電撃文庫

メイドが教える魔王学! ~ご奉仕は授業のあとで~ (電撃文庫)
著:泉谷 一樹(いずみたに・いつき) イラスト:しゅがすく

「いやいやいや、絶対やめて!コーラがぶ飲みしている時にメントス食べさせるぐらいに絶対やめて!」

電撃文庫2013年12月の新刊。約3ヶ月の積み。『ブラックサンタとレインディア』でデビューした泉谷さんが1年振りに復活。
はいはい、魔王魔王と思いつつもメイドに罵られると聞いて。
ちなみに帯を外してもぱんつは見えません。

イラストは様々なレーベルで挿絵を描いてる泉谷さんか。電撃文庫には『ベッドルームで召し上がれ』で登場済か。

舞台は勇者や魔王が特殊資格となっている世界。家柄により魔王の資格を取ることを強制されている気弱な少年、暗上院ミカゲの元にクールなメイド、白波メリアさんがやって来たことで、彼の日常が少しずつ変わっていく……という連作短編集。

毒舌メイドとかいうから期待したのに、え、この程度で……?それにメリアさんの出番少なくない?
年上ヒロインの筈なんだけど、あんまりその要素が浮き彫りになるような展開でもないしなぁ……。

ギャグもチョイスした台詞だけは何故かやたらツボに入ったんだけど、それ以外は並程度。
もうちょいLOVEに寄せられてたら良かったんだが……。サブタイに「ご奉仕」なんていやらしい単語を付けておきながら、全然そういう展開無いじゃないか!いい加減にしろ!

次は2014年4月に2巻『~冷やしスライムはじめました~』だけど、もう買いません。俺なら、このサブタイから水着美少女+スライム凌辱的な展開を想像するが、どうせ違うだろうしなぁ……。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

イラストリンク
着ぐるみ最強魔術士の隠遁生活(このライトノベルがすごい!文庫、2014/11)

 

アニメ,電撃文庫

「私、何て言おうとしたんだろう……」

さて、アニメラストを飾るのはオリジナルエピソード。構成に三雲さんが絡んでるから、多分原作者原案なんだろう。

突如、古城達の前に現れた雪菜そっくりの少女。その言動からすると、恐らく古城と雪菜の娘と思われる。
外見は雪菜そっくりだけど、瞳の色は古城と同じなんだよな。

更には金色の〝雪霞狼〟と吸血鬼の超回復力を持ち、雷の眷獣まで喚ぶという。
「おいで」って言ってたけど、多分、文章にしたら「疾く在れ」って書くんだろうなw
那月ちゃんが謎の少女の胸を揉んで得心していたのは、固有堆積時間を読み取ったんだろうか。

完全アニメオリジナルかと思ったら、電撃の海賊本に収録されているエピソードと関係してるんだな。
なんてこったい、取り敢えず該当部分だけでも先に読もう。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第22話「錬金術師の帰還篇Ⅲ」
最終話「暁の帝国篇Ⅱ」

アニメ,電撃文庫

「変態!ド変態真祖!!」

チョロ坂さん、相変わらずチョロ可愛いな!
ということで、今回のエピソードは3話完結となります。新たに掌握するのは11番目の眷獣〝水精の白鋼(サダルメリク・アルバス)〟。まぁ、獣というか人なんだけども。

ニーナは浅葱から独立。って、浅葱の2Pカラーじゃねーかw
ちょっとズレているところがあるとはいえ、天塚相手に面と向かって言いたいことを言える夏音のメンタル頑強だな……。

そしてアニメ最終エピソードと思しき次のお話は『暁の帝国篇』。三雲さん原案のアニメオリジナルになるのかしら。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第21話「錬金術師の帰還篇Ⅱ」
第23話「暁の帝国篇Ⅰ」

コミカライズ,電撃文庫

ソードアート・オンライン プログレッシブ (1) (電撃コミックスNEXT)
原作:川原 礫 作画:比村 奇石 キャラクターデザイン:abec

(穿て、誰よりも捷(はや)く。進め、誰よりも疾(はや)く)

2014年2月の新刊。
電撃G’smagazineで連載中の人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。もうコミカライズ出来るものは何でもやろうってスタンスなんだなw

正直、特別期待してなかったんだけど、メチャンコ出来が良くて吹いた。何でこれをG’smagazineでやってんだよ、電撃文庫MAGAZINEか電撃大王でやったら良かっただろw
アクション描写は迫力あるわ、ツンモードのアスナは可愛いわで。
おいおい、多々ある『SAO』のコミカライズの中で一番出来が良いじゃねぇか……。

最大のポイントは原作をそのままコミカライズしているわけではなく、アスナ視点で再構成されているところ。どこまで川原さんが噛んでいるのかは、よく判らんが。
いやしかし、視点が変わってもキリトさんTUEEEEEEEE!!

アニメ放映開始後に連載が始まったためか、ゲームのインターフェースのデザインなんかはアニメに準拠している。

そんなことより、アスナのお風呂シーンですよ。やたらエロい。肌に絡みつく濡れ髪がすんげーエロい。二階級特進と言わざるを得ない(ぉ

今回はディアベルが死亡するところまで。アニメよりも死に方がエグくなってる……。雑誌掲載アニメ、文庫、コミカライズと、この展開を見るの4回目なんだけど、それでもDOKIDOKIしちゃうな……。
そんな具合でまさかのハイクオリティ。これは続刊にも期待でござるぞ。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>(2014/07)

原作リンク
ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>(2012/10)

コミカライズリンク
ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス <001>(2012/10)
ソードアート・オンライン ファントム・バレット <001>(2014/09)
ソードアート・オンライン -キャリバー-(2015/08)

アニメ,電撃文庫

「いいから早く何か着ろ!!」

浅葱を死なせてしまった後悔で暴走一歩手前までいった古城だけど、古の錬金術師ニーナ・アデラードのファインプレーで何とかセーフ。
というわけで久し振りに浅葱のターンだ!まぁ、中身は身体を一時的に間借りしてるニーナなんだけども。

一方、事情を知らない雪菜達は宿泊合宿へ。本土の気候に合わせてブレザーを着てるんだけど、いつも夏服を着てるから違和感が凄ぇw

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第20話「錬金術師の帰還篇Ⅰ」
第22話「錬金術師の帰還篇Ⅲ」

コミカライズ,電撃文庫

アクセル・ワールド 05 (電撃コミックス)
作画:合鴨 ひろゆき 原作:川原 礫 キャラクターデザイン:HIMA

「いいか……君は私のものだ。未来永劫、他の誰にも渡さん」

2014年2月の新刊。
表紙は並び立つ《シルバー・クロウ》と『ソードアート・オンライン』の主人公キリトさんということで、ダブル主人公揃い踏みです。
表紙にまで乱入してくるとは、流石キリトさんやで!

というわけで今回はアニメでは権利関係の都合でやれなそうな『バーサス』編と、原作2巻と3巻の間を繋ぐエピソードです。
キリトさんとの戦いって、連載だと半年もやってたのか……。

チユリがブレイン・バーストをインストールするまでの下りを描いたエピソードは何かの特典小説で語られた内容を膨らませたものだそうな。元ネタあったのか。
黒雪姫先輩のテニスウェア姿可愛いな。

そして近付く黒雪姫先輩の修学旅行。これが長い長い10日間の始まり……とかいう超思わせ振りなネタ振りをしておいて、その10日間はコミカライズではバッサリカットという現実ェ……。

まぁ、コミカライズにはアニメでは出来ないことをやってほしいってのもあるし、これはこれでアリだとは思う。
次回予告で次のエピソードは原作5巻『星影の浮き橋』と確定。やっぱりアニメ2期と同期をとろうとしているとしか思えん……。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
アクセル・ワールド <04>(2013/02)
アクセル・ワールド <06>(2015/02)

アニメ,電撃文庫

「師匠の形見、渡してもらうよ!」

新章突入ということで、今度の敵は《シルバー・クロウ》だ!それはともかく、作画が結構際どくなってきている気がするのは気のせいか?
主要キャラのアップは問題無いと思うんだけど、カメラが引いたときとか、脇役の顔とかが結構キてるような……。

古城から貰ったピアスに固執するあまり、大ピンチに陥る浅葱。あの怪我の仕方は下手したら内臓ぶっぱなのではなかろうか……。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第19話「観測者たちの宴篇Ⅳ」
第21話「錬金術師の帰還篇Ⅱ」

アニメ,電撃文庫

「いわゆるノブレス・オブリージュだよ!」

ブチ切れた岡ちゃんに戸惑う万里。一方、ヤナっさんは上手くリンダ先輩にアプローチすることが出来なくて……。
それはそうと、茶道部のしーちゃん先輩がやたら可愛いから困る。

で、またもや唐突に甦る万里の記憶。あれか、今の万里が自分の存在を確立させようとすると出て来るのかしら。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第19話「ナイト・イン・パリ」
第21話「アイル・ビー・バック」

電撃文庫

ストライク・ザ・ブラッド (10) 冥き神王の花嫁 (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子

「……あのね、雪菜ちゃん。ミイラ取りがミイラになるってことわざ、知ってる?」
「え、うん。え……?」

2014年3月の新刊。約5日の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、今回はヴァトラーから古城の元に褐色肌美少女セレスタ・シアーテが送られてくる。
記憶を無くした彼女は、どうやら神の巫女らしく……というお話。

アニメで描かれたエピソードに関連するキャラの出番が心持ち多めな気がするのは気のせいかしら。

牙城お父さんが凪沙を連れて里帰りしてしまったため、古城と雪菜はマンションに2人っきりで取り残されることに。髪をざっくりまとめた雪菜可愛いな。
にしても何で10巻にもなって、今更ベッタベタなラブコメしてんだよw
一方、今回終始蚊帳の外の浅葱さんェ……。

今回掌握するのは一番目の眷獣、〝神羊の金剛(メサルティム・アダマス)〟。霊媒になったのは、ここにきて夏音ということで、すっかり忘れてたわ……。
ということは今回のゲストヒロインのセレスタも忘れた頃に霊媒になるんだろうか……。

そして戦い終わって、ヴァトラーの元に居る六番目と十番目のシーンが。彼女達の中には、まだ眷獣って残ってるんだっけ……?
〝原初〟に吸収されてないってことはそういうことになるのか。

これで掌握した眷獣は7体。凪沙の中に1体として、あと4体か。最後の方は一気に掌握するかと思ってたけど、このペースなら多くても1冊につき1体の掌握の流れのままいくみたいだな。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
ストライク・ザ・ブラッド9 黒の剣巫(2013/10)
ストライク・ザ・ブラッド11 逃亡の第四真祖(2014/09)

電撃文庫

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)
著:時雨沢 恵一 イラスト:黒星 紅白

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に心を占められている。

2014年3月の新刊。約3日の積み。隔月刊行。
さて、首絞めの真相が明らかになる第2巻。今回もカバー裏は劇中作『ヴァイス・ヴァーサ』が実際にあるかのような仕上がりとなっている。

今回も中盤までは、上巻と同じく電撃文庫がどんな風に作られているかの説明が延々行われる。
応用編といった側面が強く、確定申告なんかの話も出て来る。勉強になるわぁ。
いやしかし、メモをとるって行為は超大事だよな。

似鳥とミークが向かい合っているという物凄く思わせ振りな表紙のくせに、明らかになった似鳥の正体は、主人公にファンレターを送ってきたファンの女の子だったというオチ。不思議要素ちゃうんかい!
絶対、似鳥がミークだと思うよなぁw

ってか、黒髪ロングのヒロインじゃなかったのか。しょぼーん(´・ω・`)
ラストでは新たなヒロインらしき人物が主人公に急接近。次巻は彼女の存在が肝となるのか、はたまた今回のオチのためだけのキャラなのか。

ネタバレ有の後書きに普通の後書きがありますって書いてあって、ページをめくったらすごろくがあって吹いた。どこが普通だw

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅰ -Time to Play-〈上〉(2014/01)
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅲ -Time to Pray-(2014/06)