富士見ファンタジア文庫

ヘヴンズ・ダイアリー001 (富士見ファンタジア文庫)

著:直江 ヒロト イラスト:ほた。

「私はまだ一度も恋をしたことがないけど、いつか誰かに恋をした時……その男性(あいて)が来海さんだったら、ちょっと素敵かもしれない……」

うわぁあああぁあああああああ。

ファンタジア2010年3月の新刊。第1回ネクストファンタジア大賞金賞受賞作品。発売当初はスルーしたんだけど、文芸部が出て来ると聞きつけて購入。
著者の直江さんは『夏海紗音』で第21回ファンタジア大賞読者賞を同時受賞している。

堕天使から愛の真理に対する解答を求められることになった少女、天翔(てんか)を中心に繰り広げられる日常(?)系ラブコメ。
主人公は天翔になっているが、堕天使の遊斗や天翔の姉、美雪の視点もそこそこの分量がある。

基本的に描写がさっぱりしているので、男性でも女性でも楽しめる仕上がり。『夏海紗音』のキャラ構成とは意図的に変えてあるのかな。
いやまぁ、こっちも女性比率自体は高いんだけども。

イラストは全て漫画仕様になっており、口絵も漫画だし、各章の始めには、その章の内容を切り取った見開き漫画が載っている。挿絵も少しだけあるが、それも台詞入りの漫画仕様。どういう演出なんだ。
真山君の顔がはっきりと出て来ないのは何なんだろう。

戦闘シーンがあったりもするが、基本はゆるーく読めば良い、そんな内容。淡いLOVEの気配にwktkせざるを得ないわ。

文芸部登場に食いついて買ったは良かったものの、大して内容と関係ありませんでした(´・ω・`)

アスモデウスと言えば、『緋色のルシフェラーゼ』ですよね。

燃:C+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
ヘヴンズ・ダイアリー <002>(2010/07)

第1回ネクストファンタジア大賞リンク
スノウピー1 スノウピー、見つめる(2010/03)

ネクストファンタジア大賞金賞リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(第2回、2011/07)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「じゃあ、その間抜けと一緒に行動してるお前は何なんだ」
「美人だ」

ファンタジア文庫の古参で、既にシリーズ合計で30巻を突破、一見軽そうに見えて、実はクソシリアスな超人気シリーズがスタートしてから8年、今更アニメ化。どう考えても旬を逃しているとしか思えない……。
俺の中でスニーカーorファンタジア+ZEXCS+監督川崎逸朗=残念な作品という公式が『レンタルマギカ』と『鋼殻のレギオス』の所為で確立されてしまっているので正直甚だ不安です。
とは言え、その誕生の瞬間から知っている作品なので感慨深いことは間違いない。

今回は短編1発目『すたーてぃんぐ・れじぇんど』にアニメとしての味付けを加えて、更にシオンサイドの物語を追加した構成。
正直、ライナサイドとシオンサイドはころころ切り替わるのでかなりテンポが悪くなっていると思います。
2話目以降だったら多分あんまり気にならないんだけど、のっけからこれは……。今回はライナとフェリスのコンビに焦点を絞るべきだったと思うの。

今回だけで既に結構な数のキャラが出ている。特にシオンサイド。フロワードやルシル、更には回想シーンでキファも登場。

映像面は1回目ということもあり、まぁ綺麗か。ZEXCSは作画は別にそこまで問題無いとは思うんだが。

キャストはライナにルル山。フェリスは『レギオス』でニーナ役を演じた高垣さん。シオンは『風の聖痕』で和麻役を演ってたよな。
忌破り追撃隊のリーレのキャストはレイフォンなのか。
ローランドの少将カルネ役はみゆきちなんけど、この人は『ご愁傷さま二ノ宮くん』でお嬢演ってたな。
そう考えると、結構ファンタジアのキャラが出てるのね。

EDは何故かクレジットが英語。何でやねん!お洒落気取ってんのか!ただただ見難いだけやがな!
何故か、みんな裸に包帯というセクシースタイルですw

文庫CMでは長編第1部しか紹介されていないが、やはり11巻分を超圧縮するのだろうか……。それとも既刊全部紹介したら、おk集めるの無理!ってなるからかなぁ。
あと、『フルメタ』完結CMが。まさか本当に出るというのか……。

つーわけで、先行きが不安になる1話でした。期待を込めて1ランク高くしときます。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
#002「英雄と寝ぼけ男」

原作者アニメ化リンク
いつか天魔の黒ウサギ 第1話「900秒の放課後〈前篇〉」

富士見ファンタジア文庫

生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8 (富士見ファンタジア文庫)

著:葵 せきな イラスト:狗神 煌

「き……キー君とは喋りたくありません!(あぅ、私を見ないでっ!無の状態にキー君の顔は、咄嗟に私の中から本音を引き出してしまうじゃないっ!実はドSな願いじゃなくて、普通に「ぽわん」とした幸せな気分になるの、バレるじゃない!)」

知弦さん可愛ぇえええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。本編は半年振り。
表紙は当然深夏。胸元太股ときて、まさかの横乳……だと……?生憎、俺の好物ではないがな<何なんだ

さて、卒業が近付き、プロローグとエピローグ以外もしんみりし始めました。とは言え、勿論ギャグてんこ盛りです。
ギャグだけでなく、ラブコメ的にも加速してきた様子。最終巻でははっきりとそれぞれの立ち位置が決まるのかな?それとも、なあなあで終わるのか。

《企業》編のボス、枯野がまさかの再登場。何か萌えキャラになった上に、良いオッサンになってるーーーーーーーーーーーーーー!!??
本編途中のショートショートでは《企業》の新キャラが登場してるし、まだ活躍の場が仕込まれているのだろうか。

どうでも良いが、今挿絵見返したら、杉崎がちゃんと描かれているものが1枚もありませんでしたw

次は年内ってことくらいしか決まってないそうで。

燃:B- 萌:A+ 笑:A- 総:A

一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月は20日が日曜なので、必然的に1日早い19日が公式発売日に。映画観に、イオンモールKYOTOへ行って来たので、ついでにそこの大垣書店で買いました。
ブツは、

・レジェンド・オブ・レギオスⅡ イグナシス覚醒
・生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8
・中の下! ランク.2 中の中を目指すオレたち
・Re: バカは世界を救えるか?
・10歳の保健体育
・白鷺このはにその気はない!
・桐野くんには彼女がいない?!
レジェンド・オブ・レギオスII イグナシス覚醒 (富士見ファンタジア文庫)
生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8 (富士見ファンタジア文庫)中の下! ランク2.中の中を目指すオレたち (富士見ファンタジア文庫)Re(アールイー): バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)

の計7冊。

ファンタジアでは『伝勇伝』のコミカライズ既刊3巻が新装カバーで登場。いやいや、カバー変えるの早過ぎだろ……。
また、噂によると『革命編』のコミカライズも決定したそうで。

『蒼穹のカルマ』5巻は帯にデカデカと「アニメ化希望!」って書いてありました。有り得ないってレベルじゃないから怖いわw
蒼穹のカルマ5 (富士見ファンタジア文庫)

あとは別途折り込みチラシで、『フルメタル・パニック』最終上下巻が7月8月連続刊行という告知が。またまたぁ。上巻はともかく、下巻は1年くらい延期するんだろ?

一迅社の方は『ましろシュリッセル』が延期。来月の刊行予定には入っているが、絵師が何故か武藤此史さんから桐野霞さんに。また桐野さんか!!

来月はまさかの8冊刊行です。MF文庫J『かぐや魔王式!』でお馴染みの月見さんが『まなかみ!』で登場。MFっぽいタイトルだな……。
十文字さんの『萌神』はイラストがま@やさんだし、第九高校シリーズなんだよね?粗筋からはとてもそうは見えないのだが……。
『えでぃっと!』の箕崎さんは新作『宝城瑠璃華は止まらない!』を発表。ってことはもう『えでぃっと!』は出ないのか……(´・ω・`)
『アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~』は主人公が女装魔法少女になってしまうらしいが、それ、『おと×まほ』とか『これはゾンビですか?』とかで聞いたことあるなw

取り敢えず『まなかみ!』だけは買うかな。

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2010年 07月号 [雑誌]
これを読む前に読んでおくべき作品が今月は多かったため、読み終わるのがこんなに遅くなってしまいました。

『ハイスクールD×D』

表紙が部長です。ドラマガ史上最も〇〇い表紙!とか謳っていたけど、普通でした。
巻頭特集はヒロイン勢にスポットを当てたもの。新規読者が大勢獲得出来そうで期待です。
小猫ちゃんにはまたぱんつはいてない疑惑です。

短編はまさかのゴリスティ再来でした。
短編の後には巻頭特集から漏れた男だらけの座談会が。木場がどんどん可哀想なことになっていく……w

で、散々石踏さんがブログで匂わせていたから殆ど知ってたようなもんだけど、コミカライズ決定です。
掲載場所は何と次号より付録として付く、「ちょこドラ。」という冊子。これには他に『H+P』と『RPG W(・∀・)RLD』のコミカライズも掲載される。サイズがドラマガと同じなら、中に収録してくれよ!バラされると保管が面倒臭いんだよ!

『伝説の勇者の伝説』

アニメはテレビ東京系列のようで。普通に映るじゃん……。じゃあ視なきゃなぁ。
サオティは妊娠8ヶ月だそうな。おま、今一番忙しいときじゃねぇのか……。

短編は次号から連載再開。今回はまた昔の短編再掲載で誤魔化してあります。
つーか、そろそろ鏡さん、死ぬんじゃね?

加えて、コミカライズ『学園伝説の勇者の伝説』もスタート予定。もう何でもありか。

『これはゾンビですか?』

アニメ化企画進行中。はいはい知ってた知ってた。ドラゴンエイジでは最近恒例の4コマもスタートするそうで。もう完全にメディアミックスがパターン化してるな……。

文庫5巻の表紙の吸引力が高過ぎます。

文庫付録付き。短編はどうでも良いが、ユーのスク水が見れただけで糞満足した俺が居る。

『略してにのゐ! 私立鈴木大学付属鈴木高校二年ゐ組』

築地さんの新シリーズは、3人の絵師の中から読者投票で絵師を決めようという企画付き。それに伴ってか、『まぶらほ』は休載。
そんなん良いから、『ポリフォニカ』をですね……。確か、スニーカーとファミ通で新作スタートだろ……。

お試しとして、本編冒頭が掲載されてるんだけど、冒頭だけ過ぎて判断つかねぇ。
俺は取り敢えず、MF文庫J『ゴミ箱から失礼いたします』の異識さんに投票しておきました。

『H+P』

コミカライズの作画は林ふみのさん。著しく不安になる絵なんですが大丈夫なんでしょうか……。

『天使から百年』

確か当初のスタート予定は去年の11月くらいだった気がする野梨原花南さんの新シリーズ。「世界のためになんか、戦えない」というキャッチは格好良いと思うけど、今一つ食指が動かないです。

お試し短編も悪くはないんだけど、良くもなく。

『だから僕は、Hができない。』

エロコメにすりゃ当たるってもんでもないというのは『ぷっしゅ!』で判った筈だが……。
とは言え、著者はエロゲシナリオライターらしい橘ぱんさんなので、その辺は大丈夫なのか。富士見がシナリオライターを起用するのって珍しいんじゃね?

お試し短編は普通かなぁ。

『Re:バカは世界を救えるか?』

『量産型はダテじゃない!』でお馴染みの柳実さんの新シリーズ。何と最初からメディアミックス開始で、文庫発売前に体験版無料ゲームやPVが公開されるらしい。

お試し短編はぼちぼち良かった。G3の本当の格好良さとかw
珍しく、イラストで男を大きく扱ってる。

『GENEZ』

コミカライズが出張掲載されてるんだけど、作画……(´・ω・`)

『中の下!』

やんちゃな売り出し方が俺のツボ過ぎるw
釣られたクマー

『テツワンレイダー』

何とドラマガ誌上では文庫とは異なる主人公での物語がスタート。これは面白い展開だ。読まんかったけど(ぇ

『蒼穹のカルマ』

特集のみ。並び立つ主要キャラの図が格好良いです。

『鋼殻のレギオス』

早速クラリーベルメインの短編です。まさかの深遊さん版コミカライズからのフィードバックにクソ吹いたwwwwww

ってか、クララが順調にラブコメ要員と化してるわw

特集読んでたら、やっぱり『聖戦のレギオス』3巻も欲しくなってくるワナ。ああ、どうしたもんか。

次号は深遊さんのコミカライズ掲載だぜ、いやっほううぅぅぅぅぅううう!

『いつか天魔の黒ウサギ』

特集イラストが綺麗過ぎる件。ヒメア可愛いよヒメア。

短編はオチの月光キュンが外道過ぎるw

『シュタインズ・ゲート』

『Chaos;HEAD』に続く空想科学アドベンチャーゲームがドラゴンブックでノベライズ。何故ドラゴンブックなんだ……。
いや、それ以前に富士見のノベライズって嫌な予感しかしないんですが。

『鍵開けキリエと封緘師』

隔月連載かと思いきや、今回も載ってる不思議。ショートショート扱いなのね。

『フルメタル・パニック!』

また、もうちょっとで出るよ特集ですよ……。ただ、ネットでは既に7月発売予定として、『ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)』が上がっている。やっぱり分冊かwwwwwwwwwwww

第22回ファンタジア大賞

受賞作発表。『アレンシアの魔女』が金賞とか予想通り過ぎるわ。
『男女合体ジャスティン!』は文庫化する前からタイトルを『ジャスティン!』にされてる不思議。いや、アカン過ぎるタイトルだってのはよく分かってるんだが。商業ベースに乗る題材かどうかで物議を醸したらしいが……。ちゃんと文庫出るのかな。
唯一、『マルタの十字』だけが受賞を逃しました。

『火の国、風の国物語』

最後の読者投票を制したのはガルムスでした。何でやねんw
投票可能キャラが多過ぎて、票が割れた結果か。得票する20%だしな。以下、ソフィア、システィナと続きます。

次号の掲載予定に書いてないんだけど、連載はこれで終了なのかな。

『生徒会の一存』

まさか『生徒会』が休載……だと……?って思ってたら、文庫付録その2だったワナ。しかも、がっつり書き下ろし100ページ超。どういうことなの、この執筆速度。

今回は真冬のクラス一年C組の話ということで、新キャラが色々登場。人物紹介では今回登場しない生徒会役員の顔には×印がついてるんだけど、何だか死んだみたいだなw

何気なく『マテゴ』の深螺さんが登場していて吹いた。物凄く、さらっと出て来たよ、あの人!

『GOSICK』

アニメ化企画進行中だというのに、一切情報が載らない不思議。ボンズ制作との噂ですが。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「ここは、そういう場所なのよ。人生と比較したら六年なんて一瞬のもの。でも六年って時間はやっぱり長いし、わたしたちはまだちゃんとしてないし、だからこそここの六年は大切だし、大切な時間にいい人に会えたら、それはやっぱり大切じゃない?」

約1ヶ月1週間の積み。7ヶ月振りの新刊。予定では3月だったらしいが、1ヶ月遅れて4月発売。
とは言え、『レジェンド』の文庫化が挟まってたりするから、どう記述していいのか分からなくなってきたぜ……。
表紙はツェルニに入学することになったクラリーベルがメイン。ここにきて、レイフォンにLOVEなキャラがまた増えますか。リーリンが恋のバトルロイヤルから退場したから、その代わりみたいなもんか?

さあ、第3部開始。リーリンとの決別から立ち直れないレイフォン。しかし、季節は巡り、出会いと別れのときが近づいてきていた。
何気にエドがレイフォンの男友達として登場している件。よく考えたら、レイフォンの同性の友人ってエドくらいなんじゃね?

学園都市特有の理由で、生活環境の変わる者も少なくない。それは一抹の寂しさを残すものでもある。丁度、この春に俺も生活環境変わったばっかりだから、共感してしまう。そんなええもんじゃないが。

そして、密かに、しかし確実に迫りつつあるツェルニの、世界の危機。未だ揃わぬ天剣。心の傷に苦しむレイフォン。個人的に動き出すカリアン。あまり明るい要素のないまま、次巻へ続きます。

次は『スプリング・バースト』。でもその前に、6月に『聖戦のレギオスⅢ 終わりなき夜光群(オーロラ)』と文庫版『レジェンド・オブ・レギオスⅡ イグナシス覚醒』が出ます。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

生徒会の一存 3 (ドラゴンコミックスエイジ と 1-1-3)

原作:葵 せきな 漫画:10mo キャラクター原案:狗神 煌

「そんなにメディアの統一が好きなら、やってやろうじゃない!変形よッ!」

アニメでは会長が「メディアの違いを理解せよ」と仰っていたなぁ。

さて、アニメが終わっても終わる気配が無くて喜ばしいコミカライズ第3弾です。表紙は当然深夏です。

今回も漫画オリジナルの要素を混ぜつつ、原作にあったエピソードを拾っている。クオリティ高いなぁ。
何と言っても、絵が付いていることにより、本編よりもヒロインの可愛さが数倍増しになっているのが良い。本編読んでても会長とかはあんまり可愛いと感じないんだけど、コミカライズ版の会長は大変可愛いです。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

富士見ファンタジア文庫

生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)
著:葵 せきな イラスト:狗神 煌

カッコイイよね、明鏡止水!
主な使い方としては、「桜野流剣術 最終奥義……『明鏡止水!』」という感じだよ。
意味?意味なんてどうでもいいんだよ!無粋だよ!必殺技名に意味を訊ねるなんて、無粋にも程があるよ!反省して!この文章読む度に反省して!
明るい鏡が、止まる水なんだよ!意味なんて分からないよ!でも、カッコイイからいいんだよ!世の中、そうやって出来てるんだよ!大抵の漫画やゲームの必殺技名に、そんなに意味なんかないよ!結局字面だよ!字面が世界を制すんだよ!

約2ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『黙示録』は半年振り。実はこれでシリーズ10冊目です。
表紙はスク水姿の真冬ということでボルテージMAXにならざるを得ない。更に口絵では知弦さんまでがスク水で、正直この段階でお腹いっぱいです。ついでに性欲を持て余す(ぉ
帯には凄く大きく「取扱注意」と書いてあり、その下に「よい子はおウチで帯をはずして堪能しようね!」って書いてあるんだけど、もひとつ意味がよく理解らん。食い込みと生足を堪能しろということなのだろうか……。
会長のスク水は失敗例などであるものかッ!!

初回生産限定で生徒会百合薔薇占いしおりが付いてます。俺は知弦さん×会長でした。

今回も書き下ろし量が半端無い。2/3くらい書き下ろしな気がするぞ。また、ドラマガの付録下敷きの裏面に掲載されたショートショートも完全収録。

『二年B組の移動』

書き下ろし。ドラマガに掲載された修学旅行編の続き。いつも通りの2年B組ですw

『二年B組の変身』

修学旅行編完結編。やはり書き下ろし。ドラマガ掲載短編から膨らます形で書き下ろしが追加されるのは嬉しいパターン。
この短編はずっと巡のターン!!外伝ではちょいちょい持ち上げられるけど、本編での存在感……(´・ω・`)

『始まる生徒会』

遂に語られる、碧陽学園生徒会人気投票システム誕生秘話。これは特に面白かった。ネタの挟み具合が絶妙、かつシリアス要素も挟みつつ、綺麗にオチへ持っていく手腕は流石としか言いようがない。

しかし、人気投票システムなんて、そういうもんですとさくっと流す部分だと思ってたぜ。しっかり語るとはな……。

『忍ぶ生徒会』

真冬がスク水でござる。どうでも良いが、プールの授業直後なのに、何故しっかりリボンをしているのだろうか……。まぁ、リボン取ったら誰や判らんかもしれんがw

まとめ

非常に高い水準で安定しているシリーズという印象がまた一段と強くなりました。タイトルの法則性が曜日なんだと今更気付きましたが何か?
後書きでは次は5月に本編に言っているが、本当は6月に『生徒会の八方』です。

いやしかし電車の中で、この本読んでゲヒゲヒ笑ってる俺きめぇwwwwwwwww

燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A+

富士見ファンタジア文庫

火の国、風の国物語9 黒王降臨 (富士見ファンタジア文庫)

著:師走 トオル イラスト:光崎 瑠衣

「墓など作ってやらぬぞ、ギルマード」
「そのまま大地をさ迷う悪霊にでもなって、私の生を見届けるがいい」

約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙は当然フィリップ。後ろにはパンドラが。主人公クラスでもないのに、ここまで堂々と男が表紙を飾れるラノベは珍しい。いや、今巻の表紙はフィリップ以外には考えられないけど。
帯には水野良さんからの推薦文が付いています。

口絵4ページ目はベアトリスのサービスシーン。文章では「胸の谷間が露になった」と書いてあるが、谷間どころか全部見えとりますやんか!

さて、パンドラと契約したフィリップの快進撃が始まる。元々、アレスの噛ませ犬としての側面が強かった彼だけど、実はかなりの実力者なんだよな。性格が悪いだけで。
そんな彼にアレスがこれまで奮っていたチート性能が加わったから、さあ大変。今巻だけで情勢が大きく二転三転。
フィリップの暴れっぷりは読んでいてゾクゾクする。

だが、希望はまだ消えていない。アレスに与えられた力は本人が気付いていないだけで、まだ消えたわけではない。
そして彼の前に現れたパンドラにそっくりの少女は一体……?これは益々盛り上がって参りました。

次は7月、『英雄再起』。このタイトルだけで燃える。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A+

富士見ファンタジア文庫

レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「たとえあなたの創造物であったにせよ。あなたとともにいることで、わたしは幸せを感じることができるのです。それを、簡単に失うつもりはありません」

ファンタジア文庫2010年3月の新刊。Style-Fで刊行された『鋼殻のレギオス』の外伝が文庫落ち。始めから文庫で出せよ……(´・ω・`)
文庫で出るって判ったから、もう『聖戦のレギオス』3巻は買わないよ!

一度はスルーするつもりだったんだが、ドラマガの特集読んでたら、やっぱり欲しくなって後で買いました。だって、新たに深遊さんが挿絵描き下ろしてるとか言われたら買うしかないじゃないか!!
イラストに文章が付いている、くらいの気持ちで買いました。

総扉がいきなり、ペラペーラ、ハダカワイシャーツ!
サヤ可愛いよサヤ。

内容は今改めて読んでも、やっぱり理解ったような理解らんような。

当時の後書きに加えて、文庫用の後書きも付いています。
次は6月に『イグナシス覚醒』。

燃:B- 萌:A 笑:C 総:B+