著:千葉 智宏(スタジオオルフェ) 原作:矢立 肇・富野 由悠季
イラスト:海老川 兼武・柳瀬 敬之・羽音 たらく
「急いで、確実に、楽しみながら、進めよう」
つーわけで下巻です。ムックのときの換算だと全体の半分も収録していない筈なのに、何故か上巻と同じくらいの分厚さな不思議。
何でかと言うと、お楽しみ書き下ろしパートが沢山あるからです。
模型込みのビジュアル面で楽しむなら、断然ムックの方だが、ストーリーを楽しむなら、こちらですね。
って言うか、ムックは説明足りなくね?
結局、『OOP』でリボンズがやったのはヒクサーを仕込んだことと、本来のエクシアのマイスター候補の始末くらいか。
ビサイドはリボンズに造られたものの、彼は武力介入を行うのはイノベイドが良いと考えていたようだ。プルトーネの惨劇もビサイドの仕業。
やっとすっきりした。
グラーベがマイスターのスカウト担当だからということもあるんだろうが、他の外伝に登場した人物も書き下ろしパートで登場。世界は狭いなw
そしてフォン、レナード、デルフィーヌは今後も登場しそうだが、『OOI』に出て来んのかなぁ。
巻末にはちゃんと後書き載ってます。また、MS開発系譜も縮小版ながら掲載。勿論、4コマ『へすれてへ』も。
うん、これは面白かった。シリーズ全体の今後の展開を示唆する部分もあったし。あとは、連載中の特別編もちゃんと本にまとめてくれるのかということですね。
燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+