アニメ,電撃文庫

「強いて言えば無色透明。それがダラーズのチームカラーだ」

うぉぉぉおおお、OPが凄ぇ好きになってきたぜ……。矢霧姉弟がスイッチして、携帯がポストに切り替わるところが特に好き。
粗筋は前回のじゃなくて、今回のエピソードに関係ある部分をこれまでのエピソードから抜き出してるみたいだな。

今回もわんさかあるナレーション。どうも毎回交代するようで、今回はサイモン。1話は帝人。2話はみゆきちだったけど、この人、今後誰かの役で登場するのかな。まさかセルティなんだろうか。

正臣のノリは相変わらずサムいし、杏里に絡んでいたいじめっ子達のファッションは凄いしで。背中に天使の羽てw
静雄に殴られて吹っ飛んだモブは何で服脱げるんだよw
原作にそんなシーンあったっけな。

相変わらずストーリーは盛り上がらない。静雄のドスのきいた「いーざーやーくーん」はちょっとテンション上がったけど。

ネタが沢山出て来るのは嬉しい。『バッカーノ!』は勿論のこと、今回はフレイムヘイズだとか「ぴぴるぴるぴる」だとか。
『夜桜四重奏』一巻の表紙が出て来たり、地獄少女が映ったり。
うーむ、本筋が楽しめないというのは問題だな……。

ところで、この後の枠の『ひだまりスケッチ』三期なんだけど、OPのクオリティが前二作に比べて落ちてないか?確か『ダンスインザヴァンパイアバンド』もシャフト制作だし、そのせいか?

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

電撃文庫

アスラクライン〈12〉世界崩壊カウントダウン (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「対消滅能力……純粋な破壊の力……それがあなたの悪魔能力なのね、夏目智春セカンド?普段よっぽど鬱憤が溜まっていたのね」
『ほかにも色々たまってるよね』
「おまえはなんでそういうことを言うんだよ!」


智春が性欲を持て余してるのは操緒の所為だと思う(ぇ
表紙は奏っちゃん。描き下ろし……か?妄想表紙は大アニア。

さて、一巡目の世界編後編。機巧魔神を手に入れようと財団が本格的に動き出す。クラウゼンブルヒ一族のダルアとか完全に存在を忘れていたぜ……。

智春は洛高で二巡目で知り合った人達の一巡目での姿を知る。明るい哀音もインパクトあるけど、それよりも真日和が洛高を中退して美里亜と結婚していることにびっくりする。イラストは無いけど、見せられた写真で智春達は美里亜のこと一度見てたんだな。
いやしかし、娘の名前美々安(びびあん)ってあんた……。

ここにきて、機巧魔神は全部で二十一体ということが判明。でも、この設定って何か意味あるんだろうか。十体も出て来てなくね?

《黑鐵》が《黑鐵・改》にパワーアップしたり、奏っちゃんが生命を落としたりと終盤は怒濤のような展開を見せるが、後書きで次がラストであると全く書いていない件。もしかして大人の事情で急に終わらせることになったのかしら。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

小春原日和の育成日記 (電撃文庫)

著:五十嵐 雄策 イラスト:西又 葵

十四歳にしてすでに年金受給者みたいなシルバー存在。
地味で枯れ気味なセピア色存在。
それがこの小春原日和って女子なんだよな。

約三ヶ月一週間半の積み。電撃文庫。『乃木坂春香の秘密』でお馴染み五十嵐さんの新シリーズ。何故か『乃木坂春香』のアニメ二期と同時期に発売という不思議。
イラストは世界的イラストレーター西又さん。ラノベの挿絵は初だそうで。意外。
表紙はよく見ると、ぱんつが見えてます。帯でも隠れてません。

さて、本作は超地味少女、小春原日和が主人公、佑介の協力を得て、名門女子高姫乃宮学院合格を目指すというストーリー。
ジャンルは「らぶこめ育成日記」だそうで。言うほど、ラブコメしてないけど。今後、ラブコメに発展しそう気配はぷんぷんしてます。

ヒロインの日和さんはとにかく地味で、周りに存在すら気付かれないこともあるというハイレベルっぷり。でもイラストだと、とてもそうは見えないんだよなぁ。
そりゃガチで地味なイラストにしたら売れないから仕方ないんだろうけどさ。

佑介は高校一年生、日和は中学三年生。
絶望した!一二歳の年齢差でも、高校生と中学生という組み合わせなだけでロリコン扱いされる現実に絶望した!!
どうでも良いけど、佑介は「ビッチ」って言い過ぎだと思うんだ。

日和さんが姫乃宮を受験した理由は佑介に相応しい女の子になりたかったからって言うけど、姫乃宮で堂々と振る舞えるようになったら、逆に佑介の方が気遅れしそうなんですが……。

お友達の桐乃ちゃんって言うから、まさか同レーベルの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』と世界観共有してんのかと思ったら、金魚の名前かよ!
でも作品自体はこの世界にあるらしい。
また、ケイタという名前のぬいぐるみのぞうさんが『いぬかみっ!』と関係あるのかと思えて仕方がない。

早々と日和さんが合格することは判るんだけど、ちょっとご都合主義過ぎるかなぁという気はする。ハードル高い割にはさくっと合格してしまった印象なんだよなぁ。いや、そういう部分がメインではないから気にし過ぎかもしれんが。

思いっきり続き出すような章のカウント方式だし、三巻くらいまでは様子見かな。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B+

乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)
乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「お姉様。絡んでほしいなら、いつでも黒子が絡みますの~」

OPが適切なタイミングで変わった……だと……?いや、喜ばしいことですが。
前期OPよりも登場キャラが増えた印象。婚后さんは水泳部の二人とセットに。まだ出番あるのかな。
何と木山先生も登場。がっつり後半にも絡んでくるのか。
テレスティーナも勿論登場。
あとは固法さんとか小萌先生とか。
サビはクオリティ高いけど、美琴と黒子は何と戦ってんだw
で、インデックスさん出てキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ほんの一瞬だったけど、こういうファンサービスは嬉しい。彼女の前を歩いていたのは上条さんか?
妹達は一切登場せず。また、#12で登場した『アイテム』もOPには出て来ず。ってことは『超電磁砲』もいずれ二期がっつりやるってことなの?

さて、新展開。巷ではビッグスパイダーというスキルアウトの集団による能力者狩りが行われていた。
ちゃっかり風紀委員に馴染んでいる美琴は黒子と共に調査開始。

ビッグスパイダーの現リーダーは黒妻という男だが、本来の名前は蛇谷。黒妻というのは二年前のリーダーの名前で、美琴達は本物の黒妻に助けられることに。
この男、いつも牛乳を紙パックで持ち歩いているよう。牛乳を見た瞬間に、まさかぶっかけるのかと思ったのは俺だけで良い。

一方、固法さんの様子が怪しい。どうやら黒妻と関係があるようなのだが……。
二人が知人だと、美琴達が知ったところで次回へ続く。
やっぱり制服姿の固法さんはエロいなぁ。

EDも変更。美琴が短パン履くシーンが性的過ぎるw

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

電撃文庫

アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「あたしは秋希とは違う。もしも塔貴也が私になにかを望むなら、あたしは迷わず彼に協力すると思う。あたしは彼の剣だから━━お姉ちゃんとは違うの」
「それがあたしの意志よ、夏目智春━━あなたがあたしに本気で勝つつもりなら、それ以上の強い意志でかかってきなさい」

表紙は紙をほどいた操緒。結構レアな気がする。妄想表紙は大アニアか秋希さんか。確か、秋希さんはこの巻で出番殆ど終わりだと思うから、秋希さんかな。

さて、一巡目の世界編前編。操緒、奏っちゃん、アニアと離れ離れになり、彷徨う智春は紆余曲折の末、橘高家に匿われることに。
奏っちゃんや成長したアニアとも再会し、一巡目に戻るため、行動開始。
世界の融合の影響で出現する使い魔の幼生体や財団の連中との戦いが繰り広げられる。

奏っちゃんは親から悪魔の血を継いでいるので、世界を渡っても悪魔から人間には戻らない筈。しかし、実際には奏っちゃんは一巡目に来たとき人間になっていた。
これは操緒が《鋼》に一巡目に飛ばされる直前に《白銀》の力を使って消滅寸前だった一巡目の奏っちゃんの身体を引きずり出し、非在化しかけていた奏っちゃんの身体と交換、二巡目の身体を無理矢理《白銀》の中に突っ込んで非在化の進行を止めているという状態にしたんだとか。つまり今の奏っちゃんは身体は一巡目、中身は二巡目という状態。なんつーややこしい。
だから代謝は止まるのに、何で操緒は成長しているのかと。

《白銀》は一巡目で造られ、二巡目に送られた。で、《鋼》の暴走で一巡目に戻って来たわけだが、結局、そのまま朽ちることになったらしく、一巻で智春が潮泉老人の邸宅を訪れたときに見た朽ちた機巧魔神って《白銀》のことだったらしい。あれ、二巻だっけ。後書きの十巻振りに回収出来た伏線って、これのことか。

ところで一巡目の炫部長はオールバックなんだけど、凄まじい違和感があるなw
部長と言えば、ぼさぼさの長髪みたいな。

そう言や、アニメのOPを改めて聴くと、凄ぇ歌詞が内容に合ってるんだよなぁ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アニメ,電撃文庫

「楽しかったぜ、優秀な運び屋さん」

はいはいOP好きになってきたなってきた。って、OPの途中に前回の粗筋を挟む『バッカーノ!』方式キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!この手法好きだったからテンション上がるわ。

さて、今回はみゆきちのナレーションで、前回セルティに助けられた少女、莉緒をメインとして展開する。前回語られたストーリーの裏側で怒っていたエピソード。
莉緒なんてキャラ、原作に居たっけ?
ちょっとナレーション多過ぎる気がするなぁ。

静雄はそうでもないが、臨也ががっつり登場。もしかして次回が静雄本格登場回なのかな。
他には杏里と彼女に絡むセクハラ教師、誠二、新羅が登場。これで大体出揃ったか?

臨也が悪人過ぎる件。今回だけだと、ただただ嫌な奴なんですが……。

ところでセルティがライダースーツの袖からPDAをシャコっと出すのが格好良いな。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,角川ビーンズ文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

今月はいつも通り、1日フライングで14日発売。ブツは、

・ライトノベルの楽しい書き方 <5>
・くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾
ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫 ほ 1-8)くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

の二冊。それから、

・アスラクライン⑪ めぐりあい異世界(新装カバー)
・アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う(角川ビーンズ文庫)
アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う (角川ビーンズ文庫)

をゲット。『アスラクライン』は遂に新装カバーをコンプリート。

来月は新シリーズが三本始動するけど、現時点で購入確定はゼロ。粗筋とイラスト次第かなぁ。


ジャンプSQ. ( スクエア ) 2010年 02月号 [雑誌]
ジャンプSQ最新号ではスーパーダッシュ文庫『迷い猫オーバーラン!』のコミカライズの連載が始まりましたね。
以前に『ぬらりひょんの孫』を貸してくれた研究室の後輩の弟がSQを購読しているとのことで、持ってきてもらいました。立ち読みするほどじゃないなぁ、と。

まず表紙が文乃だったことにびっくりした。ジャンプSQっていうと、比較的硬派なイメージがあったんだけど、これまた思いきったなぁ。ちなみにいつもと雰囲気違い過ぎて、店頭で見付けられなかったという話を聞いて吹いた。どんだけw
しかし、これは萌えオタ要素の無い人間にとって辛い絵面なのは確か。店員さんに訊いた挙句、こんな表紙出て来たら、どうしようもないなw
え、俺?屁でもないですよ、こんなの。

表紙なだけでなく、当然のように巻頭カラー六二ページ。このペースだと五月くらいにはコミックス一巻出るかな。
作画が『ToLOVEる』の矢吹さんの時点で単行本が音速で売り切れるのは判り切っている。
で、肝心の漫画ですが、のっけから文乃しまぱんでOK過ぎる掴み。続いて全裸過ぎる希。あまりに全裸なので一瞬、コミカライズオリジナル展開と思ったけど、よくよく思い出せば原作にもあった気がしてきた。
いやしかし、雑誌掲載時で既に乳首券発行ということはコミックスでは一体どうなってしまうのか!?<ガチンコ風に。
あからさまにコミックス収録時に影消えそうな部分あったしなぁw

でも誤解しないで!原作は全然エロくないよ!それともわざと誤解させて原作買わせてやったぜぐへへへへへへ!みたいなことなんだろうか。

作画は流石週刊連載作家、安心のクオリティ。もっと阿呆みたいにパンチラしてるのかと思ったら、そうでもなくて一安心。
女性陣は言わずもがな。乙女姉さん、ちょっと若くなってる?
巧は相変わらず地味。家康はのっけから『フレッシュプリキュア!』ネタを仕込んでくるという。実にいい仕事をするなぁw
大吾郎は渋いイケメンに。珠緒先輩出て来るかなぁ。

ストレイキャッツの客として、『ToLOVEる』のキャラクターが出て来ている件。良いのか、これ。主人公の妹みかん、だっけ?

六十二ページでまさかの原作一巻終了という超ぶっ飛ばし展開。文乃の告白シーンや千世の迷い猫同好会結成シーンなどはカット。カットっつっても、どっかでやるんだろうが。
そういうわけで、単行本を買い忘れないよう気をつけようというお話でした。初版買い逃したら死亡。


「超凄いオナニー 黒猫」で検索した奴、二三時間正座な。


電撃文庫

アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)

著:川原 礫 イラスト:HIMA

「……はっきり言っちゃえば、無敵ですよボク」
「……どうかな。お前が無敵を名乗るには、ひとつだけ必要条件を満たしてないぞ」
「へえ?どんな?」
「それは、飛べるのが……お前だけじゃないってことだ!!」

「着装!!《ゲイルスラスター》━━━━!!」

何か急にヒーローものっぽいテンションになってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
約三ヶ月一週間の積み。四ヶ月振りの新刊。『ソードアート・オンライン』と合わせると隔月刊行。
表紙は三巻連続で黒雪姫先輩オンリー。ただ、前二冊の表紙が黒メインだったのに対し、今回は先輩が深窓の令嬢のような格好をしており、明るい印象を受ける。

さて、新年度。って、早いよ!まだ三巻だよ!?嬉し恥ずかし学校イベントが根こそぎすっ飛ばされた!まぁ、ハルユキと黒雪姫先輩の学年が違うから、そういうのやり難いのかもしれんが。

早いと言えば、今回のストーリー展開自体が三巻にしては早い気がするなぁ。打ち切り完結に向けて、尺が圧縮されてるってんなら理解るんだが。

謎の新入生、能美によって翼を奪われてしまったシルバー・クロウ。他にも弱みを握られて、一気にドン底まで落ちてしまうハルユキ。折悪く、黒雪姫先輩は修学旅行で不在ということで、大ピンチ。
そんな彼に救いの手を差し伸べてくれたのが、黒雪姫先輩と旧知の中のスカイ・レイカーという人物だった。彼女の指導の元、新たな力を得るべく特訓に励むハルユキ。
凄ぇ、王道展開だな。ラノベというより、ジャンプ漫画に近いノリ。

そんなスカイ・レイカーの正体はおっとり風味な高校生のお姉さんでした。更なる年上ヒロイン……だと……?ゴクリ
負けじと、黒雪姫先輩も遠い沖縄から水着でアピールです。
チユリはチユリでアバターがエロイしなぁ。王道展開をしながらもラブコメも忘れない。ラノベのお手本のような構成だなw

で、能美━━ダスク・テイカーとの再戦。新たな力でダスク・テイカーを打ち破るシルバー・クロウ。だが、バースト・リンカーとなったばかりのチユリ━━ライム・ベルがダスク・テイカーを回復させてしまう。
ハルユキとタクムとチユリ。仲良く三人で遊んでいたあの頃に一番戻りたがっていた彼女が何故……というところで続く。

奪われた力。新たなる力。幼馴染みの裏切り。水着。自らをバーストリンカーと呼ばない者達。これは盛り上がって参りました。期待ageということで、ランク付けときます。
次は十二月に『ソードアート・オンライン』三巻、二月に『アクセル・ワールド』四巻。例のごとく、『SAO』はもう出てます。まだまだ続くよ隔月刊行。
更に二月にはメディアミックス公開予定だそうで。定番なところでコミカライズかなぁ。絵になったら映える作品だろうし。

ところで同レーベルの『シフト』が出ないのって、もしかしてこの作品があるからだったりする?関係無いか。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A+

シフト〈3〉世界はクリアを待っている (電撃文庫)
シフト〈3〉世界はクリアを待っている (電撃文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「頑張ってくださーい。そうすれば、超えられるかもしれませんよ?」

休日。美琴達は遊びに出掛けるが、佐天さんは特別講習で、とある学校へとやって来ていた。この学校は『禁書目録』で上条さんが通っている学校です。食券販売機なんかは氷華編で出て来てたんじゃなかったっけか。

複数の学校から集められた学生はいずれも『幻想御手』の使用者達だった。ゲジ眉こと重福さんや『幻想御手』を高額で他者から買おうとしていたぽっちゃり少年や姉御等が再登場。
講習はパーソナルリアリティに関するものということで、まさかの小萌先生登場なのですよー。

原作より、しっかり『幻想御手』編のエピローグをやってくるなぁ。
で、次回はどういう流れかスキルアウトの登場だそうで。え、まさかオリジナル展開で本編の要素と絡むのか?
固法さんが目立ちそうな気配にwktk

燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:A+

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)

電撃文庫

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

著:水瀬 葉月 イラスト:東条 さかな

それは彼女のためだけの症候群だ。いや、それは正確ではない。その意義も内容も原因も結果も、全てが彼女というただ一言で事足りる以上━━それは、彼女という存在そのものがその症候群を形容する概念となっているのと変わらない。
だから、その症候群を表すに最もふさわしい言葉は。
その素敵な病気に冠されるべき名前は。
そう、きっと━━

藍坂素敵な、症候群。

約五日の積み。電撃文庫。萌エグロ小説『C^3』でお馴染み水瀬さんの第四シリーズはフェチ系美少女学園ストーリー。『C^3』八巻からは隔月刊行。
イラストは富士見ミステリー文庫『SHI-NO』でお馴染みの東条さん。
タイトルの響きが実に良い。
スーパー変態大戦とか後書きに書いてあるけど、

まったくもって、いつも通りでした。

判ってたよ。こんだけ可愛く、萌え萌えな感じでパッケージングしといて、中身はグロ展開フィーバーなのなんて判り切ってたよ。
ただ、イラストが東条さんなので絵からは殆どエロさを感じない。

主人公、浩介が引っ越してきた街では《耽溺症候群(フィリア・シンドローム)》という特殊な病気が流行っていた。
これは何かを好きという気持ちがエスカレートすると発症する病気で、重度罹患すると、その欲求を満たすためには殺人さえも厭わなくなってしまう。
つまり好き放題にグロく出来るわけです。グロシーンが出て来たとき、案の定過ぎて笑ってもうたw

『C^3』の根幹には「呪い」というものがあるのに対して、こちらは「好きという気持ち」がある。
真逆と言っても良いものなのに、話の流れが概ね一緒な不思議。

いや、別に詰まらないわけじゃないんですよ。症候群の設定は面白いし、響きだけじゃなくて、ちゃんとタイトルの意味を最後に示したのも良かったし。

ただ問題なのは、俺が一番読みたいのは『ぼくと魔女式アポカリプス』の続きだということですね。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A

シリーズリンク
藍坂素敵な症候群 <2>(2010/05)

著者リンク
C^3 -シーキューブ-Ⅷ(2009/11)
C^3 -シーキューブ-Ⅸ(2010/03)
鮎原夜波はよく濡れる(2013/09)
課外活動サバイバルメソッド(2015/01)

イラストリンク
消えちゃえばいいのに(ファンタジア文庫、2012/02)