電撃文庫

デュラララ!!×2 (電撃文庫)

著:成田 良悟 イラスト:ヤスダ スズヒト

「なッ……う、浮気かいセルティ!?俺に何か不満があるなら言ってくれ!?いや待って、ストレートに言われるとヘコムから、オブラートで三重ぐらいにくるんで言ってくれ!割合で言うなら、7ホメ3ケナシぐらいの勢いでッ!」
『安心して。不満なんて無いよ』

シリーズ第二弾。発売が二〇〇五年の三月ということで、一巻から実に十一ヶ月空いている。その間は『バッカーノ!』とか『ヴぁんぷ!』とかを出していたのからと思ったけど、後書きでは復帰第一弾って書いてあったから、暫く成田さんの新刊自体が出てなかったんだろうか。

作中では一巻から、およそ一年が経過している。早ッ!電撃文庫MAGAZINEの対談では、帝人達を大学に進学させるというアイデアを担当さんに止められたって言ってたから、成田さん自身はもっと大胆に時間を進めたかったっぽいな。

今回はピンナップの裏側に目次が。ピンナップに目次が付いている作品って珍しくね?

さて、一巻ではあまり活躍しなかった人々にスポットが当たる第二巻ということで、一巻ではセルティと並んで主役級だった帝人の出番が殆どありません。
これは『バッカーノ!』と同じ群像劇らしい展開だな。

電撃文庫は『ルナティック・ムーン』や『空ノ鐘の響く惑星で』等が登場。そうか、まだ『ルナティック・ムーン』がリアルタイムだった頃の作品なんだ……。時の流れを感じさせるぜ……。

ラストでは仲の良いクラスメイトである筈の帝と杏里と正臣が、それぞれ池袋の三大勢力のトップであることが判明する。えっ、何か鬱になりそうな気配!

後書きは一ページしかないので、どんどんポイントが小さくなっていく仕様です。無駄に手間かけてるなぁw

『バッカーノ!』のときもそうだったけど、面白い巻とそうでない巻の差が激しい気がするなぁ。
あと、俺はそんなにセルティに萌えないです。

ところで、『池袋ウエストゲートパーク』のGボーイズについて、原作とドラマの違いに言及するシーンがあるんだけど、ついこの前読んだ筈なのに、全然内容思い出せないんだぜ。

燃:C 萌:B- 笑:B 総:B

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「私、夏目君に呼ばれるの、好きです」

某感想サイトで見て納得したんだけど、前回のラストで《黑鐵・改》が二人の操緒の力でパワーアップしたのって、アニメでは《黑鐵》と《白銀》が融合して、《黑鐵・改》が造られているから、副葬処女の受け皿も二体分あったということなのかもしれない。
原作では《白銀》のスペアパーツを使って修理したんじゃなかったっけ。

二巡目に戻ってきた智春達。崩壊した鳴桜邸の庭には朱浬さんとヅカ王子が倒れていた。ヅカ王子は病院へ搬送。朱浬さんは王立科学狂会に連れていかれた。

二巡目の鳴桜邸は瓦礫と化したが、一巡目の直貴が鳴桜邸を一緒にこちらへ跳ばしてくれたので、そこで生活することに。
翌朝になると、何事もなかったかのように、復活している奏っちゃん。

何と前回の戦闘中の口約束だけで契約が成立していたらしい。何……だと……?そんなにさくっと契約出来ちゃうのかよ!エロ要素をばっさりカットしてくるとはな……。
こちらに戻って来たときに、まだ眠っていたのは智春が向こうでは悪魔化していたために契約が完全には成立していなかったからだそうで。
完全に成り行きでやっちまった契約だな。

で、使い魔の登場となるわけですが、ペルセフォネ、フクロウになってるー!?こいつって、原作では秋希さんのペットだった黑鐵なんじゃ……。
でも、テンションマックスの奏っちゃんがとても可愛いです。

炫部長達が三巡目に跳ぶには中央渦界域(セントラル・ボーテックス)を安定させなければならず、それのは十日ほどかかるらしい。
それを知った智春は英気を養うことに。

洛高に行くと、佐伯兄に呼び出され、智春は第三生徒会長に任命される。冬流会長が離反し、朱浬さんも居ない今、確かに智春が適任となるのか。

六夏会長達のお見舞いでは、会長が片目を失明していることが判る。え、これ、オリジナル展開だよね?何か意味あるの?ロクに活躍の場も無いのに……。きっと最終回で活躍するんだよね?

成り行きとは言え、契約してしまい後に引けなくなった智春は奏っちゃんに告白する。
しかし、操緒は智春は最後には必ず自分のところに戻ってくると確信しているのだった。冷静に考えると、操緒怖ぇぇぇえええええ。
操緒とペルセフォネが並んで飛んでいるシーンは何だか感慨深いな。

一方、氷羽子の目的がこの世界の成り立ちを知りたいというものに変更されていた。まぁ、蹴策の存在カットされちゃったしなぁ。
炫部長はGDの詰め所を襲ったときに奪った《翡翠》、《薔薇輝》、《蒼鉛》の祭壇を使い、《鋼》だけでなく、この三体の機巧魔神も支配下に置いたよう。どういう理屈か、色が変わってました。
どういう仕組みなのか全く理解らん。更に、四体の機巧魔神の力で中央渦界域を暴走させて、三巡目に跳んだようだが……。

そういえば、成長したニアの夏服が見れるのってアニメだけなんじゃね?
エンドカードの用語紹介は「ペルセフォネ」。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

電撃文庫

ラッキーチャンス!〈6〉 (電撃文庫)
著:有沢 まみず イラスト:QP:flapper

「あの人は」
「女神だ」
「でも、僕は」
「女神を“好き”にはなれない」

約一週間の積み。五ヶ月振りの新刊。もっとぽんぽん出てる印象があるんだけどなぁ。
表紙は二ノ宮さん。帯を外して目を凝らすと、辛うじてぱんつが見えます。

口絵の構成が『スイート☆ライン』二巻とほぼ同じで吹いた。まぁ、そんなに珍しい構成ではないけども。単に、連続で読んだから気になっただけかなぁ。

今回も連作短編集ながら、話が大きく動いています。

『氷神は桃色の夏風邪を引くか?』

まさかトトもヒロインの一角として参戦してくるとはなぁ。トト可愛いよトト。
トトがかかった風邪というのは、“思春期限定モノノケズッキュンはーと熱(LOVE、LOVE)”。
女の子として初めて恋をしたモノノケがかかるという話だが、“北の神獣”と呼ばれる犬神もかかっていたらしい。これって、多分ともはね
のことなんだろうなぁ。確か、彼女のポテンシャルは相当高かった筈だし、神獣と呼ばれていてもおかしくはないと思うんだが。

『ツンデレ少女に夢見る花束を』

沙代さん、留吉と遭遇するの巻。こりゃもう、今後本格的に『いぬかみっ!』と絡んでくると思えってことだよね?

今回もがっつり、ストッキング&ぱんつ要員です。結構なお手前で<意味不明

『夏のアイランドの中心で恋を叫んだ少女』

二ノ宮さん、遂に覚醒す戦闘能力も有したようで、最強ヒロイン化かと思われた矢先、雅人は二ノ宮さんへの想いが恋ではないと確信してしまう。
うわぁあああぁあああああああ、絶望展開キトゥアアアアアアアアアアッ!!

しかも、それで二ノ宮さんの家にはお世話になれないから、沙代を選ぶってのがなぁ。選択理由がなぁ。
とか何とか、えらいことになっている間に、沙代もえらいことになっとりました。これがジュブナイルポルノならガチで凌辱展開になりそうなところで、次巻へ続きましたが。
本当に、そんな展開になったら吹くが。

雅人の幼馴染みってのも何かヤバそうだし、次巻は大荒れの予感。しかし、沙代のターンが来そうなので、オラ、wktkしてきたぞ!

絵師後書きが無いのは、QP:flapperさんが『えむえむっ!』の仕事で忙しいからだと思いたい。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

いぬかみっ!EXわんわん!! (電撃文庫)
いぬかみっ!EXわんわん!! (電撃文庫)

電撃文庫

スイート☆ライン〈2〉オーディション準備編 (電撃文庫)

著:有沢 まみず イラスト:如月 水(RED FLAGSHIP)

「戦います。それが私の目的ですから」
「あの人を……“絶対無欠の天使”を倒す。それが私が声優を志した理由で、全てです!」

約二ヶ月二週間の積み。五ヶ月振りの新刊。順調に第二巻が登場。『ラッキーチャンス!』と同時進行なので、五ヶ月でも十分早い。
表紙に男が居る……だと……?デフォルメとかそんなんじゃねぇ、通常サイズで居やがるんだ……。

さて、超人気ライトノベル『シックスティーン』のアニメ化が決まり、主要登場人物十六人のキャストを決めるオーディションが行われることになった。
新たな仲間、トンガちゃんを加え、張りきる永遠達。だが、そんな中、一人はるかだけは悲壮な決意を抱えていた……という流れ。

中盤までは正午がいつの間にかハーレム王になっている様が確認出来るが、ハーレムテイストのラブコメに流れそうで流れない。徐々に忍び寄る鬱の影。
って、何だか永遠じゃなくて、はるかがメインヒロインみたいな流れになってませんか。もしかして、永遠はあくまでも一人目のヒロインという扱いだったりするんだろうか。それなら是非舞をプッシュしていただけませんかね。

そして姿を現すスイート☆ライン五人目にして、最後の少女。何か、こう書くとバトルものみたいだなw
果たして、はるかは“絶対無欠の天使”を倒すことが出来るのか。あそこまで当代最強の描写をしてしまうと、もしはるかが勝った場合に凄い違和感が残ると思うんだが、どうか。そりゃ『銀盤カレイドスコープ』最終巻みたいな超熱血展開で大勝利するんなら、話は別だが。

何にしても、結構先へ先へと伏線を張っているので、早く続きが読みたいわけですよ。かと言って、『ラッキーチャンス!』は『ラッキーチャンス!』で気になるワナ。

ところで、ピンナップが完全にイメージイラストなのは一体どういうわけですか。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

銀盤カレイドスコープ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so (集英社スーパーダッシュ文庫)
銀盤カレイドスコープ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so (集英社スーパーダッシュ文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「私達は学園都市に育ててもらってるから。この街の役に立てるようになりたいなぁって」

木山を捕えるため、警備員が出動するが、AIMネットワークの恩恵で能力を使えるようになった彼女の敵ではなかった。
駆け付けた美琴が突撃。相変わらずJ.C.STAFFの戦闘シーンのクオリティ半端無ぇw

美琴は木山の過去の一端に触れることに。
後半はチャイルド・エラーの子供達と木山先生のハートフルな触れ合いを描いた後で、ドン底に突き落とす絶望展開。先の展開知っていても、えげつないわ

回想シーンでは、ちびっこに先生のペチャパイなんて見ても嬉しくないと言われていたが、前に喫茶店で黒子に自分の身体を見て欲情する男性が居るのかと訊いていたのは、もしかして、このときのことを真に受けているからなんだろうか。

そんなこんなで、次回『幻想御手』編完結です。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)

雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2010年 01月号 [雑誌]

『とある魔術の禁書目録』

表紙。インデックスと美琴。付録にはポスターとフィギュア。そんなん要らんから、新シリーズのお試し短編の一本でも載っけてくれたら良いのに……。

『超電磁砲』のDVD初回限定版には書き下ろし長編が八分割で付くそうですが、主役はねーちんだそうで。『超電磁砲』関係無ぇじゃん!
確か、『禁書目録』のDVDの限定版に付いてたのが『超電磁砲』の小説だっけ?
きっとその内、文庫化してくれる筈……!

『CV Time!』

今号は『アスラクライン』の杏役でお馴染み(ゴリ押し)の豊崎愛生(あき)さん。左側の八重歯半端無ぇ。

『乃木坂春香の秘密』

『乃木坂春香ガ全テ』はやはりデカかったです。あれ買うのには勇者の資質が必要そうだぜ……。

『れでぃ×ばと!』

アニメはAT-XとBIGLOBEでストリーミング生配信だそうな。生配信ってのがよく判らんのだが。
しかし、こんだけ放送枠が少ないということは大変なやんちゃをやらかすと認識して良いのですね?w
原作二巻まで読んだ感じでは、そんなエロくなりそう気がしないが果たして……。取り敢えず一回目は視るつもりですよ。

駅貼りポスターで掲示NG(2回目)が面白過ぎるw
秋晴にNG入りましたで吹いた。

イラストストーリーの方はえらいことになっとりました。

一月発売の文庫最新十巻の表紙は何とセルニア単独。この人、二巻で単独登場してるのに……。
また、アニメのOPはヒロイン陣みんなで歌うみたいだけど、EDはセルニア単独。
次号の予告イラストもセルニアなら、付録のフィギュアもセル二ア。何この優遇っぷり。もしかして朋美こそがサブヒロインなのか……?

『半分の月がのぼる空』

橋本さんのコメントが気取り過ぎていて引いた。連載のエッセイにしてもそうだけど、何なんだろう、この気取りっぷり。

『灼眼のシャナ』

OVA二巻は『ドミサイル』だそうな。
ところで、テレビシリーズ三期の噂を見かけたんですが、マジですか?否定材料一つもありませんが。

『彼持ち少女と未青春男』

もうええわ!どんだけ入間さんの短編載ってんねん!
ただ、ブリキさんのイラストが拝めるのは嬉しいので、イラスト見ても楽しくない『ヴァルプルギスの後悔』よりはマシか。

『ぐらシャチ』

短編お試し掲載かと思いきや、「01」って書いてある恐怖。いや、次号でも読んでみようかと思う程度には面白かったけど。グラのキャラクターが良い。

短編の後には『中村恵里加の“ぐらっ”とくる話』ってコーナーがありました。何という悪ふざけw

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

フィギュア化アンケートの結果、夏服が立体化する運びとなった。ビキニになるかと思ってたんだが。
制服
フェチが多かったということか。

『花×華』

すっかり忘れた頃に続編掲載。一話目の内容なんぞ全く憶えちゃいねぇw
扉イラストの縦しまぱんが印象的でした(ぉ
文庫化が決定したそうで、三月発売。『殺ヶ原めしあの一日』は本格的にスベったのかなぁ。

『白山さんと黒い鞄』

短編お試し掲載。比較的明るい話のようなので、今度はもうちょっと続けられそうかな。鈴木さんが四巻以降出したシリーズって、今のところ『吸血鬼のおしごと』だけなんだよな。
さっぱりしたイラストが結構好みかもしれん。

『竹宮ゆゆこの今ここです』

この人、小説じゃなくて自分の日記を出版すれば良いのにw
この感じでエッセイ出してくれんかなぁ。

『ぐっとくる話』

最早、ただお互いに傷を抉り合っているだけじゃねーかw
これ、凄い面白いよ!しかも藤真さんの破壊力抜群のイラストも拝めるなんて。

『よめせんっ!mini』

「そうよ、男なら無料で乳首券発行よ!」

あ、やっぱり短編の方が面白いな。
取り敢えず、一巻打ち切りは回避出来た模様。まぁ、賞作家が一巻打ち切りなんて、そうそう無いと思うけどさ。

『境界線上のホライゾン』

もう、本編刊行時にセットで設定本を出せば良いんじゃね?だって、文庫読んでない人は『補習教室』イミフ状態ですよ、これ。

『課外教室』の方は誾さんが登場したので、『Ⅱ』以降の話なんですね。次号ではメアリが出て来るのかな?

『藍坂素敵な症候群』

特集のみ。一月発売の水瀬さんの新シリーズ。タイトルは「あいさかすてき」と読みます。
イラストは何と富士見ミステリー文庫『SHI-NO』でお馴染みの東条さかなさん。
買わないという選択肢など存在しない。
ぱっと見のイラストと粗筋では微塵もそんな風には見えなくても、平然とグロ展開。それが水瀬さんクオリティだと思うのだが、どうか。

『レンタル・フルムーン』

宣伝のみ。
次号から連載開始。キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

『そこまでぶっちゃけていいんですか!?』

連載二回目は成田さんと鎌池さん。お互いの作品をひたすら褒め合って終了。
成田さんの作品って『針山さん』以外全部繋がってるのね。
『ヴぁんぷ!』は後五十冊は出せるだけのネタがあるとか化物かw

『高浦さんちの家族計画』

『とらドラスピンオフ!』かと思ったら、『わたしたちの田村くん』のスピンオフで度肝を抜かれた。あったなぁ、そう言えば!
でも、『田村くん』って、もっと面白かった気がするんですが……。

電撃リトルリーグ

『一億総破壊化計画』のアイデアに脱帽。

新刊情報

一月は新シリーズが七冊もあるけど、ガチで買うのは二冊だけという不思議。これがMFなら大変なことになっているに違いないw
電撃の新シリーズって、あんまり惹かれないんだよなぁ。ガチの二冊にしたって、問答無用の作家買いだしなぁ。

気になるのは『夜魔 -奇-』と『天穹のカムイ』。
前者は三日月さんのイラストが付いてるんだけど、ハードカバーで出たアレの文庫落ちなんだろうか。
後者はハセガワケイスケさんと七草さんの新作。『しにバラ』はどうなったの?

二月は毎年電撃大賞受賞作品の季節ですが、今年は取り敢えず『ご主人さん&メイドさま』だけかなぁ。

他には『アスラクライン⑭ The Lost Files』が登場。和葉が主役だそうで。粗筋によると、智春は行方不明らしい。
サブタイトルからすると、短編集とも取れるけど……。

『世界平和は一家団欒のあとに』九巻の粗筋を見ると、いよいよ佳境とか書いてありました。えっ、ロクにメディアミックスもしないまま終わっちゃうの?

そして『藤堂家はカミガカリ』の高遠さんの新作『ぷれいぶっ!』がようやく登場。結構停止期間長かったんじゃない?
これもMFっぽいタイトルだな。

メディアワークス文庫はやっぱり基本イラスト無しの方針のようです。
初回配本は以前に色々書いたから良いとして、一月はまさかの二十五日発売ですよ。スーパーダッシュとMFを潰しにかかってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いや、多分購買層があんまり被らんだろうから大丈夫だろうけど。

特に欲しいものは無いが、甲田さんの『夜魔 -怪-』が気になると言えば気になる。つーか電撃文庫の『奇』とどう違うんだよ。

冬コミ

『電撃パンチランキングⅡ』が出るとなれば、全力で購入せざるを得ない。まぁ、人に頼むんですが。
つーか告知小さッ!!

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

電撃文庫

よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)

著:マサト 真希 イラスト:ごま さとし

「いいのです。われは嫁にはなりませぬ」
「なぜって、広人は千人の嫁を貰う予定なのですから」
「いや千人も貰いませんって」
「貰うのです!だから、嫁ならば、千人の中の一人になってしまうでしょう?でも」

「氏神なら……広人だけの神さまですもの」

ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ。

約一ヶ月一週間の積み。MF文庫Jっぽいタイトルだけど、電撃文庫です。
デビューシリーズのファンタジー『スカイワード』は三巻打ち切り。続く学園異能バトル『絶世少女ディフェンソル』は四巻で打ち切り完結。その次の戦記ファンタジー『獅子の玉座<レギウス>』は三巻打ち切りと、もう奮わないにも程があるマサトさんの新作はハーレムラブコメだって!?
なら、地雷覚悟で買ってみるしかないじゃないか!!後書きを読んだ感じでは編集に書かされてるってわけでもなさそうだけど……。

表紙の色合いが綺麗で吸引されます。
キャッチは「そなたに千人の嫁をさずけましょう!」。タイトルロゴにひっついているデフォルメねこがみさまが可愛いです。

ストーリーは心優しい少年、広人がにゃんこを拾うところから始まる。翌朝、目覚めると、自分の上には全裸のネコミミ美少女が!って、ドクソテンプレ過ぎるwwwww
ねこがみさまと名乗った少女は氏子を増やすために、広人に千人の嫁を用意すると言い出して……という話。
ねこがみさまによって、封印を解かれた美少女妖しがわんさか登場。一巻目から出し過ぎやろ!と言わんばかりに湧いてきます。
また、ツンデレ幼馴染みと部活の変人先輩という人間もちゃんと用意されている。女の子が多過ぎて、挿絵に出て来てない人居るしなぁ。涼子先輩どんな顔なんだよ。
何人かは伏線だけに留めておいて二巻に回しても良かった気がする。それで一巻打ち切り喰らったら切な過ぎるけど。

妖怪と言えば、同レーベルの『ほうかご百物語』なわけですが、一度は地雷認定したあれも、『ぬらりひょんの孫』等を読んでテンション上がってる状態なら楽しめるかもしれん。また、読み始めてみるか……。

一応、あらすじにはラブコメって書いてあるけど、ラブコメと謳うなら、もう少しLOVEに寄せてほしいところ。現段階ではハートフルコメディ止まりといった印象。
しかし、耀姫様のしまぱんは大変良いものだと言わざるを得ない。

コメディ部分は今後面白そうになっていく気配を感じる。どうでも良いが、「スク水」と「マッチョ」って言葉が並んでると『いぬかみっ!』を思い出すなw

今巻はねこがみさまの正体が判るところまでが描かれており、まだまだ導入編といったところ。折角こんだけ女の子が居るんだから、長編をやるよりは連作短編形式でやった方が面白くなる気がする。長編と短編を交互にやったら良いと思うんだ。
本分では全て「ねこがみさま」と平仮名で表記されてるんだけど、字面がとても可愛いです。

ところで、春画に触手ネタがあるってまぢなの?

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

獅子の玉座(レギウス) (電撃文庫)
獅子の玉座(レギウス) (電撃文庫)

ガガガ文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

以前にお伝えしたver.Tの冬コミ用新刊の印刷に行って参りました。場所は大阪高槻市駅付近。
普段お目にかかることのないものの、興味はある分野なので、なかなかに面白うございました。
関係者の皆様、お疲れ様でした。

で、折角遠出したんだから、行ったことない本屋に乗り込むぜぐへへへへへへへへへへへ!!と企んでいたら、ますたが近くにアニメイトがあるというので、そこへ。
超判り難い場所にありました。

今月は15日が火曜だったので、もしかしたら土曜には出てるんじゃないかと思ったんですが、案の定ありましたよ。ブツは、

・おと×まほ <9>
おと×まほ 9 (GA文庫 し 2-9)

の一冊。素晴らしくテンションの上がらないラインナップだぜ。
あと、ドラマガのレビューを読んで気になっていたガガガ文庫の、

・絶対女王にゃー様
絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)

を購入。

続いて、高槻市駅の中にあった書店ダイハンに突撃。ぱっと見、最低限の品揃え臭かったんだが、ラノベコーナーに行くと、『アスラクライン』が棚差しながら、「新装カバー入荷!旧カバーの在庫は店員にお尋ねください」みたいなポップが付いていました。
店員さんの細やかな気遣いに俺ヘヴン状態!
テンション上がったので、

・アスラクライン⑦ 凍えて眠れ(新装カバー)
・アスラクライン⑧ 真夏の夜のナイトメア(新装カバー)
アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)アスラクライン〈8〉真夏の夜のナイトメア (電撃文庫)

の二冊を購入。後三冊だ……!

『ポリフォニカ』は今月無いどころか、来月もありません。『赤』キネ新作とGAマガジンで我慢しろってことか。

そういや、ゲーマガにやってほしいシチュエーションを送ると、それに沿ったイラストをカントクさんが描き下ろしてくれるらしい。今月号はサンプルイラストとして、へそ出しブルマのウリ坊が載っていました。流石に、描き下ろしイラストだけで買ってたらキリが無いしなぁ。
それはさておき『エイフォニック・ソングバード』の文庫化をですね……。

『織田信奈の野望』はまだ一巻しか出ていないのに、ドラマCDが出るそうです。どういうことだ……!?

電撃文庫

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈19〉 (電撃文庫)

著:鎌池 和馬 イラスト:灰村 キヨタカ

「すごっ!すごいっ!!すごいパンツ!!絹旗、お前もうそれはチラッてレベルじゃないパンツだけどパンツどうする!?」
「……超ひたすら前を向いて運転に集中してください」
「イエス!!でもパンツ!!」

約一ヶ月の積み。四ヶ月振りの新刊。見よ、ついこの前の巻まで阿呆みたいに積んでいたとは思えぬこの消化の早さ!
まぁ、単に電撃文庫MAGAZINEに鎌池さんと成田さんの対談が載っていたから、それを読むために優先消化しただけなんだけど。

さて、学園都市の暗部編です。本編で暗部編をやるのは十五巻以来、二回目か。
表紙は一方通行と浜面仕上。唯一赤い一方通行の瞳が良いアクセントになっている。
本編開始前には本書が何巻と関連性が深いかが、わざわざ注意書きという形で書いてある親切さ。判り難いと苦情でも来たんだろうか。

表紙からも判る通り、今回の主役は一方通行と浜面。表紙では共闘しているように見えるが、本編中では一切接触無し。二人の物語が交互に語られていく感じか。
大切な者を守るため、戦い続ける二人だが、敵が圧倒的過ぎて、終盤なんかオワタ\(^o^)/という感想しか湧いてこない。

そんな二人が目指すのはロシア。それは奇しくも上条さんが向かっている地でもあった。遂に上条さんと一方通行、再会のときか……?
あれ、一方通行、普通に良い人じゃね?

燃:B+ 萌:B+ 笑:B 総:A

ホビー,雑記,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。天気悪かったら、もう明日で良いかと思いつつも、研究室帰りに買いに行ったら、ラス一だったワナ。あ、危ねぇ……。油断したら消し飛んでるところだったぜ……。これからはちゃんと日中に買いに行こう。と言っても、大学から行くのなんて、あと一回だけだが。
電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2010年 01月号 [雑誌]

それから、いつもの、

・アスラクライン⑫ 世界崩壊カウントダウン
アスラクライン〈12〉世界崩壊カウントダウン (電撃文庫)

を購入。ホントは七巻が欲しかったんだけど、四~十一巻あたりがごっそり無くなってました。結構、売れてんじゃん!平積みしようぜ!


スーパー戦隊やライダーを視ていると、合間にムゲンバインっていう食玩のCMが流れるわけですよ。これががっつりCGを使っていて、すんげぇ格好良いの。
そんで、実物はどんな感じなのかとネットで画像探してみたんですよ。そしたら、なんぞこれ。かっけぇぇえええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
え、これホントに食玩なの?お菓子付きで売ってるってマジなの?ムゲンファラオってやつは人気があって、再販されたみたいなんだけど、これがまた格好良いのなんのって。やべー、欲しくなってきたぜ……!