アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~ (講談社ラノベ文庫)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「一人スウィーツ、カッコいいネ、どれみちゃん」

2013年10月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。あれ、刊行ペースが上がった……?
表紙は勿論ももちゃん。当然、次はハナちゃんなんだろうけど、7巻どうすんだろ……。まぁ、次で完結しない保証はないが。
って、サブタイが恥ずかしいwwwwww

さて、高校2年生の冬。それは少しずつ進路という言葉が実態を伴ってくる時期……ということで、周囲が自分の未来を見定めている人達ばかりで、どれみは焦り出すのであった。

だから、こいつらバイタリティーに溢れ過ぎだろ……。ただでさえ、あれやこれやと大忙しなのに、この上、まだやること増やすとかマゾなの?
ももちゃんもスイーツ作ってるだけの現状に満足してないとか高み目指し過ぎだわ……。

そんな中、えっ、おんぷちゃんが初恋だって!?相手は誰だ!?おじさん、絶対に許さないよ<気持ち悪い
と思ったら、特に何ともなかったでござるの巻。ホッとしたというか何というか……。

相変わらず、エピソードの拾い方が上手いよね。のんちゃんの話を拾ってきたのには感動しました。
『#』40話『春風家にピアノがやってくる!』が拾われたけど、これは次巻に繋がりそうですね。

次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!
次は2014年3月に6巻か。ドラマCD付限定版もあるらしいよ!

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版(2013/07)
おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ ドラマCD付き限定版(2014/03)

 

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダー龍騎 (講談社キャラクター文庫)
著:井上 敏樹

(人間はみんな契約者なんだよ。ミラーワールドもそれと同じだ。現実の法則を映しているに過ぎん。だから願いは叶う。それが自然なことなんだ)

これが井上ベントか。

2013年8月の新刊。約1日の積み。いよいよ平成ライダーノベライズプロジェクトもラスト。
他の刊行物との調整もあったのかもしれんけど、延期に延期を重ねたよなぁ。

著者はテレビシリーズのサブライターである井上。サブっつっても、半数近くの脚本を書いてたんだな。

で、まぁ、うん、『555』を読んだ皆さんなら判り切っていたことだと思うが、エグいです。
戦闘描写、登場人物の過去と結末、全てがオリジナルよりもエグくなっている。特に北岡の病気が、よりエグい救いの無い内容に。
ベントカードの設定とか、あるわけないですねそうですねw

メインとなるライダーは劇場版からリュウガを消した構成。劇場版の脚本は井上が書いてるから、当時やりたかったことをブチ込んでいるのかもしれない。

にしても、これって普通にチビッ子が目にするような媒体で宣伝してるんだけど、とてもじゃないが子供に読ませるよう内容じゃないのは大丈夫なんだろうか……。
いや、面白いのは面白いんですよ。ただ、ニチアサの脚本に、こういう黒いオーラを染み出させるから違和感があるだけで。

これで企画発表当初に明言されていたシリーズは全て刊行されたけど、『フォーゼ』と『ウィザード』はどうなるんだろう。企画自体はあるらしいが……。

燃:C+ 萌:B- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬(2013/07)
小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~(2014/02)

ノベライズ,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬 (講談社キャラクター文庫)
著:白倉 伸一郎

「俺に前ふりはねーんだよ!俺は、最初から最後までクライマックスだからな!」

2013年7月の新刊。約4日の積み。
著者はテレビシリーズのチーフプロデューサー、白倉さん。

さて、今回はテレビシリーズの、とある1エピソードといった感じ。しかし、何故か舞台は2013年に変更されている。
それに、ハナの両親のことも判明していたりと、ストーリー終盤に近い状態かと思いきや、超クライマックスフォーム登場後だったりと、よく判らない状態。

また、イマジン達は良太郎の中に居るだけで、デンライナー内でも、その姿が登場することはない。
映像媒体では、良太郎の脳内だけで会話するわけにはいかないけど、文字媒体なら、その方が都合が良いってことか。
一々、イマジン4体の動きを描写しなくていいし。

戦闘描写がアッサリしてるのは良いんだけど、イマジンの契約者捜しに尺を割き過ぎな気がするなぁ。
もっと良太郎とイマジンの絆みたいな部分にスポットを当ててくれたら良かったのに。ゲストキャラのドラマなら、別に『電王』でやる必要無くね?って気が。

次は2013年8月に『龍騎』。これで最初に告知されたシリーズは出揃うけど、『フォーゼ』と『ウィザード』は出ないんだろうか。企画自体はあるらしいが……。

燃:B- 萌:C+ 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
小説 仮面ライダー電王 デネブ勧進帳(2020/11)

ノベライズリンク
小説 仮面ライダークウガ(2013/06)
小説 仮面ライダー龍騎(2013/08)

MF文庫J,コミカライズ,ノベライズ,ハヤカワ文庫JA,ファミ通文庫,漫画,特撮,角川スニーカー文庫,角川文庫,講談社キャラクター文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・詠う少女の創楽譜 <7>
・小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬
・部活アンソロジー1「青」
・東京皇帝☆北条恋歌 <11>
・彼女がフラグをおられたら 電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ
・桃音しおんのラノベ日記1 11歳の創作活動

の計6冊。
MF文庫Jでは、『星刻の竜騎士』『精霊使いの剣舞』『魔弾の王と戦姫』『ノーゲーム・ノーライフ』『魔法戦争』が一気にアニメ化決定。
5本同時発表とか、ふざけてんのかwwwww

蠱毒とか言われていて吹いたけど、実際に全然、別ベクトルのシリーズってわけじゃないんだよなぁ。要素的に結構被ってそう。まぁ、1冊たりとも原作読んだことないけどな。

『神さまのいない日曜日』はアニメ放送中だし、この勢いに講談社ラノベ文庫『クロックワーク・プラネット』が乗っかってきそうだよな。
著者の片割れ及び絵師のアニメ化作品が動いてる間に仕掛けたいところだとは思うが……。

メディアファクトリーは、新たにB6サイズのMFブックスというレーベルを立ち上げ。
webサイト「小説家になろう」掲載作品を書籍化するレーベルみたい。うーん、ヒーロー文庫みたいに文庫サイズだとを手を出し易いんだけど……。
まぁ、読みたい内容であればサイズなぞ関係無く買うけども。

スニーカー文庫は、背表紙リニューアル。余計なことを……。デザイン自体は悪くないんだけど、進行中のシリーズの背表紙が揃わなくなるじゃねーか!

『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』アニメはディオメディア制作で秋放送開始。だから秋開始が多過ぎるっつーの。

講談社ラノベ文庫では、『アウトブレイク・カンパニー』がfeel.制作で10月より放送開始。
『彼女がフラグをおられたら』はテレビアニメで確定。良かった、OVAじゃなくて本当に良かった……。
また、第3のコミカライズ『彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ』がニコニコ静画に登場。

『好敵手オンリーワン』は5巻で完結か。
また、スニーカーで干された新井円侍さんが『巡幸の半女神』、ファンタジアで干されたいわなぎ一葉さんが『エンゲージ お嬢様と秘書契約』で、それぞれ登場。

ボーダーは、

・know

の計1冊。
一般は、

・文庫版 豆富小僧双六道中 おやすみ

コミカライズは、

・とらドラ! <6>(特装版)
・ビブリア古書堂の事件手帖 <3>(ナカノ版)
・魔法科高校の劣等生3 入学編<3>
・ポケットモンスターSPECIAL <46>

の計4冊。
漫画は、

・ONE PIECE 巻七十一 〝曲者達のコロシアム〟

の計1冊。

アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版 (講談社ラノベ文庫 と 1-2-1)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑
 イラスト:馬越 嘉彦

「も~っと!魔女見習い、バージョンじゅうなな!」

2013年7月の新刊。約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。
遂に表紙が、おんぷちゃんのターン!!これで勝つる!!しかも今回はドラマCD付き限定版もあるぜ!やったー!

さて、タイトルからも判る通り、17歳になったどれみ達。ハナちゃんの妹ユメちゃん捜しに、それぞれの将来に向けての活動で毎日が大忙し。
だから、こいつらもモチベーション高過ぎだろ……。もっと、ゆる~く遊んでも良いのよ?

今回は挫折と再起の1冊という感じで、皆が雌伏の時といった具合。っていうか、現実厳し過ぎだろ……。
もうちょっとフィクションらしいご都合主義な展開があっても良いんだぜ……。

極めつけは、はづきちゃんの家が、あわや借金塗れになる寸前までいくという。あの家、お父さんが婿養子だったりと、ただのお金持ちに見えて、実は結構複雑だからな……。
ばあやとのお別れは涙無しには語れない。※死んでません。

そんな中、どれみを国立に連れて行くと宣言する小竹さんの格好良さよ。
今思えば、サッカーのシーンで後半戦の挿入曲は『10秒数えて』しかなかったと思う。

小竹のエピソードの絡みで、木村君とまりなちゃんもちょろっと出番があるんだけど、まりなちゃん、美少女になり過ぎだろ……。
こりゃ伊集院さんとかも凄いことになってそうだぜ……。

ドラマCDの感想は別で。
次巻もハッピーラッキー、みんなに届け!

燃:B 萌:A+ 笑:B 総:A+

限定版リンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ16

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT(2012/12)
おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~(2013/10)

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)
著:荒川 稔久(なるひさ)

「あいつはただ、好きだったんだ……誰かの笑顔が……だから守ろうとした」
「それは正義じゃない。もっと単純なことだ」
「だから……あいつは苦しかったんじゃないかと俺は思ってる」

2013年6月の新刊。積んでない!!ドン!
著者の荒川さんはテレビシリーズのメインライター。

当初は平成ライダー小説化プロジェクトのファーストラインナップに名を連ねていたのに、あまりにも延期を重ねるから、どこかからストップがかかったただの何だの憶測が飛び交っていたが、ようやく発売。
ちなみに同時発売の予定だった『龍騎』は延期しました。どんだけスケジュール狂うねんw

さて、今回はテレビシリーズの13年後を描くというストーリー。パラレルとか、そういったお茶濁しではなく、ガチで続編です。

ン・ダグバ・ゼバの死により、全てのグロンギは滅んだと思われていた。しかし、まるで何かのルールに則って犯行を行っているとしか思えない殺人事件が発生。一条さんは故夏目教授の娘、実加を相棒として、グロンギを再び追うことに……というお話。
かつての登場人物達の、その後も色々と判るようになっている。

主役は一条さんで、特撮的要素は非常に少なく、実にストイックな展開となっている。テレビシリーズでやったらガチで怒られるレベル。
絵的に地味な分、心理描写はきっちりやっているので満足度は高い。

ファンの思い出を壊さないためか、重要な役回りではあるものの、五代の出番は僅かしかない。
まぁ、その方が賢明という気もする。
個人的には、もうちょっと明確にハッピーエンドっぽい終わり方の方が好きなんだけども。
次は2013年7月に『電王』、8月に『龍騎』の予定。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A+

本編リンク
仮面ライダークウガ EPISODE FINAL「雄介」

シリーズリンク
小説 仮面ライダー響鬼(2013/05)
小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬(2013/07)

HJ文庫,MF文庫J,ゲーム,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ノベライズ,ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,新潮文庫,講談社キャラクター文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・パパのいうことを聞きなさい! <13>
・小説 仮面ライダークウガ
・犬とハサミは使いよう <7>
・おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版

それから見送っていた、

・冠絶の姫王と召喚騎士Ⅲ(ファンタジア文庫)
・バロックナイト #3 Memory of Baroque:幻象都市(MF文庫J)

の計6冊。
スーパーダッシュでは、スーパーダッシュ&ゴーがwebオンリーに。早くもポシャってんじゃねーか!言わんこっちゃないwwwwww
と思ったけど、1年以上は続いたのか。

HJ文庫では『おれと彼女の絶対領域』が完結してるのに、ドラマCD化。しかも阿澄佳奈さんが1人で全ての音声を担当するという、よく理解らんコンセプト。
あれか、コンセプトありきで、オリジナルストーリーでやるのは手間が掛かるから、ラノベから適当な原作を拾ってくるかってことなのか。

講談社ラノベ文庫では、『クロックワーク・プラネット』がシリウスでコミカライズ決定。
シリウスとか、何とも中途半端なところだな……。

更に、MF文庫J『まよチキ!』でお馴染みのあさのハジメさんが、たにはらなつきさんと組んで新シリーズ『桃音しおんのラノベ日記』を開始するそうで。
いきなり単独サイトが作られていて吹く。
ラノベ文庫は流石、資金力が違うなぁw
まぁ、タイトルにラノベって入ってるから買うけども。
ボーダーは、

・十二国記 不緒の鳥

の計1冊。
一般は、

・文庫版 キケン

の計1冊。
コミカライズは、

・犬とハサミは使いよう <2>
・ポケットモンスターSPECIAL <45>
・冴えない彼女の育かた ~egoistic lily~ <1>

の計3冊。

ノベライズ,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダー響鬼 (講談社キャラクター文庫)
著:きだ つよし

「どういうわけでお主はそんな姿になれるのじゃ……?」
「え?やあ、どういうわけでと言われても困るんだけど。なんていうか……鍛えたらこうなった?」

2013年5月の新刊。約2日の積み。
著者のきださんは、テレビシリーズ前半のメインライターで、かつ『ウィザード』のメインライターでもある。
よく執筆する時間があったな……。

さて、メインライダーであるきださんが著者ということで、残念過ぎる結末を迎えたテレビシリーズを補完する内容だったりしないかなーと思っていたら、まさかの「仮面ライダー響鬼VS変身忍者嵐」だったでござるの巻。どういうことなの……。

元々、『響鬼』の世界観が『変身忍者嵐』をベースにしているようなもんだから、絡ませ易かったというのがあるのかな。
その辺の内情が複雑に絡み合っていて、ややこしいの何の。それに加えて、昨今のヒーローリメイクの風潮が融合したのか。

舞台は江戸時代。ヒビキ達の祖先にあたる鬼達と変身忍者嵐の共闘を描く。劇場版みたいな残念な内容だったらアレだなーと思ってたんだけど、存外綺麗にまとまっていて驚いた。

テレビシリーズで登場していた要素の片鱗が所々に見えているのが面白い。鬼の鎧とか式神の炎の鷹とか。

劇場版は、本編のそっくりさんが過去で活躍するって展開だったけど、本作はヒビキやイブキが登場するものの、そのキャラクターは全然違う

元々、『響鬼』の世界観が『嵐』を参考にしているので、全く違和感無く混ざっている。
『嵐』の方は全く知らないんだけど、知っていたら、もっと楽しめるのだろうか……。

次は2013年6月に『クウガ』と『龍騎』、7月に『電王』です。『クウガ』は本当に出るんだろうな……。

燃:A 萌:B 笑:C 総:A

シリーズリンク
小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界 ~レンズの中の箱庭~(2013/04)
小説 仮面ライダークウガ(2013/06)
小説 仮面ライダーウィザード(2014/10)

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~ (講談社キャラクター文庫)
著:鐘弘 亜樹 監修:井上 敏樹

「言っとくがナツミカンはうざいぞ。別れを切りだしたら泣いて縋るタイプだ。遊ぶならもっと物わかりのいい女にするんだな」

2013年4月の新刊。約1日の積み。『龍騎』と同時発売の予定だったけど、あっちは延期したので、単独での刊行。

著者の鐘弘さんってのは一体何者なんだ……。ググっても全然情報が出て来ない。これまでのノベライズは脚本家だったけど……。
で、監修に何故かついている井上。メインライターでもないのに何でや……。

さて、内容は本編を再構成したもの。コンパクトにまとめたためか、破綻しまくりんぐだったテレビシリーズに比べて、大分落ち着いた展開となっている。
正直、完全に謎の存在のまま終わったナツミカンと鳴滝は、このノベライズの設定が公式設定で良いんじゃないかとさえ思う。

一応、9つの世界を旅するというストーリーにはなっているものの、実際に登場するのは、クウガ、カブト、電王の世界の3つだけ。他のライダーに関しては固有名詞が一切登場しない。
出すと権利関係で面倒になるんだろうか。

テレビシリーズでは、各ライダーの世界に居るのは片仮名の名を持つ主人公達だったけど、このノベライズでは、普通にオリジナルと同じ名前。天道と良太郎は大体そのままなんだけど、五代の様子がおかしいw
何だ、あのチャラ男は……。中途半端に五代の要素を拾ってるから、『クウガ』ファンが激怒しそうなんだけど……。
あと、赤のクウガが剣を持ってるってのは、どういうことなんだ。タイタンフォームが存在しないのかしら。

評価すべきポイントは、ナツミカンの可愛さだな。士に優しく扱ってもらえなくてご機嫌斜めになるナツミカン可愛いよナツミカン。

素直なハッピーエンドに落ちないのは、井上っぽいと思わなくもないが、気にし過ぎかな。

あまりにも刊行予定がコロコロ変わるからクレームでもついたのか、遂に帯に発売スケジュールが記載されなくなり、情報はサイトで確認してくださいということに。
サイトの予定では、2013年5月に『響鬼』、6月に『クウガ』『龍騎』、7月に『電王』。
この内、何冊がスケジュール通りに発売するのだろうか……。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

本編リンク
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010

シリーズリンク
小説 仮面ライダーキバ(2013/03)
小説 仮面ライダー響鬼(2013/05)

著者リンク
小説 ふたりはプリキュア(2015/09)

ノベライズ,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダーキバ (講談社キャラクター文庫)
著:古怒田 健志(こぬた) 監修:井上 敏樹

「それを運命と呼びたければそれでもいい。でも俺は本当は運命なんか信じていない。俺が信じているのは、おまえから聞こえてくる。美しい音楽だ」
「音楽……」
「そう、人はだれでも音楽を奏でている。美しい曲もあれば、醜い曲もある。おまえから聞こえてくる曲は聞いたこともないくらいきれいな曲だ」

 

講談社キャラクター文庫2013年3月の新刊。約4日の積み。『剣』と同時発売。
著者は、『ディケイド』のカブト世界の脚本を書いた古怒田さん。『キバ』のサブライターかと思っていたけど気のせいだったぜ。
で、メインライターの井上が監修として付いている。

 

内容は、テレビシリーズを再構成したものといった感じ。現代と過去のエピソードが同時に進行するのもテレビシリーズに合わせてある。

 

大幅にキャラが減らされ、恋愛描写が強くなっている。多分、井上が本当にやりたかったのは、こういう内容なんだろうなぁ。ちょっとアダルトな感じの。
『555』のノベライズみたいに、えげつない展開になるかと思ったけど、そこまでダークではなかったな。

 

カフェのマスターの正体が明らかになるかと期待したのは俺だけじゃない筈。
そして、まさかの静香ちゃん大勝利ぃぃぃいいいいい!お外走ってくるしかない。

 

次は2013年4月に『龍騎』『ディケイド』、5月に『響鬼』『電王』の予定。

 

燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
小説 仮面ライダー剣(2013/03)
小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界 ~レンズの中の箱庭~(2013/04)