電撃文庫

デュラララ!!×3 (電撃文庫)

著:成田 良悟 イラスト:ヤスダ スズヒト

「ひとつだけ覚えておきたまえ、情報屋」
「なにをです?」
「偶然の連鎖は、決して悪い方向だけに転がるものではないという事をね」

発売は二〇〇六年八月ということで、また一年五ヶ月空いてます。物凄いスパンだなオイ。つーか、二巻のあの引きでこんだけ間空けるとか鬼畜過ぎるw

今回は池袋三大勢力のトップである帝人、正臣、杏里がメイン。もっとこじれていくのかと思っていたら、この巻でケリがつくのね。
実際の時間の流れと同期しなくなったため、時事ネタは無し。それが一番楽しみだったのに……。

後書きは後ろにイラストが印刷されている特殊仕様。また手間掛けてるなぁ……。
と言うわけで、取り敢えず三巻まで読みました。予習はこれで完了ということで。
全然肌に合いませんでした。残念。

燃:C 萌:B- 笑:B+ 総:B

アニメ,電撃文庫

「温泉か~。深夜アニメの定番だよね~。安直だけど欠かせないんだよね~」

そういうわけで、主だったレギュラー、準レギュラーを連れて温泉旅行へとやって来た裕人達。OPカットで開始。

って、何でやねん!!何で最後の最後でサブタイトルが普通になってんねん!!最後までエロさを匂わせるタイトルを貫けよ!!

乃木坂メイド隊の皆さんも休暇扱いで参加。でもみんなメイド服な不思議。私服の設定が面倒だったんですね、分かります。
女性陣がわんさか居て、もうサービスシーンのあざといことあざといことw
だが、それが良い<何なんだ

椎菜はおみくじで来週ラブチャンスが来る!と喜ぶが、来週放送無ぇぇえええええEEEEEEEEEEEEEEEE!!
可哀想過ぎる……(´・ω・`)

可哀想と言えば、お父さんが完全にネタキャラ化していて可哀想だ……。

最後は雪山で遭難して、山小屋でエロイこと五秒前くらいまでいっちゃう裕人と春香。直前で突撃してきた美夏達には「秘密です!」とか言ってたけど、何にもしてないよ!加えて、まだ付き合ってもいないんだよ!そんな馬鹿な!

EDに合わせて、その後の皆さんの様子が描かれる。乃木坂家で建造されていた巨大ロボのようなものは一体……?
冬華やみらんもワンカットだけ登場。

総評

そういうわけで、『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』全十二話でした。流石、ディオメディア、萌えアニメ作らせたら半端無いなw
取り敢えず、本編はいいからOPだけでも見てくれと力説したい作品でした。

作画も一定水準を保っていたし、ラブコメとしてはかなり良質だったと思います。
あとはもっと電撃ネタをやってくれても良かったんじゃないかとは思う。一期は結構やんちゃだったしなぁ。

普通に続き作れる終わり方だったけど、ハイクオリティなOP見たさに三期希望です。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

乃木坂春香ガ全テ
乃木坂春香ガ全テ

アニメ,電撃文庫

「アンタみたいに、過去を捨てる奴に未来は来ない!!」

開かれた三巡目への扉。始まる二巡目の非在化。それぞれの想いを抱え、中央渦界域に集う人達。

六夏会長と真日和の巡礼者商連合は治療費と入院費を請求するために。六夏会長は洛高の制服に眼帯って出で立ちだったけど、似合い過ぎていて吹いた。
ヅカ王子は遂に黒崎姉妹の入れ替わりを知ることに。え、全く知らんかったの?やはりそうか、くらいのことは言うかと思ったが。
佐伯兄もまた、元演操者として戦いの場へ。もう傍らには居ない哀音に声を掛けるシーンは切ない。

自分が朱浬なのか紫浬なのか判らなくなってきた朱浬さんを抱き締める智春。何かフラグ立てに来たーーーーーーーーーーー!!??原作でも、こんな流れだっけ?
アニメでは流石に説明がややこしそうだから、ロングヘアの朱浬さんの出番は無しかな。
アニアからは幸運のキスをしてもらい、一気にハーレムの様相を呈してきました。アニア可愛いよアニア。

魔神相剋者の力をもって、炫部長に対峙する智春。だが、相手は《鋼》に加えて、三体の機巧魔神を用意していた。2Pカラーみたいだな。機巧魔神を操って戦う格ゲーとか出ませんか。

ここで力強い増援が駆け付ける。
智春のお説教タイムは結構燃えるものがありました。「まずはその幻想をぶち壊す!!」って言いそうな勢いだったけどw

エンドカードの用語紹介は「中央渦界域(セントラル・ボーテックス)」。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「みっともなく泣き叫んでないで、まっすぐ私に向かってきなさい!!」

『幻想御手』編完結。暴走を始めたAIMバーストを倒すため、美琴と初春が奮闘する。J.C.STAFFの本気、クオリティ高過ぎワロタ状態でした。
しかもOPを挿入歌として使う隙の無い熱血展開。イントロが聴こえ始めた辺りからテンション鰻上りですよ。

原作では警備員に連行される木山さんが美琴に妹達の存在を匂わせるシーンがあったが、アニメではカット。全くやらんのかな。
その代わりか知らんが、マーブルチョコを食べる謎の女、テレスティーナが登場。

また『アイテム』の四人がワンカットだけ登場。出したってことは今後出て来るってこと?

EDは特別バージョン。次回予告の「一山越えたら水着回とか安くない?」に吹いた。
現OPには『幻想御手』編の情報しかないけど、やっぱりOP変わるのかな。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)

電撃文庫

アスラクライン〈6〉おしえて生徒会長! (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「そうなの……うちの部長は、ヒキコモリなのよ」

この巻だけ書影が旧カバ-な不思議。表紙は奏っちゃん。描き下ろしじゃないかなぁ。
俺の中での表紙ベストチョイスキャラは冬琉会長だと思うの。今まで、「冬流」って書いてたけど、「冬琉」だったワナ。全然気付かなかったんだぜ。

今回は表題作を含む連作短編集。後書きに書かれているが、脇役総出演らしい。

『王様遊戯』

これは樋口が主役と言って良いのか?

智春のスク水エプロンとか見たくなさ過ぎるw
ここで、ちゃんと男子用を着用するのが『アスラクライン』クオリティ。これが『いぬかみっ!』なんかだと、平然と女子用を着るからなぁ。

『コンプレックスπ』

杏のターン。豊胸のため、奏っちゃんの生活パターンを真似するって、似たような展開をつい最近、どっかで読んだなと思ったら、『かぐや魔王式! 第5式』で読んだんだった。刊行はこっちの方が先だが。

さらっと操緒が姉が居ることを話しているが、環緒さんの存在が言及されたのって、ここが初めてだよな?

『おしえて生徒会長!』

表題作。兄の居場所を知るため、第三生徒会会長、橘高冬琉に会いに行く智春達。彼女自身は直貴の居場所を知らなかったが、条件付きで科學狂会に訊いてもらえることに。
その条件とは冬琉会長の幼馴染みであり、科學部の部長でもある炫部長を学校に登校させることだった。

と言うわけで、一巻から、その存在は判明していた炫部長が満を持しての登場です。入院中というのは対外的な理由だったらしく、いたって健康。

冬琉会長は元GDで《黑鐵》の先代演操者。副葬処女を失った今、彼女はあらゆる魔力を無効化する元演操者となっていた。四巻あたりから少しずつ、魔力の代償が見え始めているな。

ひかり先輩と由璃子さんがゲストとして、ちょろっと登場。ひかり先輩可愛いよひかり先輩。アニメでカットされたのがつくづく惜しまれる。

『アスラクライン・P ウィズ・ユー(with you)』

電撃hp掲載の短編を特別収録。「P」は「ポータブル」と読みます。
アニメのEX018って短編を下敷きにしてたのか。全然記憶に無かったんだぜ。

二人三脚の練習中、ハプニングにみまわれ、脚を結んだひもがほどけなくなってしまう智春と奏っちゃん。操緒が完全に賑やかしと化していて泣ける。

少しだけだが、和葉が登場している。後書きによると和葉はちょっとワケありで、本編ではもう少し話が進まないと登場させられないと言っているが、結局、彼女が本編で登場するのは『⑬』の最後。もう少し?
と言うか、この時点で咲華は居たのだろうか。

まとめ

コメディ成分多めの一休み的な短編集でした。次巻以降はアニメで言うなら、OPが変わる感じだそうな。
奇しくも、アニメでは次巻までのエピソードを消化して一期が終わっているから面白いな。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

タロットの御主人様。〈8〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN

「……あたしもいい加減、逃げてちゃいけないのかもしれないにゃあ……」

約一週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。表紙は前回、秋人が封印した“力”の真行寺さやかさん。現役警察官なので、制服で登場です。表紙に全身が登場したのって、一巻の結夏以来だよな。
まぁ、タイトスカートでパンチラやろうと思ったら、これしかないというような構図だが。帯で隠れてます。
口絵では並び立つヒロインがちょっと格好良い。

さて、今回は順当に文化祭の出し物でトップを取った御褒美として、オープン前の拡張現実を応用したテーマパーク、ワールドアヴァロンに遊びに行くお話。
ワールドアヴァロンの技術凄ぇぇぇええええええええええ!!これは遊びに行ってみたい。
前巻の八久住さんの告白でギクシャクしまくりの人間関係。秋人は全てのタロットを封印するまでは、そんなことは考えられない。俺が先に幸せになってはいけないという考えで、答えを保留。これでアニメ化でも決まっていたら、引き伸ばしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!と言うところだが、生憎何一つメディアミックスしていないので、まぁ、これはこれでアリな答えかなぁ。

そんな中、ワールドアヴァロンという施設の特性を利用して、“魔術師”が襲いかかってくる。完全に秋人の敵というよりは、秋人に成長を促してくれた感じ。タロットと『憑依』された女の子達も絆を強めたようだし、一段階パワーアップ出来たか。

“魔術師”によると、“白”というのは“世界”のことらしい。彼女と言っていたので、どうやら女性らしい。
また、彼女は“時忘れの魔女(リトル・エンドレス)”を傍から離してはいけないという助言を残していく。これって確かアメジスティアのことだけど、折悪く、この戦いの後、アメジスティアは秋人への想いを絶ち切ろうとするんだよな。
彼女は秋人にとっても、「あの男」にとっても切り札となるらしいが……。
“魔術師”はこの巻で封印出来たので、残り六枚。

そのときがくるまで、結夏に関する占現を行ってはならないとは一体どういう意味なのか。
そして、真冬が辿り着いた四季ばあちゃんの過去に見えた双子の弟、久遠とは?全てはばあちゃんの掌の上なのか?
うぉぉおおおおおおお、テンション上がってきたぜぇぇぇぇええええええッ!!!!

ところで体育祭とかは、ばっさりカットされたみたいだけど、『ぷちふらぐめんと。』二巻用に回されたとかだろうか。それとも別に語ることもないや、みたいな?

というわけで八巻でした。さやかさんのフラグ立ちの早さは異常。籐子様は更に強固なフラグが立ったみたいだし。
滅多に顔が出て来ないから忘れがちだけど、秋人ってイケメンなんですよね。

そろそろメディアミックスの一つや二つ、あっても良いと思うんだ。正直、これがアニメ化決まったら狂喜乱舞する。
次は二月に『放課後限定勇者さま。』二巻。いや、それよりもこちらをですね……。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

アニメ,電撃文庫

「構わん。そのための乃木坂だ」

お父さんwwwwwwww
裕人の見せ場の直後にやらかすから、全部持っていかれた印象。中の人、本物じゃねーかw

さて、茅原の企みに騙された裕人は春香から距離を取ろうとする。そんな彼に一歩を踏み出す決意を固めさせてくれる周囲の人々。
姫宮みらんがここまでキーパーソンとして絡んでくるとは思わんかった。
裕人を春香の元へと向かわせる椎菜に泣ける。

で、オーディション会場で、「傍に居てほしいんだ!誰よりも傍に!!春香!!」などと叫ぶが、彼等の認識ではこんだけ言っても告白じゃないよ!
どないなっとるんだw

てっきりアイドルデビューの話で最終回までやるんだと思ってたんだけど、終わっちゃったね。最後はエピローグ的なエピソードになるんだろうか。

そうそう、『れでぃ×ばと!』の文庫CMが始まりましたが、ナレーションはセルニア嬢なのかよw
ちょっとは朋美にヒロインらしい役回りをですね……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

乃木坂春香ガ全テ
乃木坂春香ガ全テ

電撃文庫

デュラララ!!×2 (電撃文庫)

著:成田 良悟 イラスト:ヤスダ スズヒト

「なッ……う、浮気かいセルティ!?俺に何か不満があるなら言ってくれ!?いや待って、ストレートに言われるとヘコムから、オブラートで三重ぐらいにくるんで言ってくれ!割合で言うなら、7ホメ3ケナシぐらいの勢いでッ!」
『安心して。不満なんて無いよ』

シリーズ第二弾。発売が二〇〇五年の三月ということで、一巻から実に十一ヶ月空いている。その間は『バッカーノ!』とか『ヴぁんぷ!』とかを出していたのからと思ったけど、後書きでは復帰第一弾って書いてあったから、暫く成田さんの新刊自体が出てなかったんだろうか。

作中では一巻から、およそ一年が経過している。早ッ!電撃文庫MAGAZINEの対談では、帝人達を大学に進学させるというアイデアを担当さんに止められたって言ってたから、成田さん自身はもっと大胆に時間を進めたかったっぽいな。

今回はピンナップの裏側に目次が。ピンナップに目次が付いている作品って珍しくね?

さて、一巻ではあまり活躍しなかった人々にスポットが当たる第二巻ということで、一巻ではセルティと並んで主役級だった帝人の出番が殆どありません。
これは『バッカーノ!』と同じ群像劇らしい展開だな。

電撃文庫は『ルナティック・ムーン』や『空ノ鐘の響く惑星で』等が登場。そうか、まだ『ルナティック・ムーン』がリアルタイムだった頃の作品なんだ……。時の流れを感じさせるぜ……。

ラストでは仲の良いクラスメイトである筈の帝と杏里と正臣が、それぞれ池袋の三大勢力のトップであることが判明する。えっ、何か鬱になりそうな気配!

後書きは一ページしかないので、どんどんポイントが小さくなっていく仕様です。無駄に手間かけてるなぁw

『バッカーノ!』のときもそうだったけど、面白い巻とそうでない巻の差が激しい気がするなぁ。
あと、俺はそんなにセルティに萌えないです。

ところで、『池袋ウエストゲートパーク』のGボーイズについて、原作とドラマの違いに言及するシーンがあるんだけど、ついこの前読んだ筈なのに、全然内容思い出せないんだぜ。

燃:C 萌:B- 笑:B 総:B

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「私、夏目君に呼ばれるの、好きです」

某感想サイトで見て納得したんだけど、前回のラストで《黑鐵・改》が二人の操緒の力でパワーアップしたのって、アニメでは《黑鐵》と《白銀》が融合して、《黑鐵・改》が造られているから、副葬処女の受け皿も二体分あったということなのかもしれない。
原作では《白銀》のスペアパーツを使って修理したんじゃなかったっけ。

二巡目に戻ってきた智春達。崩壊した鳴桜邸の庭には朱浬さんとヅカ王子が倒れていた。ヅカ王子は病院へ搬送。朱浬さんは王立科学狂会に連れていかれた。

二巡目の鳴桜邸は瓦礫と化したが、一巡目の直貴が鳴桜邸を一緒にこちらへ跳ばしてくれたので、そこで生活することに。
翌朝になると、何事もなかったかのように、復活している奏っちゃん。

何と前回の戦闘中の口約束だけで契約が成立していたらしい。何……だと……?そんなにさくっと契約出来ちゃうのかよ!エロ要素をばっさりカットしてくるとはな……。
こちらに戻って来たときに、まだ眠っていたのは智春が向こうでは悪魔化していたために契約が完全には成立していなかったからだそうで。
完全に成り行きでやっちまった契約だな。

で、使い魔の登場となるわけですが、ペルセフォネ、フクロウになってるー!?こいつって、原作では秋希さんのペットだった黑鐵なんじゃ……。
でも、テンションマックスの奏っちゃんがとても可愛いです。

炫部長達が三巡目に跳ぶには中央渦界域(セントラル・ボーテックス)を安定させなければならず、それのは十日ほどかかるらしい。
それを知った智春は英気を養うことに。

洛高に行くと、佐伯兄に呼び出され、智春は第三生徒会長に任命される。冬流会長が離反し、朱浬さんも居ない今、確かに智春が適任となるのか。

六夏会長達のお見舞いでは、会長が片目を失明していることが判る。え、これ、オリジナル展開だよね?何か意味あるの?ロクに活躍の場も無いのに……。きっと最終回で活躍するんだよね?

成り行きとは言え、契約してしまい後に引けなくなった智春は奏っちゃんに告白する。
しかし、操緒は智春は最後には必ず自分のところに戻ってくると確信しているのだった。冷静に考えると、操緒怖ぇぇぇえええええ。
操緒とペルセフォネが並んで飛んでいるシーンは何だか感慨深いな。

一方、氷羽子の目的がこの世界の成り立ちを知りたいというものに変更されていた。まぁ、蹴策の存在カットされちゃったしなぁ。
炫部長はGDの詰め所を襲ったときに奪った《翡翠》、《薔薇輝》、《蒼鉛》の祭壇を使い、《鋼》だけでなく、この三体の機巧魔神も支配下に置いたよう。どういう理屈か、色が変わってました。
どういう仕組みなのか全く理解らん。更に、四体の機巧魔神の力で中央渦界域を暴走させて、三巡目に跳んだようだが……。

そういえば、成長したニアの夏服が見れるのってアニメだけなんじゃね?
エンドカードの用語紹介は「ペルセフォネ」。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

電撃文庫

ラッキーチャンス!〈6〉 (電撃文庫)
著:有沢 まみず イラスト:QP:flapper

「あの人は」
「女神だ」
「でも、僕は」
「女神を“好き”にはなれない」

約一週間の積み。五ヶ月振りの新刊。もっとぽんぽん出てる印象があるんだけどなぁ。
表紙は二ノ宮さん。帯を外して目を凝らすと、辛うじてぱんつが見えます。

口絵の構成が『スイート☆ライン』二巻とほぼ同じで吹いた。まぁ、そんなに珍しい構成ではないけども。単に、連続で読んだから気になっただけかなぁ。

今回も連作短編集ながら、話が大きく動いています。

『氷神は桃色の夏風邪を引くか?』

まさかトトもヒロインの一角として参戦してくるとはなぁ。トト可愛いよトト。
トトがかかった風邪というのは、“思春期限定モノノケズッキュンはーと熱(LOVE、LOVE)”。
女の子として初めて恋をしたモノノケがかかるという話だが、“北の神獣”と呼ばれる犬神もかかっていたらしい。これって、多分ともはね
のことなんだろうなぁ。確か、彼女のポテンシャルは相当高かった筈だし、神獣と呼ばれていてもおかしくはないと思うんだが。

『ツンデレ少女に夢見る花束を』

沙代さん、留吉と遭遇するの巻。こりゃもう、今後本格的に『いぬかみっ!』と絡んでくると思えってことだよね?

今回もがっつり、ストッキング&ぱんつ要員です。結構なお手前で<意味不明

『夏のアイランドの中心で恋を叫んだ少女』

二ノ宮さん、遂に覚醒す戦闘能力も有したようで、最強ヒロイン化かと思われた矢先、雅人は二ノ宮さんへの想いが恋ではないと確信してしまう。
うわぁあああぁあああああああ、絶望展開キトゥアアアアアアアアアアッ!!

しかも、それで二ノ宮さんの家にはお世話になれないから、沙代を選ぶってのがなぁ。選択理由がなぁ。
とか何とか、えらいことになっている間に、沙代もえらいことになっとりました。これがジュブナイルポルノならガチで凌辱展開になりそうなところで、次巻へ続きましたが。
本当に、そんな展開になったら吹くが。

雅人の幼馴染みってのも何かヤバそうだし、次巻は大荒れの予感。しかし、沙代のターンが来そうなので、オラ、wktkしてきたぞ!

絵師後書きが無いのは、QP:flapperさんが『えむえむっ!』の仕事で忙しいからだと思いたい。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

いぬかみっ!EXわんわん!! (電撃文庫)
いぬかみっ!EXわんわん!! (電撃文庫)