富士見ファンタジア文庫

レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「たとえあなたの創造物であったにせよ。あなたとともにいることで、わたしは幸せを感じることができるのです。それを、簡単に失うつもりはありません」

ファンタジア文庫2010年3月の新刊。Style-Fで刊行された『鋼殻のレギオス』の外伝が文庫落ち。始めから文庫で出せよ……(´・ω・`)
文庫で出るって判ったから、もう『聖戦のレギオス』3巻は買わないよ!

一度はスルーするつもりだったんだが、ドラマガの特集読んでたら、やっぱり欲しくなって後で買いました。だって、新たに深遊さんが挿絵描き下ろしてるとか言われたら買うしかないじゃないか!!
イラストに文章が付いている、くらいの気持ちで買いました。

総扉がいきなり、ペラペーラ、ハダカワイシャーツ!
サヤ可愛いよサヤ。

内容は今改めて読んでも、やっぱり理解ったような理解らんような。

当時の後書きに加えて、文庫用の後書きも付いています。
次は6月に『イグナシス覚醒』。

燃:B- 萌:A 笑:C 総:B+

一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌

今まで、会社の最寄り駅周辺を探索するということはしていなかったんだけど、強制参加の飲み会で行ったことのなかった駅の反対側に行ったら、何と本屋があるではないですか!
やたらオサレな雰囲気で入り辛いんですが、驚くべきことにラノベの品揃えが充実しているではないか!!というわけで、そこで買ってきました。問題はフライングが行きつけの書店並みかどうかということですね。

今月はいつも通り、公式発売日に発売。ブツは、

・いつか天魔の黒ウサギ6 欠席のウサギ
・土属性はダテじゃない! <2>
・スキュラ・ダークリー
いつか天魔の黒ウサギ6 欠席のウサギ (富士見ファンタジア文庫)
土属性はダテじゃない!〈2〉 (一迅社文庫)スキュラ・ダークリー ( む 1-4)

の計3冊。あと、ドラマガ買ってきました。
DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2010年 07月号 [雑誌]

このドラマガ購入には紆余曲折ありまして。ザスニと電撃文庫MAGAZINEが置いてあるなら、ドラマガも当然あるだろうと思って探してみるが、無い。もしや、マナーのなっていないクズが上に別の雑誌を乗せているのではないかと探してみたのだが、無い。
これが、行きつけの書店なら店員さんに訊ねるのだが、慣れないところでやるのもどうかなぁと、取り敢えず新発売の雑誌だけ別コーナーに置いていたりしないかとだけ確認して帰ろうと思いました。しかし、会計中にカウンターの奥を嘗めまわすように観察したところ、定期購読にお客様用らしきドラマガがあるではないですか!これなら店員にちゃんと伝わりそうと考え、訊ねたら、案の定他の雑誌で隠されていました。何というスーパートラップwwwwww
見抜けなかったぜ……orz

ファンタジアでは、あざのさんの新シリーズ『東京レイヴンズ』の専用折り込みチラシが。プッシュする気満々だな。
その他の話はドラマガを読んだときに。
東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)

一迅社の新シリーズ『革命のレオリア』は華麗にスルーしました。
革命のレオリア (一迅社文庫)

来月の新刊4冊は全て新シリーズ。ラノベ研と言われれば買わざるを得ない『桐野くんには彼女がいない?!』は1ヶ月延期。竹井10日さんの『10歳の保健体育』と早矢塚さんの新作『白鷺このはにその気はない!』もガチ。あとは『ましろシュリッセル』は武藤さんのイラストに吸引されそうです。

MF文庫J,ガンガンノベルズ,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,青い鳥文庫

また、色々溜めこみました。

・生徒会の一存 <03>
・緋弾のアリア <Ⅰ>
・“文学少女”と美味しい噺 <2>
・“文学少女” Fantasy Art Book
・迷い猫オーバーラン! <1>
・妖界ナビ・ルナ <5>(特装版)
生徒会の一存 3 (ドラゴンコミックスエイジ と 1-1-3)
緋弾のアリア 1 (MFコミックス アライブシリーズ)“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第2巻 (あすかコミックスDX)“文学少女”Fantasy Art Book迷い猫オーバーラン! 1 (ジャンプコミックス)妖界ナビ・ルナ(5)特装版 (プレミアムKC)

あと、発売日に書店で探したんだけど、見付からずe-honを使った、

・最強彼女黒髪めがね(ガンがノベルズ)
最強彼女黒髪めがね (ガンガンノベルズ)

を購入。『アリア』と『迷い猫』はe-hon使わなくても、普通に買えたワナ。

富士見ファンタジア文庫

中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)

著:長岡 マキ子 イラスト:ごまえ

「最近じゃあ、世間ではやれ草食系だのなんだのと、ふがいない男が増えてるようじゃが、男の本質はいつも同じじゃ、肉食じゃ、獣なんじゃ!」
「若者よ、性なる獣になれ!」
「性獣!性獣!」

約2ヶ月1週間半の積み。第21回ファンタジア大賞金賞受賞作品。キャッチフレーズは第21回の飛び道具。
著者名は本名の一部を片仮名にしたのね。

舞台はカップル試験という恋愛力を試されるテストが行われる聖☆ジュウゾー学園。主人公の成道(なるみち)が最も素敵な女の子の証であるヴィーナス賞の女の子と両想いになるべく奮闘する……という話。

著者も後書きで言っている通り、間違ってもきばって読むタイプの作品ではないと思います。
ところどころにしょーもないギャグを挟んでくるのが好みの分かれるところか。俺はこういう下らないの結構好きだけど。

ラブコメとしては、ちょっとパンチが弱い気がしないでもないが、今巻は舞台設定と登場人物紹介だけを済ませた、という印象なので、2巻以降どうなるか。
ちなみに応募原稿時にはちゃんと完結していたものを膨らませて続きものにしている。

イラストが何だかヤスさんっぽく見える件。

そして後書きはハジけ気味ですよ。
次は6月。ランクは期待ageで。

燃:C 萌:B 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
中の下! ランク2.中の中を目指すオレたち(2010/06)

著者リンク
オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち(ファンタジア文庫、2014/03)
絶対にラブコメしてはいけない学園生活24時(講談社ラノベ文庫、2016/07)

ファンタジア大賞金賞リンク
カナクのキセキ <1>(第22回、2011/01)
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(第23回、2012/01)
勇者リンの伝説 Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。(第24回前期、2013/01)
空戦魔導士候補生の教官 <1>(第24回後期、2013/07)
女の子に夢を見てはいけません!(第26回冬期、2014/07)
できそこないの魔獣錬磨師(第27回、2015/01)
災厄戦線のオーバーロード(第27回、2015/01)
非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……(第28回、2016/01)
追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ(第29回、2017/01)
お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか(第30回、2018/01)
恋愛至上都市の双騎士(第30回、2018/01)
ようこそ最強のはたらかない魔王軍へ! ~闇堕ちさせた姫騎士に魔王軍が掌握されました~(第32回、2020/04)
魔女と始める神への復讐 進化の魔女と裏切られた少年(第33回、201/01)

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD5 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

攻略本はない。未来になにがあるか確かめるのは、おれたち自身の目だ。

約5日の積み。3ヶ月振りの新刊。コミカライズも決定し、絶好調。帯にはコミック版のユーゴとイシュラのイラストも。

さて、教団のアジトを探し、航海に出たユーゴ達だったが、トラブルが起こり、南の島に漂着することに。
水着回というか下着回
というか。葉っぱとかで水着を作ろうという発想にはならないもんなのか。

ちょっと一休み的なエピソードかと思いきや、ちゃんと話が進みます。ユーゴとイシュラとレヴィアの三角関係は特に進まないまま終了するんじゃないかと思っていたが、ここにきて動きが。
流石に、この作品のノリでそれはマズイと思ったのか、さほどドロドロはせず
何だ、ハーレムルートかw

ドラマガ2010年5月号掲載の短編はこのエピソードの間の出来事のようだ。ドラマガの方が先に出たから、短編読んだときに何事かと思ったぜ……。

基本3ヶ月スパンだそうで、次は7月。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

H+P(6) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)

著:風見 周 イラスト:ひなた 睦月

「死なないよ」
「きみを助けると決めたから、俺は死なない」

約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。電車の中で読みましたが何か。コミカライズも決定して絶好調。表紙はまぁ順当にカルタギア帝国の幼女帝カリギュラ。総扉も同じく。エロス具合は大分控えめだったが。

さて、前巻のラストでカルタギア帝国に拉致され、カリギュラの後宮に監禁された恭太郎。
案の定、持ち前の優しさでカリギュラのフラグを立てることに。恭太郎とカリギュラの絡みはラブコメというよりはハートフルコメディという感じ。カリギュラ可愛いよカリギュラ。
将軍達のフラグも立ちそうだが、果たして……。

今巻だけでトレクワーズに帰れるかと思ったけど、普通にカルタギア編はまだ続くようです。でもこれ、どう収拾つけんのかな。

燃:B 萌:A 笑:C+ 総:A-

ガガガ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月は18日が日曜だったため、公式発売日が遅くなり、ガガガも20日発売。その他はいつも通りの発売です。ブツは、

・鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム
・H+P⑥ -ひめぱら-
・RPG W(・∀・)RLD5 -ろーぷれ・わーるど-
・羽月莉音の帝国 <2>
・ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。
鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫)
H+P(6) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-6)RPG W(・∀・)RLD5 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-5)羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 (一迅社文庫)

の計5冊。今週、購入冊数ヤバイことになりそうだぜ……。

ファンタジアでは『RPG W(・∀・)RLD』と『H+P』がコミカライズ決定。まぁ、順当かな。

ガガガで『ささみさん』はもうスルーしました。きっとハドむが買ってるさ。
『とある飛空士』の映画がアニメ映画と確定。セーフ……。
来月の新刊は先月も書いたが、『セク研!』と『ラブコメ禁止ですの!』が気になります。つーか多分買うわ。

一迅社では『アネモイ』が新作扱いな不思議。意図的なものなのか、それとも単なるミスなのか。
来月の新刊は気になるのがいっぱいだぜ。『土属性はダテじゃない!』が待望の続刊登場。
また、六塚さんとCH@Rさんの新作『スキュラ・ダークリー』はどう見ても『Re;0』の続編です。
新シリーズその1『革命のレオリア』はまた八重樫南さんか!!
新シリーズその2『桐野くんには彼女がいない?!』はラノベ研と言われたら買わざるを得ないわ。
もしかしたら全買いもあり得るかもしれん。


最近、通勤の電車の中でラノベ読んでんだけど、自宅で読むよりも効率良く読めてる気がする。まぁ、居眠りする危険性はほぼ無いし、脱線する要素も無いから集中出来るんだろうな。

富士見ファンタジア文庫

ぼくと彼女に降る夜 アビリティー・ゼロ‾からっぽの未来 (富士見ファンタジア文庫)

著:八街 歩 イラスト:深崎 暮人

「サクラ。お前は正しい。いつも常に正しいよ。そうさ、どんなときだって、お前の意見は間違ってはいなかった。正しかった。けど、正しいだけだ」
「正しすぎるばかりに、お前は一番重要なことを見落としている。俺たちは友達だろう?俺とお前は、親友だろう?」
「…………」
「約束したじゃないか、絶対に助けると!なのになんでお前は俺を信じない!なぜ親友を信じることを勝手に諦めた!」
「……だって、そんなことできない……」
「できるできないかなんて誰も聞いていない!なぜお前は親友を信じられなくなったんだ!それがお前の犯した最大の過ちだ!」

約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙は先生。
さて、サクラリス編下巻。身体から源祖が抜け出たため、魔乖呪を使えなくなってしまったナイトは戦う手段を求めて、かつての師匠である祖父の元を訪ねる。
ナイトのお父さんって刀人(ぶれいど)って名前だったんだ……。清夢の家系って、こんな名前ばっかりなのか……。

物語は佳境だというのに、ナイトとお爺ちゃんの掛け合いがコントな件。お爺ちゃん、孫で遊び過ぎw

修行を終え、源祖に身体を乗っ取られたサクラを助けに向かうナイト達。チート技でサクラを救出するが、紆余曲折の末、彼女は『天才』としての能力を全て失い、普通のようじょとなってしまった。
そんなサクラを保護する義務がナイトにはある、という話になるが、何という光源氏計画

完全復活を遂げた源祖。『闇』の始祖ヤミエルミによって、再び魔乖呪を使えるようになったナイトは最終決戦に臨む。

一方、先生の前には《五聖竜》のフェンが現れていた。キョウシロウの仇を討とうとして瞬殺される。友情に厚い男の末路が可哀想過ぎる……(´・ω・`)
まぁ、このままフェードアウトかと思っていたので、ちゃんと決着がついたのは良いと思うが。
で、武闘派の2人が死んだのに、まだ《五聖竜》は何かをやらかすつもりらしい。

そして明らかになる先生の目的。彼女は唯一自分が敗北したナイトを更に強くし、もう一度戦うことを望んでいた。今まで暗躍していたのは、全てナイトを強くするためだったらしい。先生、本気隠し過ぎワロタ
先生こそがラスボスなのかな。

次巻、いよいよ完結です。
後書きでは新シリーズ準備中と言っているが、この書き方からすると、世界観共通とかかな。成長したサクラリスがヒロイン、みたいな。

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A+

スーパーダッシュ文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

というわけで、6年間通った大学ともおさらばです。まさに時間経つの早過ぎワロタ状態。
ついこの間入学した気がするのになぁ。いつの間にか、後輩達が来年度から研究室ですとか言ってるしなぁ。

BGBではお花と寄せ書き色紙をいただきました。まさかの名前の漢字を間違われるというミラクルw
いやしかし、すげー嬉しかったです。部活入って良かったと心底思いました。つーか、BGBに入ってなかったらキャンパスライフはウ〇コ以下だったな、きっと。
祝ってくれた皆さん、有り難う御座居ました。

研究室の方の謝恩会では、

・Wフォームチェンジシリーズ04 仮面ライダーWファングジョーカー
・いっしょにトレーニング(DVD)
仮面ライダーW(ダブル) WFC04 仮面ライダーダブル ファングジョーカーいっしょにとれーにんぐ [DVD]

の2点をいただきました。俺の趣味を良く理解したチョイスでいらっしゃるw
まぁ、半分さらしものだったけどな!

後者の方は俺が知らなかっただけで、そこそこ有名な代物らしい。まぢか。

ああ、働きたくないよう!働きたくないよう!


卒業式終わったら、学校抜け出して買いに行こうと思っていたが、時間が取れず、結局、日付が変わってから、帰宅直前に買いに行くことになりました。ブツは、

・迷い猫オーバーラン!8 I’ll let you adopt me!
迷い猫オーバーラン! 8 (集英社スーパーダッシュ文庫 ま 1-10)
と、ドラマガを読んで欲しくなった、

・レジェンド・オブ・レギオスⅠ リグザリオ洗礼
・ヘヴンズ・ダイアリー <001>
レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)ヘヴンズ・ダイアリー001 (富士見ファンタジア文庫)

の計3点を購入。

『迷い猫』は携帯で絵文字ノベルス「キャラノベ」とかいうのを配信するそうで。携帯コンテンツは追っかけ切れねぇよ……orz
こんなのよっぽど人気作品にならない限り本にまとまらないだろうしなぁ。

前嶋重機さんの画集に続いて、4月下旬には、ぺこさんの画集が出るそうで。いや、流石にこれは買わんな。多分。

『パーフェクト・ブラッド』と『アンシーズ』は完結。前者はサブタイトルが『The Last Chapter』なんだけど、何この捻りの無いタイトル。それとも何か特別な意味があるんだろうか。
『カンピオーネ!』はこれまた表紙が綺麗で吸引されそうになります。
新シリーズ『そだてて!まりあ!』の著者はわかつきひかるさん。この人、最近色んなところに出没するな。
パーフェクト・ブラッド 9 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-11)アンシーズ 3 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 4-3)カンピオーネ! 6 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-6)そだてて!まりあ! (集英社スーパーダッシュ文庫 わ 1-1)

来月の新刊で気になるのは『ベン・トー』5.5巻と淺沼さんの新シリーズ『王ディション! 候補者は専門的なトレーニングを受けています。』の2冊。
前者は箸休め的短編集のよう。
後者はまたタイトルがw
『天使の飼い方・しつけ方』と『オトメな文具。』で痛い目を見たので、もう買わないと思ってるけど、スク水に釣られたクマーってなりそうです。

そうそう、『ぬらりひょんの孫』のアニメが夏から放送開始ってのは知ってたけど、まさかのBS11の集英社枠って、どういうことなの。明らかに何事もなく放送終了するフラグじゃね?
それともBS11の立場って結構上がってるの?
これは『戦う司書』→『迷い猫』1クール→『ぬらりひょん』2クール→『カンピオーネ!』or『ベン・トー』という流れかな。

富士見ファンタジア文庫

スノウピー1 スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)

著:山田 有 イラスト:狐印

「とにかくわたし、あなたとそのひとの話を聞きたいの」
「ふたりはどんなふうに出会って、どんなふうにきずなを深めたの?どういう段階まで進んでいるの?なにがふたりをそうさせてしまったの?いったいぜんたいどうなってるの?TVでは放送しない詳細とか、カメラで追いきれない仕草もふくめて、きちんとくわしく話して聞かせて」

約3日の積み。現代が舞台という条件の第1回ネクストファンタジア大賞銀賞受賞作。
イラストはMF文庫J『かのこん』やGA文庫『這いよれ!ニャル子さん』でお馴染みの狐印さん。ファンタジアに登場するのは『君の居た昨日、僕の見る明日』以来だから、かなり久し振り。
完全にスノウピーのキャラデザに釣られただけです。凄い綺麗な色使いだと思うの。

世界をななめから見ているように思われがちな主人公“僕”と異世界からやって来た少女スノウピーの心の交流を描くハートフルコメディ。
“僕”のことが好きで好きで仕方ない可香谷(かがや)さんも合わせて、一応ダブルヒロイン体制なんだけど、LOVEはかなり薄目。

スノウピーは好奇心旺盛で、その場凌ぎな答えや冗談を言うと、物凄く食いついてくるくせに、興味の無いことはばっさり切り捨てたりする、ちょっと面倒臭い女の子。
とは言え、別に冷淡というわけではなく、ちゃんとした心を持っている。これはデレたときの破壊力が大きそうだぜ……!
読んでる内に勝手にスノウピーの声が能登麻美子さんに変換されてしまうワナ。

最後は話をまとめるために盛り上がりが用意されてるんだけど、“僕”とスノウピーと可香谷さんが日常生活を送ってるだけで楽しかったので、そんなクライシス要素は要らなかったなぁ。じゃあ、どう終わらせるんだって話だけど。

章タイトルに『這いまわるもの』ってのがあるんだけど、わざとだろw
ちょっとドキッとしたわ。

そういうわけで、『スノウピー』でした。最近のファンタジアはちゃんと1巻と書いた作品に関しては続刊を出してくれる傾向にあるので、最低でも後1冊は読める筈。
LOVE寄せすれば一気に面白くなると思うの。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
スノウピー2 スノウピー、憤慨する(2010/09)

著者リンク
変態先輩と俺と彼女 <1>(2011/08)

イラストリンク
這いよれ!ニャル子さん(GA文庫、2009/04)
できそこないの魔獣錬磨師(ファンタジア文庫、2015/01)

第1回ネクストファンタジア大賞リンク
ヘヴンズ・ダイアリー <001>(金賞、2010/03)