電撃文庫

らぶちゅー!―ボクが女教師!? (電撃文庫)

著:風見 周 イラスト:なつめ えり

「ククク、きみにはわからないようだね。脱ぎたての━━いや、『NU☆GI☆TA☆TE』の魅力が!」

約四日の積み。ファンタジア文庫『H+P』でお馴染み周ちゃんが電撃文庫に登場。
本作は電撃萌王で連載分をまとめたもの。萌王大賞で読者参加企画部門で賞を取った結果、連載することになったんだとか。それはつまり、ファンタジアでデビューした後に受賞したってことなのか。
てっきり杉井さんや有沢さんあたりの繋がりかと……。

さて、タイトルは『恋のお勉強(ラブ・チュートリアル)』の意。サブタイトルはちょっと釣り臭いかなぁ。いやまぁ、違いないんだけど、どうも作品の雰囲気じゃないっていうか。このサブタイトルで『あい・まい・みぃ!ストロベリーエッグ』を思い出したのは俺だけなのか。

謎の黒魔術によって教え子達に、局部をプレーリードッグにされてしまった女顔の主人公、遥(はるか)。彼は第二生物部を立ち上げ、三人の教え子に恋愛とはどういうものかを教えるための教材に……というお話。プレーリードッグ可愛いな、おい。
ちなみに黒魔術の本は神聖カルタギア文字で書かれていました。つまりファンタジア文庫『H+P』と繋がってます。自然、ファンタジア文庫『殺×愛』と一迅社文庫『女帝・龍鳳院麟音の初恋』とも繋がっていることに。
神代市が出て来たときにはやっぱりかと思ったけど、他の固有名詞も出て来るとはな。

萌王で連載している上に、乳首解禁!とか言って煽るからエロコメかと思っていたら、普通にラブコメじゃねぇか!くそう、ハメられた……!男の乳首とかどうでもええわ!

内容は可もなく不可もなく。ただ、エピソードの合間毎に本編には出て来ない第一生物部の部員が登場するショートコミックが収録されているのは面白い。
野良アルパカとかプレーリードッグさんの「キリッ」とかw

別にサービスシーンが無いわけではないんだが、『H+P』の後に読むと生ぬる過ぎるw
これって、まだ連載続いてるのかな。まだまだ膨らませそうな内容だったけど。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+

著者リンク
嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた(2011/08)

イラストリンク
しけたい ~日本史で試験対策委員会~(ファンタジア文庫、2014/05)

電撃文庫

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)

著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ

「考えたのよ……。どうやったらあいつらに、一泡ふかせてやれるのか。どう立ち回ったら、見下してごめんなさいと、この私の足元に跪かせてやれるのか」
「で?結論は?」
「私たちにできるのは、できる限り理想の状態に近づけるよう、常に葛藤しながらバランスを取っていくか。もしくは━━━━いっそ開き直るか」
「開き直る?」
「そう。『あるべき姿』なんて知ったことかと開き直ってしまうのよ。そうすればもう、葛藤なんてすることもないでしょう?独りよがりの自己満足?オナニー作品?知ったことじゃないわね。言いたいやつらには幾らでも言わせておけばいいのよ。私は私がやりたいものやりたいようにやらせてもらうわ。畢竟、私にとって同人というフィールドは、自己満足趣味百パーセントの作品を叩きつける場なの。オナニー作品がつまらないというのなら、超凄いオナニーを見せつけてやるだけのことよ」

超凄いオナニーってどんなんだよw
約四日の積み。五ヶ月振りの新刊。間に『ねこシス』が挟まっているので刊行ペースが普通か。
表紙は相変わらず桐乃。前巻で表紙から追い出された京介は見事復活を果たしました。ただ、帯で全く見えませんw
推薦文は『となりの801ちゃん』の著者(?)から。

粗筋は本編とは関係無い、『禁書目録』を彷彿とさせる中二粗筋仕様になっている。ちゃんと下に注意書きが付いてるけど、帯で見えないんだぜ。
粗筋の時点で何となく予想はつくが、前巻のアンケートの結果、黒猫が勝利したらしく、彼女がメインヒロインとなりました。

黒猫可愛ぇぇえええええぇええええ

えええ!!!!罵られてぇ!(ぉ
遂に彼女の本名が判明するが、えらくオサレネームだな。

麻奈実は麻奈実でアプローチかけてくるしで、京介がどんどんリア充になっていくぜ……。
桐乃が居なくなったら、京介のツッコミが減るかなと不安だったんだが、全然そんなことはなかった。前巻から仕込まれていた新キャラ二人のお陰でボケに不足無し。

で、桐乃が不在のまま終了するのかと思いきや、最後は桐乃のエピソードに移行。いくら黒猫が人気あるとはいえ、所詮サブヒロインなんだぜと読者に思い知らせるかのような流れだな。
とは言え、京介が格好良くて盛り上がるのは間違いない。

いやしかしラブコメ方面に加速させ始めたり、沙織絡みの伏線をチラつかせたりと着実に引き伸ばしにかかってきている気がするな……。

ドラマCD発売も決定した上に、キャストが生々し過ぎるので、きっとこの面子でそのままアニメやるんだろうな。つまり以前担当さんだったかが言っていた「アニメ化は無い」というのは「(まだ)アニメ化は無い」ってことですね。
こんなオイシイ作品、電撃がアニメ化しない筈がないと思うんだけどなぁ。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

ねこシス (電撃文庫)
ねこシス (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「お前、鈴橋……?」
「今は彩京。次間違ったらペナルティだからね♪」

おぼっちゃまお嬢様の通う上育科と、執事メイド候補生が通う従育科が設けられている私立白麗陵学院を舞台に繰り広げられる電撃文庫原作のエロコメが順当にアニメ化。
制作はMF文庫J原作『かのこん』を大変やんちゃな作品に仕上げたXEBEC。
放送はAT-Xのみで、後は期間限定のネット配信。

アバンは掴みとして、いきなり主人公、秋晴がセルニアの乳を鷲掴みにするところから。何て判り易い導入なんだw

主だったヒロイン集合で歌うOPは主に朋美とセルニアメイン。主要人物は殆ど登場してるか。
何回も聴いたら中毒になりそう。

本編でまず気になるのはキャラデザ。むにゅうさんデザインの面影全く無ぇ……(´・ω・`)
そんな再現し難い絵柄でもないと思うが。

最初はダブルヒロイン、セルニアと朋美の絡みを描きながら、白麗陵の雰囲気を表現。上育科と従育科のモブが仲良しなのか、手を振り合って先生に注意されるシーンは良い演出だと思う。
セルニアのドリルのボリューム半端無いな。ギュルギュルいわせてたし。

編入生としてやって来た秋晴が、彼を痴漢と勘違いしたセルニアに追いかけられる際に、主要キャラは殆ど顔見せ完了。原作一巻時点では居なかった人達も登場している。
四季鏡姉妹の登場シーンの絵面が凄かったw
下着姿でぼんやり佇む姉とぱんつ丸出しでわんわん泣く妹て。

今回は秋晴が朋美と再会するところまで。朋美の笑みが怖過ぎるw

EDを歌うのセルニア嬢ですが、何故か映像は朋美とセルニアがセットな不思議。

というわけでROUND01でした。取り敢えず言えることは謎の光や影や多過ぎる煙で、おのれディケイド!ってことですね。ネット配信くらい規制緩くしてくれたって良いと思うんだ。つーか、これくらいのエロさなら地上波でやれるんじゃ……。
わざわざネットで視たいとまでは思わないなぁ。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

れでぃ×ばと! (電撃文庫)
れでぃ×ばと! (電撃文庫)

ラノベ関連本,電撃文庫

今年もパンチランキングの季節がやって参りました。冬コミでますたに買ってきてもらいました。
「パンチラ」がテーマだと言うのに、モロに描いてくるけしからん人が。

『灼眼のシャナ』

表紙。カラーでシャナさんのぱんつが拝める機会ってそう無いんではないかと思う。つーか、シャナさん、しまぱんだったのね。

『C^3 -シーキューブ-』

当然のように、しまひもぱんのフィア。だからパンチラとか通り越して情事じゃないっすか!!

『れでぃ×ばと!』

新しいぱんつの使い方が斬新過ぎるwwwwwwww
だからチラじゃねぇよ!モロだよ!

『ラッキーチャンス!』

沙代じゃない……だと……?絶対沙代の出番だと思ったのに……(´・ω・`)

『タロットの御主人様。』

だから、この作品のぱんつは最早有り難味が無いと(ぇ
まさかの美咲様ご出陣。眼鏡を外してる姿ってイラスト初だっけな。

『断章のグリム』

相変わらず、凄く控え目。何故チョイスに入っているんだろう。

『アスラクライン』

新装カバー七巻表紙イラストの差分変化で操緒のパンチラ。操緒ってしまぱんだったのか……。

『とらドラ!』

折角の企画本なのに大変残念なことに……。どうしてこうなった!
来年は北村のパンチラに違いないw

『半分の月がのぼる空』

パンチラとか抜きで里香可愛いよ里香。

あの素晴らしいパンチラをもう一度!

やっぱりあった巻末企画。だからチラじゃなくてモ(ry

まとめ

というわけで電撃パンチランキングⅡでした。うん、実にけしからん。もっとやれ。

そう言えば、最近公式海賊本が出てない気がするな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「僕たちはお互い、この世界でクイーンを━━最愛の人を失った。負けが決まったチェス盤はひっくり返してやり直すしかないんだ」

表紙は奏っちゃん。もう描き下ろしかどうか、判断がつかねぇ……。俺の妄想表紙は環緒さんかな。

さて、環緒さんに会えたことで色々と謎が解明し始める。ややこいしいのは相変わらず。それはともかく、何故か髪型変えてる操緒可愛いよ操緒。

環緒さんを狙って現れる真日和とピカソ仮面。使い魔と元演操者の圧倒的な力に苦戦を強いられる智春達。機巧魔神を喚べる場所は限られてるから、一度追い込まれると厳しい。
何とか彼等からは逃げることに成功するが、鳴桜邸まで帰ってきたところで、目の前で自宅が爆破されてしまうのだった。
それ見て、「た~まや~♪」とか言う環緒さんが鬼畜過ぎるw

二巡目の世界でサエキ・エレクトロニクス工業が買収した苑宮マイクロディスクという会社。和葉に主人公がバトンタッチした後に、何かしら絡んでくるんだろうか……。

で、智春が幽霊憑きになったギミックが説明される。当時、《黑鐵》の演操者は他に居たため、智春は演操者にならず、操緒の射影体だけが現れた。このときは冬琉会長が演操者だったのかな。
とすると、もしかして咲華もまた、既に登場済の機巧魔神の祭壇によって射影体化したのだろうか。

本性を現す炫部長と冬琉会長。直貴は殺され、《鋼》は奪われてしまう。
誕生する新たな魔神相剋者。次々と仲間達が倒れていく、このどうにもならない感が凄い。

そして《鋼》の力の暴走に巻き込まれた智春が目覚めたとき、そこは全ての始まり、一巡目の世界だった。
盛り上がって参りました。

後書きでは前巻の予告通りにクリスマスまで到達出来なかったお詫びにクリスマスのときには、ともはさんにミニスカサンタコスをさせると言っているが、そんないいもん無かったじゃん!!
萌えに脱線してられるような状態じゃなかったのは理解るけど。

未だ本編で出番の無いあの人ってのはやっぱり和葉か。
電撃文庫MAGAZINEの紙ラジオは本編で足りない萌え成分を補うと書いてあるけど、あれ、そんな企画だったっけ……?

ところで、この前、アニメ最終話を視返していて思ったんだけど、六夏会長は姫笹さんの病気が進行しちゃうから解放しない方が良いって言ったけど、一巡目のものが全て非在化するなら、《翠晶》の中に封印されたまんまいた場合、姫笹さん消えちゃうんじゃね?

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アニメ,電撃文庫

「やめようよ、もう夜だよ!カラーギャングに殺されちゃうよ!」

電撃文庫原作の、歪んだ恋の物語がアニメ化。Gファンタジーでコミカライズした時点で判りきっていたメディアミックス。
原作者成田良悟さんの作品は既に『バッカーノ!』がアニメ化されており、それと同じスタッフでのアニメ化ということで期待せざるを得ない。ただ、原作未読者を置いてけぼりにする可能性があるのが怖いところ。

最近のアニメには珍しくアバン無しで、いきなりOP。OPがキャラ紹介になっているのは『バッカーノ!』と同じ。キャラがどんどんスイッチしていくのが格好良い
美香だけ紹介はされているけど、名前が出ていない。正体が判明してから名前が入ると思われ。
絵は結構ヤスダスズヒトさんの絵に近いか。
この後、CMを挟まずに直接本編、下に提供のテロップが入る。ここでCMが無い分、A,Bパート間と、本編後のCMがやたらと長い。バランス悪い気がするけどなぁ。

本編は素直に原作一巻の序盤からスタート。ただ、誠二のシーンはカットされていた。
今回は帝人が正臣に池袋を案内される形で人物紹介。
狩沢と遊馬崎が『狼と香辛料』のホロの等身大ポップを運んでいて吹いた。普通に道端に客引きとして立ててあっただけかと思ったら、運んでんのかよ!
また、池袋のビル壁にスクリーンには『バッカーノ!』が映っていたし、電撃ネタをがっつりやってくれるのか思ったけど、よく考えたら、単にブレインズ・ベース繋がりで出せるだけなのか。
池袋ウエストゲートパークって言って良いの?

原作で度々使われるチャットのシーンは文字と音声で表現。各シーンの補足説明みたいな感じでちょっとずつ挿入するって手法は上手いと思う。

見せ方も含む演出は面白いと思うんだけど、いかんせん話が面白くない気がする。雰囲気が好きな人は凄いツボに入りそうだけど。
正臣のギャグって映像で見ると、更にサムいな。
まぁ、まだ杏里も臨也も静雄も新羅もまともに出て来てないし。決めつけるのは早計だろうけど。
というか、セルティが絡む会話シーンどうすんだろ。

こちらでも『れでぃ×ばと!』の文庫CMが流れているんですが、規制入ってて吹いた。
CMに規制ってwwwwwww
具体的には胸の揺れが無くっているのと、胸部分がハートマークで隠されているところ。KBS京都では普通に流れてたのに……。

燃:C+ 萌:C+ 笑:C+ 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

雑記,電撃文庫

今回は書くことが多くなりそうです。


今月は10日が日曜なので、9日が公式発売日。土曜補正と1日フライングで7日発売ってところか。ブツは、

・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤
・らぶちゅー! -ボクが女教師!?-
・藍坂素敵な症候群

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)らぶちゅー!―ボクが女教師!? (電撃文庫)藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

の計三冊。新シリーズが六本もあったけど、作家買いの二本以外軒並スルー。電撃が三冊とは。今月は不作ですね。
それから、いつもの、

・アスラクライン⑩ 科學部カイメツ(新装カバー)
アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)
を買ってきました。後一冊!
以前言っていたビーンズ文庫『アリアではじまる聖譚曲』はブツ自体はあったんですが、初版じゃなかったので、スルーしました。今度、古本市場に行くので、そのとき探してみて、無かったら新品で買います。

一月開始のラノベ原作アニメって、『デュラララ!!』『バカテス』『刀語』だけだったっけ?他にもあった気が……と思っていたら、『れでぃ×ばと!』だった。全く思いだせんかったw
『デュラララ!!』のコミカライズ一巻の表紙を見ると、どうも二巻と合体するみたいなんだけど、なんか二巻で終わりそうじゃね?
『オオカミさん』はいきなりアニメ化決定。電撃大王でのコミカライズ企画も進行中だそうで。だから、他のメディアミックスをすっ飛ばして、いきなりアニメ化決定するパターンとジワジワ展開していくパターンの違いが判らない……!
いやしかし、これで益々『先輩とぼく』の発売が遠のいたなw

れでぃ×ばと!〈10〉 (電撃文庫)デュラララ!!×7 (電撃文庫)オオカミさんとおかしな家の住人たち (電撃文庫)

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はドラマCD発売決定。キャスト生々しいなw
年内にアニメ化発表ですね、分かります。
文庫最新刊の粗筋が『禁書目録』みたいになっていて吹いたw

メディアワークス文庫は殆どの作品に書き下ろしマークが付いている中、『夜魔 -怪-』だけが新作と書かれています。違いがよく判らない……!文庫落ちということなんだろうか……。

不作とか言ったら、来月は七冊とかになりそうですw

ゲーマガをぱらぱらっと見ると、描き下ろしイラスト、旧スク縞ニーソサンタコスのコーティが。ってどんな組み合わせだよ!流石にイラスト一枚だけで雑誌買う根性は無かったのでスルーしました。
きっとビジュアルファンブック第二弾を出してくれる筈!若しくは、『ガンダムOOP』みたいな感じで『エイフォニック・ソングバード』を各方面で描き下ろされたイラストを収録したムックで出してくれれば良いんですよ。


たまたま第14回電撃大賞小説大賞部門二次通過作品リストを見ていたら、スーパーダッシュから『スイーツ!』でデビューしたしなな泰之さんの名前が。応募タイトルは「魔法少女パンツレス鮫島」。これは読んでみたいwwwwwwwww

某感想サイトで知ったんだけど、『銃姫』ってパルメニアシリーズの時代から見た神話の時代の物語だったらしいね。何……だと……?確かに、最後にアンゲリオン星教会みたいなの出て来てたな。高殿さん、どこまで考えてんだ……。凄ぇな、おい。


何か色々ビッグタイトルの新作が動き出しましたね。
『けいおん!』は二期制作決定だそうで。ぐぅ、視なきゃならんなぁ……。

『コードギアス』は新コミカライズが正史らしいから、コミックス出たら買おうかなと思っていたら、早くも新作アニメまで制作決定しちゃいましたよ。
まさか、がっつりルル様とスザクがメインだというのか……?

『絶対可憐チルドレン』は中学生編がOVA化だそうで。良かった、テレビ放送じゃなくて……。

電撃文庫

アスラクライン〈9〉KLEIN Re‐MIX (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

『やー、ホントにいつ見ても見事だよね、智春(トモ)の女装。人間、誰でもひとつくらいは取り柄があるっていうけど、本当だよね』

表紙は操緒。これも描き下ろしかな。俺の妄想表紙はともはさん一択。
今回は電撃hp掲載の『アスラクライン・P』『アスラクラインKLEIN』を収録した上に、書き下ろしで本編も進行し、盛り沢山の一冊。盛り沢山過ぎて、四百ページ超えてます。いや、『KLEIN』は一冊にまとめる意味あると思うけど、『P』は別の巻に回しても良かったんじゃ……。
八巻の後書きでは次も夏休み編って書いてあったのに、プロローグで夏休みは終了するワナ。

『砲丸』

『KLEIN』一発目。ともはさん爆誕の巻。「ともは」ってまた、字面が良いんだよな。
陸上部の吉田先輩が出張ってくるとは思わなんだ。
最後まで道化の佐伯兄が不憫w

『キャンペーン』

『KLEIN』二発目。ともはさん、バイトをするの巻。ひかり先輩と六夏会長が登場ということで、巡礼者商連合の女性陣が活躍。

女学生風の着物と袴装備のともはさん可愛過ぎるだろ……。
髪をアップにした六夏会長もこれはこれで。

『ストーキング』

『KLEIN』三発目。炫部長ストーキングされるの巻。佐伯兄と炫部長がともはさんを取り合うって、どんな構図だよw
ともはさんが絡むと、周りが見えなくなる佐伯兄萌え。

炫部長をストーキングしていたのは女装少年、宮村伊織。彼は部長のことを「トッキー」と呼ぶが、少年エースで連載中の『未来日記』のヒロイン、我妻由乃を思い出すのは俺だけ?
彼は部長に愛を示すために、臓物アニマルを送ってきたりする。そう、ここでまさかの臓物アニマルの登場です。マタサキパンダって、三雲さんのオリジナルなのか?
『けんぷファー』の方でも洛芦和高校に言及してるし、三雲さんと築地さんに個人的な繋がりがあるんだろうか。

伊織を口先だけであしらう炫部長を見て、智春は彼がものすごい悪党なのではないかと疑うが、大正解じゃねーかw

『チェリー』

『KLEIN』ラスト。佐伯家の別荘近くで宝探し。佐伯兄は用事で不在なので、妹の方だけが登場。
何はともあれ、ロボハルが酷いw

『メモリー』

書き下ろし本編。『KLEIN』だけで文庫一冊分の量はあるのに、まだまだ続くという豪華仕様。
操緒の生家で環緒さんの居所の手掛かりを探す智春達。ここにきて、ようやく奏っちゃんにまともな出番が。『KLEIN』一本目の冒頭にしか出てねぇw

結局、環緒さんの通う大学まで潜入することになるが、またもやともはさん出陣w
いよいよ、環緒さんの元に辿り着く。八巻のラストで環緒さんを探せと言われて、九巻の終盤で見つけられたんだから早いように感じるが、劇中では三ヶ月ちょっとが経過しているという。

直貴と環緒さんに接点があったようなそうでないような気配。ああ、ややこしい。
朱浬さんが調べたところによると、鋼色の機巧魔神は存在しないということが判る。そうか、《鋼》は二巡目に託されたわけではないから、二巡目の人間にとっては未だ生まれ得ぬ機巧魔神という扱いになるわけか。

環緒さんが悪魔と判明し、一体どういうことだ……!?というところで、続く。まだまだページ残ってると思わせておいて本編終了というワナ。

『アスラクライン・P ずっとキミを見ていた』

智春の中学時代のエピソード。ゲストヒロインとして薄幸の少女、露崎波乃(はの)が登場。
もしかして、智春が以前に言っていた中学時代のデート相手というのは彼女のことなのか。

後書きによると、彼女は本編の方で再登場するかもしれないと言われている。それって一巡目で登場させるつもりだったのかなぁ。結局出て来なかったと思うけど。

まとめ

というわけで、ボリューム感満点の九巻でした。何と言っても、ともはさんが可愛い。智春はずっとともはさんの格好してれば良いのに(ぇ
ホント、アニメでカットされたのが残念でならない。

後書きでは次はクリスマス編と言われているが、クリスマス編は十三巻までお預けなのよね。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

アスラクライン〈8〉真夏の夜のナイトメア (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「ごめん、操緒━━僕は今からおまえを傷つける」
『だいじょうぶ。操緒はずっとついてるよ』

表紙は奏っちゃん。恐らく描き下ろし。俺の妄想表紙では氷羽子かなぁ。クルスティナでも良いけど。でも今後の展開を考えると、氷羽子だろうな。

さて、夏休み編。アニアのホームステイにかかる経費は全て智春の財布から賄われているので、彼は杏の誘いで泊まりがけのバイトをすることに。
バイト先のペンションの近くには偶然一巡目の世界の遺跡があって、そこには加賀篝もやって来ていて……という話。
というわけで、加賀篝退場の巻。加賀篝チーム全員集合のモノクロ扉が切ねぇ……。

今回は新たに鳳島氷羽子が登場。不可解な行動を見せる彼女。既にシャーリーズが居るので、炫部長と契約済み。結構思わせぶりなことを話してるので、この段階で契約者が部長であることは十分推測可能だったのね。
智春達を助けてくれるのは今はまだ障害になっていない、若しくは直貴が現れるまでの餌として利用するためか。

加賀篝が狙っていたのは遺跡の中にあった謎トランク。氷羽子が持っていくのは理解るんだけど、何で加賀篝が狙ってたんだ?単に科学狂会に良いように使われただけなのか。
これって《鋼》のイクストラクタなのか。

加賀篝を捕えた功績で昇進を狙って、越権行為を行っていたGDの里見。アニメでは憎めないキャラみたいなオチが最後についていたけど、こっちではやんちゃし過ぎて、氷羽子に右手首を切断されてました。エグいな、おい。まぁ、この世界の技術なら何とでもなりそうだが。

智春を助けるために、少しだけ姿を現した直貴。ここで智春は鋼色の機巧魔神を目撃することに。
加賀篝は直貴へ至るための手がかりとして、操緒の姉、環緒さんを調べることを勧める。
また、彼は智春達に機巧魔神が造られた意味を教えてくれる。この辺が理解ったような理解らんような。

後書きでは前巻に続き、巻末におまけが無いことを謝ってるけど、書き下ろし長編なんだから、おまけなんて無いのが普通じゃね?
というわけで、加賀篝退場編でした。彼と琴里とクルスティナの物語が描かれることは無いのだろうか。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「とうもろこしを……すりおろしてる」

サブタイトル長ぇ!半端無ぇ!ということで、折り返しを過ぎました。案の定OP変わってなかったーーーーーーーーーー!!
きっと訳の理解らんタイミングで変えるに違いないw

さて、オリジナルエピソード……だと思う。単行本未収録エピソードだったら知らんけど。
以前プール掃除を手伝ってもらった水泳部の二人に、水着のモデルのバイトを手伝ってくれるよう頼まれた美琴と黒子。初春と佐天さんも誘って、企業のビルに乗り込むが、そこには偶然別ルートでバイトにやって来た婚后光子と固法さんの姿が。
固法さんって私服はやたらボーイッシュなのね。

ちなみに美琴立ち、常盤台の生徒は休日でも外出の際は制服の着用が義務付けられているため、制服姿です。制作側は楽そうな設定ですね。

早速、皆、好きな水着に着替えるが、黒子のチョイスがエロを通り越してギャグになっていた件。
美琴は主人公兼ヒロインなのに、超地味チョイス。
固法さんって巨乳キャラだったのか……。スタイル良さげだったけど、あそこまでとはな……。

光子のアピールっぷりが半端無い。何、この存在感w
って、この人、美琴をライバル視していた割には顔知らんかったのね。
それはそうと、水泳部の二人が良い娘過ぎて泣ける。大事に大事に育てられたんだろうなぁ。

皆が帰った後、一人で実は着たかった可愛い水着で、一人はしゃぐ美琴。リモコンの操作を失敗したがため、ビルの壁面に設置されたスクリーンに大はしゃぎする姿が大映しに。それを上条さんにばっちり目撃されるのであった。合掌。

次回からは新展開なのだろうか。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)