MF文庫J

IS〈インフィニット・ストラトス〉 6 (MF文庫J)
著:弓弦 イズル イラスト:okiura

「指切りげんまん、ウソついたらクラスター爆弾のーますっ♪」

約3ヶ月4週間半の積み。6ヶ月振りの新刊。表紙は楯無さん。帯を外すと、ストッキング越のぱんつが見えます。
更に総扉ではストッキングがキャストオフ。2巻のセシリアのときもそうだったな。

さて、今回は一夏の誕生日を目前に控えて、浮足立つヒロイン達の巻。ヒロインの中にはちゃっかり蘭も入っていて……。
こりゃ、やっぱり後々レギュラー入りするな。

一夏の誕生日は奇しくも、IS高速機動バトルレース、キャノンボール・ファストが開催される日でもあった。
そこへ再び現れるサイレント・ゼフィルス。
ストーリーが進むのはここと最後くらいで、およそ8割以上がラブコメで構成されてます。そりゃヒロイン5人+αが居りゃ、そうなるわな。

一夏は女の子相手に平然とアイスの食べさせ合いっこを提案するが、それ、男相手でもやるつもりなのだろうか……。

ラストは、織斑マドカと名乗る千冬姉そっくりの少女が現れて続いている。
おいおい、200ページちょっとしかない薄さで、そんな引っ張り方アリかよ……。

後書きによると、アニメDVDの特典の書き下ろしは再録無しらしいけど、またまたぁご冗談を。
2011年4月発売の7巻ではあのキャラの妹が新登場するらしいけど、誰の妹だろうね。とっくに出てますが。

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
・IS〈インフィニット・ストラトス〉⑤
・IS〈インフィニット・ストラトス〉⑦

MF文庫J

ミカヅチ3 (MF文庫J)
著:榊 一郎 イラスト:中村 龍徳

「紅蓮君。一つ覚えておいて。君が依って立っている価値観は絶対でも何でもないの。それは恐らくは君がしばらく御厄介になっていた笹原家の価値観なのでしょうけれど、時代や場所によってそんなものいくらでも変わる」
「だから自分は正しいってのか」
「違うわ」
「私が正しくないように君も正しくないのよ。正しいなんて所詮、幻」
「覚えておいた方がいいわ。正しさにすがる者は、やがて自らの正しさを担保する為に、他人のすがる正しさを否定する様になる」

約1ヶ月3週間半の積み。9ヶ月振りの新刊。そんなに空いてたのか。まぁ、複数シリーズ同時進行しまくりんぐだからなぁ。

さて、第2エピソードにして早くもヤドリギが組織的に動いている気配が漂ってきました。いや、漂ってきたってか、確定なんだけども。
これが変身ヒーローのお約束なのか?今一つ、どこがお約束なのか、よく理解らないんだよなぁ。
何にせよ、実は敵も組織で動いてるってのが判るとZOKUZOKUするよね。

今回は一応、1冊でエピソードとしてのキリはついているけど、今後へ引っ張る要素が色々と。
特に琴音のヤンデレ化気配が怖過ぎる。単純にヤドリギ化ってオチではなく、それを越える絶望が仕込まれてそうでなぁ。
まぁ、死ぬってことはないと思うけど。

いつも通りの高水準で安定した面白さでした。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
ミカヅチ <2>(2010/05)
ミカヅチ <4>(2011/09)

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリア ③ (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:こよか よしの 原作:赤松 中学 キャラクター原案:こぶいち

「アリア!お前は独唱曲(アリア)だ!」
「そうだ!そうなんだろ!でもな━━━━」
「俺が…BGMくらいにはなってやる!!」

原作1巻クライマックス、理子との決戦です。あれ、アリアって、こんなに可愛かったっけ……?
コロコロ変わる表情が楽しいです。
つくづく『AA』のときとはテンションが違うなぁ。

このまま完結してもおかしくないところで終わってるけど、まだ続く筈。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリア <Ⅱ>(2010/08)
緋弾のアリア <Ⅳ>(2011/07)

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリアAA(1) (ヤングガンガンコミックス)
原作:赤松 中学 キャラクターデザイン:こぶいち 漫画:橘 書画子(しょがこ)

「武偵は常在戦場。もし、あたしが敵だったら頭に風穴あいてたわよ!」

MF文庫J原作、アニメ放送を控えたバトルアクションラブコメのスピンオフコミカライズ。ヤングガンガンで連載中。
コミカライズオリジナルキャラクター、間宮あかりの視点で描かれる。本編とのリンクもあり。
「AA」は「ダブルエー」と読みます。まさか「エーエー」って読んだ奴居ないよね?
由来はアリアとあかりのイニシャルだと思われ。

コミカライズオリジナルキャラもデザインはこぶいちさんがやっているっぽい。
雑誌掲載時のカラーページをそのまま再現という豪華仕様みたいだな。

あかりは武偵校強襲科1年。憧れのアリアに上級生下級生ペアの特訓制度、戦姉妹(アミカ)を申し込む。
持ち前のスキルを活かして何とかアリアに自分を認めさせたあかりだったが、戦姉妹の毎日は大変なことばかりで……というお話。

原作だと強敵に苦戦して、キンジと共に何とか危機を乗り越えてるイメージのアリアだけど、このスピンオフではメチャンコ強いヒロインとして描かれている。
だから、もしかしてパラレルワールドなのかと思ったんだけど、ちゃんと原作とリンクしている。時系列としては1巻直前からのスタートとなっている。

まずはアリアとあかりの関係性、それからあかりの友人のヤンデレ娘、志乃との激突を描く。ヤンデレである以前にただの変態でしたが。
名字からして佐々木小次郎の子孫なんだろうな。

この志乃も誰かと戦姉妹の契約を結んだみたいだが、多分既存キャラの誰かなんだろうな。白雪か理子あたりかなぁ。

いやしかし、この人、黒髪ストレートにストッキングと実に素晴らしいビジュアルをしていらっしゃる。

原作からのキャラとしては扉絵に白雪と理子が登場済み。本編にはレキと風魔が登場。風魔とか、また斜め上なところを……。
風魔出すくらいなら中空知さんをですね……。

そして本編主人公キンジが強襲科に戻ってきたところで続く。あかりもヒステリアモードの餌食になるのだろうか……。

ところで戦兄弟の制度はないんですかね?あっても誰得だろうけどな。
ってなわけで、今後が期待出来そうな『AA』でした。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリアAA <Ⅱ>(2011/07)

ノベライズリンク
緋弾のアリアAA(MF文庫J、2015/01)

コミカライズリンク
緋弾のアリア <Ⅰ>(2010/04)
緋弾のアリアちゃん(2012/05)

アニメリンク
緋弾のアリアAA 1弾「もう一人のA」

MF文庫J,コミカライズ,漫画,角川スニーカー文庫,雑記,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。
電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 05月号 [雑誌]

それから、漫画は、

・天体戦士サンレッド <12>
天体戦士サンレッド(12) (ヤングガンガンコミックス)

の計1冊。コミカライズは、

・緋弾のアリアAA <1>
・ダンタリアンの書架 <2>
緋弾のアリアAA(1) (ヤングガンガンコミックス)ダンタリアンの書架 (2) (角川コミックス・エース 84-4)

の計2冊。

メディアミックスの話なんかは電撃文庫MAGAZINEを読んだときに。

MF文庫J,アニメ

 「いつもの髪型の方が似合ってるぞ。誕生日おめでとう」

こんなんされて一夏のこと好きにならないとか無理ゲー過ぎんだろ……。一夏、罪作り過ぎやで……。
サブタイは「ユア・ネーム・イズ」と読みます。

さて、命令違反を承知の上で、一夏の仇討ちと言わんばかりに銀の福音に立ち向かう箒達。
うっわー、『紅椿』かっけーな。デザインと言い、近接戦闘スタイルと言い、男の浪漫の塊だよなぁ。

ピンチに『白式』の力で復活した一夏が駆け付けて、ラストバトルへ。ようやく1話のアバンへ繋がった。
ここでOPを挿入曲に持ってきたらGJだったんだけどなぁ。水着回で使っちゃったしな……。

エピローグではろーらいずビキニでエロ可愛い箒とイチャイチャしているところに、セシリア達に乱入されて、実にラブコメっぽい幕引き。
そこでOP流すなら、そのままEDに突入しろよ!何で普通のEDに切り替えんねん!

総評

ってなわけで、MF文庫J原作ハイスピード学園バトルラブコメ『IS〈インフィニット・ストラトス〉』全12話でした。
構成としては原作3巻までを1巻につき4話ずつという構成で丁寧に描いた感じ。ほぼ忠実になぞったよな。まぁ、3巻が上手い具合に最終回っぽい展開だったからこそ出来たんだろうけど。

いやしかし、まさか、ここまで爆売れするとはな……。売れ線要素を沢山内包してるし、全体のクオリティもなかなか高かったとは思うけども。そこまで売れるって印象は無かったよなぁ。

こんだけ売れたんだから、当然2期やるよな?
取り敢えず、来週はこの時間に『けんぷファー』特別編です。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
IS〈インフィニット・ストラトス〉2 第1話「一夏の想いで」

MF文庫J,アニメ

「それがお前の強さなのか?だからお前は強いのか!?」

さて、銀の福音を止めるため出撃する一夏と箒だったが、一夏は箒を庇って負傷してしまう。
一夏が撃墜された直後の回想シーンって明らかな手抜きだよなぁ。制止画の千冬姉がすーっと動いていくところ。

もっと昔の回想シーン。箒の、一夏との思い出。そら、あんな態度取られたら好きになっちゃうわ。
つーか、一夏がちっちゃい頃からタラシだから困る。

いやしかし、『紅椿』かっけーな。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)
IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)

MF文庫J,雑記,雑誌,GA文庫

3/23から4/6に延期していたGAマガジンクリエイターズVol.2が発売になったので買ってきました。
ついでに、新刊コーナーを覗いたら、イレギュラー発売日4/8になっていた、

・IS〈インフィニット・ストラトス〉⑦
GAマガジンクリエイターズ Vol.2IS〈インフィニット・ストラトス〉 7 (MF文庫 J ゆ)

がフライングしていたので、それも購入。らっき、手間が省けたぜ!

MF文庫J

みんなでぺろぺろ筒隠さんちの月子ちゃん!

一見、全プレと見せかけて、抽選なワナ。まだ全プレを実施するほどには売れてないのかなぁ。
ともあれ、当選したぜわっしょい。

内容は有名絵師さんのプチイラスト集+α。
参加絵師さんはMF文庫J『この中に1人、妹がいる!』のCUTEGさん、ファンタジア文庫『神さまのいない日曜日』の茨乃さん、HJ文庫『六畳間の侵略者!?』のポコさん、あと、何してる人かよく判らない天夢森流彩(てんむしんりゅうさい)さん。
チョイスの基準が全く理解らない……!
加えて文庫収録イラストの湯気無しバージョンが。

よくよく考えたら、これって同レーベルの『えむえむっ!』が文庫巻末でやっていた企画そのものなんだな。モノクロとカラーの違いはあれど。

そして、さがらさんのコメントが大変酷い件。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

MF文庫J

緋弾のアリアVIII 螺旋の天空樹(トルネード・ハイ)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「━━アリアはキミに、恋してる」

約3ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。サブタイは「トルネード・ハイ」と読みます。
え、表紙誰……?って思ったら、新キャラのワトソンなのね。ヘソチラな上に、はいてない疑惑とはけしからんな。でも、あんまりエロさを感じさせないな。健康的な色気というか。

口絵ピンナップはヒロイン勢のコスプレ祭り。理子1人だけで片面全部を使ってるのが納得いかないw
みんな可愛いけど、3/4はイメージ画像だよ!

さて、イ・ウーを潰したため、『師団(ディーン)』と『眷属(グレナダ)』の争い、極東戦役に巻き込まれることとなったキンジとアリア。
化け物クラスの敵が次々と姿を現す。そんな奴等にアリアの中の『殻金七星(カラガネシチセイ)』が奪われて……というお話。
暫くは奪われた『殻金七星』を取り戻すのが話のメインになるのかな。

今回は武偵校が文化祭直前。文化祭と言っても修学旅行と同じく、ただの遊びというわけではない。
コスプレ喫茶でも、本当にその役になりきらないといけないらしい。服装も汚しをわざとつけたりと、リアリティを求められる。文化祭でコスプレ喫茶なんていうと、物凄くフィクションでありふれたネタなんだけど、こういう形で捻ってくるのは面白いな。

白雪はチャイナドレスを放棄して、教師をチョイスしたが、エロさがチャイナとどっこいどっこいな件。
前半の挿絵を抑えて、コスプレシーンで一気に3連続で挿絵を持ってくる構成は空気読み過ぎと言わざるを得ない。
一番可愛いのはウエイトレス姿のジャンヌ。異論は認めない。

で、遂に現れるワトソンの子孫エル・ワトソン。彼はアリアの許嫁を名乗るんですが、

また男装少女か!!

もうええわ!そのパターン飽きたよ!しかもバラすん早ッ!!
良いじゃない、男の新キャラ増やしたってさあ!もう十分、不自然なくらい女の子だらけじゃん!

アリアに妹が居ることが判明したけど、いずれ出て来るのかなぁ。
個人的には中空知さんの更なる活躍に期待したいのですが。

武偵娘と書いてブッキーと読むらしいが、キュアパインを思い出したのは俺だけではない筈だ。
ガオガオ吼えるで、『百獣戦隊ガオレンジャー』ネタかと思うのは穿ち過ぎかなぁ。
また、スピンオフコミカライズ『緋弾のアリアAA』が連載中のため、理子がヤングガンガンを読んでいる描写があります。
あと、芸が細かいを略してゲイコマって言うのって一般的なんだろうか。

おっと、忘れるところだった。キンジが理子にやったお尻ペンペンについてkwsk
次は2011年3月に『緋弾のアリアⅨ 蒼き閃光(スパーク・アウト)』。もう出てます。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A