べにがみのルイン・プリンセス)』という二つ名があるらしいが、それって『ポリフォニカ』のコーティの二つ名〈紅の殲滅姫〉みたいですね。

みやまさんのハイクオリティなイラストにも注目。女性陣がみんな可愛いです。つーか描いちゃいけないものが見えてるんですが!青少年の目の毒!

同時期にスタートした『H+P』と色んな意味で比べると面白い。
こちらがエロ×馬鹿×学園なのに対し、あちらがエロ×LOVE×ファンタジー。
一巻の時点で、こちらが直球おっぱいなのに対し、あちらはコスプレという絡め手のエロス。
こちらの主人公イッセーがドスケベなのに対し、あちらの主人公恭太郎は堅物。
等々読み比べると面白さもエロさも三倍増し!<勢いで書いた

後書きでは巻を重ねる毎にリアス先輩とアーシアがエロくなっていく宣言してるけど、あれ、朱乃さんと小猫ちゃんは!?

つーわけで『ハイスクールD×D』でした。予想外に面白かった。これは続きを読むのが楽しみだ。

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
ハイスクールD×D2 戦闘校舎のフェニックス(2008/12)

アニメリンク
ハイスクールD×D 第1話「彼女、できました!」

イラストリンク
竜姫のヴィオラ 生贄は最強の魔物と恋に落ちて(美少女う文庫、2019/09)

富士見ファンタジア文庫

著:鏡 貴也 イラスト:とよた 瑣織/榎宮

『いつか天魔の黒ウサギ』二巻と『真伝勇伝』三巻の応募券を贈ると貰えるコラボ小冊子。

 大兎達の通う宮阪高校にライナとフェリスが購買で売られているだんごを求めてやってくるといういつも通りの展開。

 

 ヒメアの魔法も《複写眼》の前には歯が立たない模様。え、つまり『伝勇伝』組の方が圧倒的に強いってこと?

 

 流石に六ヵ月連続刊行中にこれを作るのは大変だったのか、かなり薄い。まぁ、小冊子ってこんなもんかもしれんが。

 

 後書きはまさかの手書き。フリーダムw

 

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

或る異生物使い(デイスパレイト・ハンドラー)のこと―ディスパレイト!〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:榊 一郎  イラスト:増田 メグミ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 「異生物使い」は「ディスパレイト・ハンドラー」と読みます。


  連載分をまとめた短編集が登場。表紙でテレスが見切れてる件。いくら女性向けとはいえ、何という酷い扱い……(´・ω・`)

  収録話数は九話。書き下ろし無しとか……orz

  一部ドラマガ掲載順と収録順が異なるらしい。つーか、昔のドラマガを引っ張り出してきて、それを調べていたら衝撃の事実が。第一話の冒頭でエニーネが眼鏡を掛けているという描写があるぞ!な、なんだってー!?トルクと被るから止めたのかな。

  あれ、別に順番違うところが無いんですけど……。

  文庫でまとめて読むと、エニーネが結構良いツッコミをしていることに気付く。周り全員ボケやからなぁ。ギルクリストはともかく。

  そして、やはり合間合間にちょこちょこと出てくる御説教がたまらない。

燃:B  萌:B  笑:A  総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「覚悟なんかしないんだから……絶対に……」

 

 リーリン可愛いよリーリン。

 

 さて、『コンフィデンシャル・コール』編クライマックス。バトルに次ぐバトルなんだが、盛り上がらねー。

 レイフォンとハイアの激突って、原作でもこんなサクッと終わってたっけ?

 

燃:B 萌:A 笑:C+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

まぶらほ 凜の巻 (富士見ファンタジア文庫 99-26)

著:築地 俊彦  イラスト:駒都 え~じ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、『まぶらほ』第四のシリーズはヒロイン毎にスポットを当てた中編集。トップバッターは一番人気の凜。つーか、他のヒロインの本は出るんだろうか。これ一冊きりな悪寒が物凄いするんですが。どうせなら五人とも出してほしいよな。いや、いっそ「和樹の巻」とか。絶対売り上げ、いつもより少ないやろうけどw

 

『遠州悪霊退治』

  そう言や神城家は退魔の家系だったなぁ。上手いことすりゃスピンオフで別シリーズ出来そうだよな。

 

『剣豪少女演劇不始末』

  B組と絡んで、サービス要素ありのハチャメチャエピソード。

  B組の面々の暴走っぷりはやはり楽しいが、『凜の巻』なんだから、もっとサービスシーンがあっても良かったんではないかと思う。つーか肝心のラブコメ相手の和樹が殆ど出てねーじゃん。

  いやしかし、SKHNSHSO(沙弓様に身体中ハチミツで塗りたくられて森林に放置されたまま生涯を終えたい)には吹いた。

 

『復讐血刀』

  何故か、これだけメイド編の世界の話。リーラがゲスト出演。一本目と同じく、これも真面目エピソード。

 

  そんなわけで、『凜の巻』でした。凜ファンに対するサービスというよりは、築地さんが書きたい話を書いたという印象を受けた。いや、詰まらなかったわけじゃないんだけど、タイトルからすると、もっと萌え成分が多い方が趣旨に沿うかなと思うわけですよ。

燃:B  萌:A  笑:A  総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 122-1)

作画:深遊  原作:雨木 シュウスケ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  挿絵担当の深遊さん自らがコミカライズなんて、なら買うしかないじゃないか!!

 

  一話毎の掲載ページ数が意外と多くて驚いた。少なくとも、三十ページはある。クオリティもいつもの挿絵並のものを維持しているから凄い。純粋に「漫画」として楽しめるコミカライズって、貴重なんじゃね?

  掲載話数は三話。前後編である一本目二本目はニーナメインの真面目な話。彼女の危機にギリギリでレイフォンとシャーニッドが駆けつけるシーンがアツい。

  うぉう、とか思ってたら、三本目が自由過ぎて吹いた。空気読めなくて狙撃されるハーレイが可哀相過ぎるwww

  いやぁ、全体的にクオリティが高くて素晴らしかった。


燃:A  萌:A  笑:A  総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「何のための力かってことになっちゃうだろ」

 

 今回から後半戦なのか、提供バックが変わりました。

 

 この作品では時々思うことだが、タイトルコールのタイミングおかしくね?

 

 剄脈加速薬に手を出していると噂の第十小隊との試合が迫る。その裏で暗躍する人々。

 ミュンファ可愛いな。

 本編はそんなに書くことが無いんだよなぁ。

 

 EDが新しくなりました。『愛のツェルニ』。どういうタイトルだw

 

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

富士見ファンタジア文庫,雑記

ハリウッドが『フルメタ』の実写映画化権を獲得したって噂を聞いたけど、まぢ?

 獲得してもお流れになる可能性も大いにあるっていうけど、もし実現したら出来がどうであろうと、ラノベ界が震撼するんじゃね?

 と言うかラノベ界を活性化させるためにやってほしい。

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ3 神隠しの通学路 (富士見ファンタジア文庫)

著:鏡
貴也 イラスト:榎宮

 

「あなたがいくら偉くたって……私は大兎以外には優しくするつもりはないんだけれど?」

 

 約二週間半の積み。鏡さん六ヵ月連続刊行第五弾、『いつ天』自体は隔月刊行。

 

 さて、三巻目にして、このシリーズの正しい読み方を悟りました。このシリーズは大兎とヒメアのイチャイチャと月光キュンのオラニャンっぷりをニヤニヤしながら読むのが正しいんだ!な、何だってー!?

 まぁ、冗談は置いといて。でも、そういう側面もあると思うんだよなぁ。最早、大兎とヒメアのイチャイチャは毎回のこととして、月光のオラニャンっぷりは異常。

 全国のお姉様方は胸キュンしまくりだと思うんだ。

 

 二巻の時点でも結構な風呂敷の広げっぷりだったのに、今回もまた更に広がった感じ。大兎はヒメアを守るため、強くなることを決意するが、そう簡単にいく筈もなく、どんどんアレなことに。

 

 今回も思いっきり次巻へ引っ張っています。

 

 後書きはまさかの十四ページ。二部構成て。

 次は夏頃だとか何とか。

 

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

伝説の勇者の伝説1 (角川コミックス ドラゴンJr. 140-1)

原作:鏡
貴也 作画:長蔵 ヒロコ キャラクターデザイン:とよた 瑣織

 

「私は――…美人だ」

 

 富士見ファンタジア文庫の人気ファンタジーのコミカライズがようやく登場。遅ぇよ!一体今まで何やってたんだよ!

 何かの勢いで買ってきちゃいました。

 

 取り敢えず表紙のフェリスの無駄に露出度の高い格好の意味が理解らん。原作でこんな格好したことあるんだろうか。

 

 ストーリー構成は第0話として、短編一発目のエピソードを配置。その後、長編の流れに入るという、ちょっと工夫の入った展開。

 

 作画はまぁ悪くないんじゃね?といった感じ。高望みさえしなければ十分楽しめるレベル。

 

 結論、続きを積極的に買おうと思うほどではありませんでした。中古で見付けたら買おうかなって程度。若しくは原作がべらぼうに面白かったらとか。

 

燃:B 萌:B- 笑:B 総:B