電撃文庫

トリックスターズL (電撃文庫 (1174))

著:久住 四季  イラスト:甘塩 コメコ

 

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。


  この本が出た頃って、『DEATH NOTE』全盛期じゃね?別に、そんなん関係無いか。

  さて、前巻で周が女性であることは判明したので、今回はイラストあるかなと思ったんだけど、一切無し。それどころか、未だに男なのか?と思わせる描写だらけ。つーか、凛々子との絡みは、どう見てもガチ百合です。本当に有り難う御座居ました。いや、何だか微笑ましくて良かったけど。

  今回もなかなかに面白かった。取り敢えずの解答を示して、エピローグでもう一回ひっくり返すのが、このシリーズのデフォルトなんだろうか。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

電撃文庫

そらいろな (電撃文庫)

著:一色 銀河  イラスト:古夏 からす

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  電撃文庫。『想いはいつも線香花火』の一色さんの新作。中堅やや下みたいなイメージがある作家さんやけど、十年近いキャリアがあるとか。って、本が十冊も出てないんですが……。兼業なのか?

  さて、スポ根野球小説です。はいはい、総扉ののメイド姿に釣られた俺の負け。古夏さんの絵って、全然上手いと思わへんねんけど、何か吸引力あるんだよなぁ。

  で、ラノベ界では珍しいスポ根ものですよ。まぁ、少ないっつっても、最近増えてきてるみたいやけど。『銀カレ』とか『ポチのウイニングショット』とか『暴風ガールズファイト』とか。

  まず読み易かった。そんで、アツかった。だからって野球に対して興味が湧くわけじゃないけどな!

  それとヒロイン天音先輩。中学生体型。( 0M0)<ヤハリソウイウコトカ!

 

  ラブコメとスポ根の比重が良い具合なので、気持ち良く読める。もうちょっとLOVE寄せしても良いかなという気もするが。

  そんなわけで、『そらいろな』でした。続き出たら買うよー。


燃:A  萌:A  笑:C  総:A

ドラマ,電撃文庫

「僕にとってのご主人様はモモだけなんだ」

 

 師から、彼がかつて仕えていた死神の居場所を聞き出し、その死神バラードを訪ねるダニエル。

 バラードは一人の少女との触れ合いの中で心を芽生えさせ、モモと同じく運命を変えてしまい、投獄されていた。

 彼は言う。決して心は無くならない、と。

 

 ダニエルは決死の覚悟でモモを説得。何やかんやでモモは心を取り戻す。

 

 中途半端なクオリティのCG使いまくって予算大放出とかモモの罪が軽過ぎるとか、突っ込みどころは色々あるが、割と綺麗にまとまっていたんではないかと思う。

 

総評

 そういうわけで、あちこちで黒歴史扱いされている実写版『しにがみのバラッド。』でした。モモの外見が違和感バリバリだが、三回くらい視たら感覚が麻痺するので無問題でした。

 

 ストーリーもべらぼうに悪いわけでもなく、エピソードによっては普通に楽しんでいた俺が居る。

 

 結論、言うほど酷い内容でなかったと思います。再放送の影響でラノベの実写化ブームがきたりは……しないか。

 

燃:C 萌:C+ 笑:B 総:B

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ (角川ビーンズ文庫)

著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

「言いたかったこと、言えなかったことがたくさんある」
「だから、話をしよう。たくさん、たくさん。彰子に、聞いてほしいんだ」

約2ヶ月1週間の積み。4ヵ月振りの新刊。普通のペースに戻ったな。
通算25巻、玉依編第5巻にして完結巻。

さあ胃のキリキリが止まらなかった玉依編も遂に完結です。覚悟して読んだら、思ったほどの鬱展開ではなかったので、ほっとした。
鬱を次の長編までひきずったら、どうなっていたことか。

次は短編集ではなく、長編第6章だそうです。あれか、ザビでは晴明編をやっているから、短編のストックが無いとかそんな理由か?

また、そろそろ巻数が増えてきたから、次の章は新規読者が入り易いように明るめの話にすると言っているが、嘘だよね?

サブタイトルも言葉を使い回すと言っているけど、前もそんなこと言って結局被ってないじゃん。僕は結城さんを信じてる!

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

トクマノベルスEdge,ファミ通文庫,雑記

 二年前にファミ通文庫から『声で魅せてよベイビー』でデビューしたものの、一巻打ち切りを喰らった木本雅彦さんがトクマノベルスEdgeに登場していてビックリしました。

 生きてたんだ……。

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの競演 ハルヒコミックアンソロジー (角川コミックス・エース 116-2)

原作:谷川
流 キャラクター原案:いとう のいぢ 編:少年エース編集部

『ゼロ使』に続いて、『ハルヒ』にも公式アンソロジーが登場。

 

 表紙はのいぢさん絵を意識したぷよさんの絵。そう言われたら確かにそう見える。

 口絵には豪華執筆陣を揃えています。どう見ても釣りです。本当に有り難う御座居ました。ヤスさんって、どこにでも出て来るよな。

 

 各作品のクオリティは推して知るべしってところ。『ハルヒ』への愛があれば耐える。

 

 巻末には『天体戦士サンレッド』が載っていますwwwwwww

 これだけで買う価値あるわw

 

 描き下ろしかと思ったら、エースアサルト掲載だったのね。ってことはそうバンバン出るわけではないってことかな。

 

燃:C 萌:A 笑:A- 総:B

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)

漫画:ツガノ
ガク 原作:谷川 流 キャラクター原案:いとう
のいぢ

 

(なんてこった。俺はハルヒに会いたかった――――)

 

 表紙は『消失』編のハルヒ。前回が『消失』編の長門だったことを考えると、次はみくる(大)か?いや、期待させといて、思いっきり法則を無視してもっかいハルヒという可能性も考えられる。

 

 取り敢えず正統派文学少女モードの長門可愛いよ長門。作画のアレっぷりが気にならなくなるくらいの可愛さだぜ!

 すいません、嘘です。気になります。

 

 今回はエースアサルト掲載の番外編二本も収録。そりゃこんだけ描かせりゃクオリティも下がるわな……。

 

 初のキャラクターブックが出るのは結構ですが、超月刊ってどういう意味なんだ?

 またヤングエースというのが七月に創刊されるらしいが、コミックチャージってどこいったの?

 で、そのヤングエースに『ハルヒちゃん』からのスピンオフ『長門有希ちゃんの消失』が連載決定。どんだけwwwwww

 でも先行イラストの長門可愛いよ長門。

 

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

雑記,電撃文庫

『アスラクライン』の折り込みチラシで知ったんだけど、電撃萌王で周ちゃんの新作『らぶちゅー!』が連載開始ってどういうことなん!?

 また、『龍鳳院麟音』とかと繋がってるんだろうか。

コミカライズ,電撃文庫

アスラクライン 1 (1) (電撃コミックス)

作画:あきづき
りょう 原作:三雲 岳斗 キャラクターデザイン:和狸
ナオ

 

「大丈夫!!智春(トモ)には操緒がついてるよ」

 

 電撃大王で連載中のコミカライズがアニメ放映開始直前にリリース。

 

 コミカライズ決定の告知を見たときは微妙な作画と思ったんだが、いざ読んだら、全然そんなことありませんでした。

 好き嫌いは判れると思うけど、『アスラクライン』の雰囲気をよく再現していると思う。何より操緒可愛いよ操緒。特に一話冒頭。

 奏っちゃんは胸が変にデカいので、どうかなぁと。

 

 基本的に原作の流れを踏襲しているので、特に目新しい展開は無しか。

 

 今回は智春が初めて《黑鐵》を呼び出すところまで。アニメでは恐らく一話に機巧魔神の戦闘シーンを入れて来ると思うので、ストーリーをどういじってくるか気になるな。

 若しくは単に時系列シャッフルで見せてくるか。

 

 そういうわけで、コミカライズ一巻でした。入門編として最適。

 

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

電撃文庫

ストップ☆まりかちゃん! (電撃文庫)

著:菅沼 誠也  イラスト:夜野 みるら

「男は黙って貧乳だ」

 星也の友人和正の一言。良いこと言った!

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 電撃hpに掲載された短編三本に書き下ろしを加えて文庫化。巻頭と巻末には夜野さんお描き降ろし漫画が。

  取り敢えず、鞠歌はぺたんこでしまぱんということで、( 0M0)<ヤハリソウイウコトカ!

  鞠歌可愛いよ鞠歌。つーか、僕が無意識にぺたんこヒロインな作品ばっかり選んでるんだろうか。

  夜野さんの良い感じにろりぷになイラストとは裏腹に、生物の描写がグロいです。時折、読んでいて気持ち悪くなってくる。特に、瞳ちゃんの描写がグロ過ぎる。まさしく「ストップ」ですよ。

 

  そんな感じで『ストップ☆まりかちゃん!』でした。三巻くらいまでは読みたいかな。

燃:C  萌:A  笑:A 
総:B