角川スニーカー文庫

レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女 (角川スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

「……そもそもエ○がなければ、日本の情報化社会は始まらなかったッ」

約2ヶ月3週間の積み。『ミスマルカ』6巻からは連続刊行、『マスラヲ』完結からは1年1ヶ月振り。『マスラヲ』から引き続き、ヒデオが主人公の林さん、5番目のシリーズがスタート。
ザスニで好評連載中。

聖魔杯後、魔眼王となったヒデオだったが、普通の就職に失敗、気付けば宮内庁神霊班に所属することに。そこでは『マスラヲ』に登場しなかった鈴蘭の妹、睡蓮が居た。
ということで、どうもヒロインは睡蓮らしいです。連載分ではそうでもないんだけど、書き下ろしで割とラブコメっぽくなっています。林さんの作品に、普通にラブコメがあると気持ち悪いな(ぇ

更に、ウィル子に加えて、闇属性のゴスロリ少女ノアレにも憑かれてしまう。このノアレ、外見は小学生で、しかもSっ気全開という。良いなぁ!Sっ気全開の小学生良いなぁ!<落ちつけ

睡蓮を始め、『マスラヲ』で登場しなかった『お・り・が・み』のキャラもわんさか登場して、サービスが効いている。逆に言えば、これから読み始めても何一つ面白くないであろう。

現段階ではまだ大きな動きは無いが、何かが暗躍している気配はある。また、後書きで言及されているが、本作は精霊サーガ完結編の前振りらしい。
更に、『マスラヲ』完結後にアニメ化の話も来たんだそうで。1クールに収めるのは無理だと蹴ったらしいけど。
つーか、『レンタルマギカ』は2クールやったのに、変なの。
でも、後書きでアニメ絡みの話をはっちゃけるってことは『ミスマルカ』のアニメ化が動いているということの裏返しではないのだろうか……。

にしても売れてるからってフリーダム過ぎるw
結局、タイトルの意味って何なんだろう。
次は6月に『ミスマルカ』7巻。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還(2009/01)
レイセン File2:アタックフォース(2010/10)

世界観リンク
ミスマルカ興国物語Ⅵ(2010/01)
ミスマルカ興国物語Ⅶ(2010/06)

ガガガ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月は18日が日曜だったため、公式発売日が遅くなり、ガガガも20日発売。その他はいつも通りの発売です。ブツは、

・鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム
・H+P⑥ -ひめぱら-
・RPG W(・∀・)RLD5 -ろーぷれ・わーるど-
・羽月莉音の帝国 <2>
・ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。
鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫)
H+P(6) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-6)RPG W(・∀・)RLD5 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-5)羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 (一迅社文庫)

の計5冊。今週、購入冊数ヤバイことになりそうだぜ……。

ファンタジアでは『RPG W(・∀・)RLD』と『H+P』がコミカライズ決定。まぁ、順当かな。

ガガガで『ささみさん』はもうスルーしました。きっとハドむが買ってるさ。
『とある飛空士』の映画がアニメ映画と確定。セーフ……。
来月の新刊は先月も書いたが、『セク研!』と『ラブコメ禁止ですの!』が気になります。つーか多分買うわ。

一迅社では『アネモイ』が新作扱いな不思議。意図的なものなのか、それとも単なるミスなのか。
来月の新刊は気になるのがいっぱいだぜ。『土属性はダテじゃない!』が待望の続刊登場。
また、六塚さんとCH@Rさんの新作『スキュラ・ダークリー』はどう見ても『Re;0』の続編です。
新シリーズその1『革命のレオリア』はまた八重樫南さんか!!
新シリーズその2『桐野くんには彼女がいない?!』はラノベ研と言われたら買わざるを得ないわ。
もしかしたら全買いもあり得るかもしれん。


最近、通勤の電車の中でラノベ読んでんだけど、自宅で読むよりも効率良く読めてる気がする。まぁ、居眠りする危険性はほぼ無いし、脱線する要素も無いから集中出来るんだろうな。

MF文庫J

ごくペン!〈2〉 (MF文庫J)

著:三原 みつき イラスト:相音 うしお

「私はアン子ではありません。……ウン子です」
「ええ!?う、うん……ぅん、子、さん……?」
「ウン子です。何を恥ずかしがっているのですか。人のあだ名を恥ずかしがるなんて失礼ではないですか。はっきり言ってください。さあどうぞ。ワンツースリー、はい」
「う、ぅ……ゥン子さん」
「もっと大きな声で呼んでください。ウン子ですよウンコ、ウンコ!ウンコッ!!」

なにこれこわい。

約3ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙はメインヒロインの凜子に続き、鈴音(すずのね)。帯を外すと、木刀の位置が大変いやらしいです(ぇ

さて、第2巻。案の定、女の子だらけになってきた件。
前巻
の感想で、もっとはっちゃけても良いと思うって書いたら、大変なことになってきた件。やりたい放題過ぎるw
「新開発されたジオニック社のモビルスーツみたい」とか「かのこん 真夏の大謝肉祭」とか「やってきたよ、ドナルドさん!」とか。
みんな、ドルイドさん大好きだな!一部の人にはクリティカルだったらしいな。

コメディパートが圧倒的に面白くなってきたが、それに加えて、ラブコメパートも良い感じになってまいりました。
凜子の競泳水着+ウサミミ+エプロンはGJと言わざるを得ない。でも、あれ、競泳水着っていうか旧スクに見えるんですけど。凜子可愛いよ凜子。

1巻読んだときは辛うじて2巻購入って感じだったんだけど、4月、つまり今週に出る3巻はガチで買います。

燃:C 萌:A 笑:A 総:B+

シリーズリンク
ごくペン!(2009/10)
ごくペン! 3巻(2010/04)

アニメ,コバルト文庫,講談社ノベルス,雑記,電撃文庫

ふと思い立って、気になっている既刊を三省堂で買ってきました。ブツは、

・魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV
・魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW
・さくら荘のペットな彼女 <2>
魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)
魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈2〉 (電撃文庫)

の計3冊。何だかんだ言いつつ、『冥王星O』買っちゃったよ。講談社ノベルスなんて初めて買ったぜ……。
舞城王太郎さんが書いてるなら、買うつもりなかったんだけど、どうもそうじゃない臭いって話だし。

結局、今月電撃の新刊8冊買ってるわ……orz


自宅のネット環境をちょっと整えまして、自分の部屋のようなところからネットが繋げるようになりました。これで更新頻度と速度がアップする!……筈。


先日、電車に乗ろうとしたら、中から降りてきた中学生の少年が手にコバルト文庫を持っていました。何でコバルトって判ったかって、カバーも掛けずに、そのまんま持ってたからだよ!
どういう類の書籍か認識した上で持ち歩いてるんなら結構だが、図書館とかで何も知らずに借りてきたんだったら悲劇だな……。


「ノーパンク」を「ノーパン/ク」で改行して書くのは作為的だと思うの。


『デジモン クロスウォーズ』が7月より、テレビ朝日で放送決定だそうで。何……だと……?
何という不意打ち。

と言うか、放送局変わるんだ。テレ朝となると、まさかのニチアサキッズタイムなのか……?
平日のゴールデンタイムにも枠があった気がするけど、そんなとこで放送出来るんだろうか。

GA文庫

踊る星降るレネシクル (GA文庫)

著:裕時 悠示(ゆうじ・ゆうじ) イラスト:たかやKi

「徹夜で描いたのに……」
「へ?」
「徹夜で描いたのに、ボツにされた。あのクソ担当。渾身のラヴシーンをボツって。『今どき「お前、フォーリンラヴしてる?」なんて言わねーよゲラゲラ』って。そこがッ!一番ッ!描きたかったんじゃあぁぁぁ!ボケぇぇぇ!!」


約5日の積み。第2回GA文庫大賞奨励賞受賞作品。完全にタイトルに釣られました。こういうリズムの良いタイトルは大好きです。

舞台は個性で戦うランカーバトルが行われているミカホシ学園。主人公レンヤは幼馴染みの女の子を追って、この学園にやって来たが、そこですまるという少女と出会い、騒動に巻き込まれていく。
ちょっと捻くれた学園異能バトルコメディ……かなぁ?何とも説明のし難い内容なんだよな。
とは言うものの、どっちつかずになっているというわけではなく、コメディとシリアスが上手いこと溶け合っているという印象。

最初は色物かと思ったけど、設定はともかくストーリー自体は結構王道。萌えもあるけど、基本はストーリーで読ませるタイプの作品だと思う。

何だかんだで、GA文庫の新人のレベルって比較的高いところで安定してる気がする。
あと、どうも後書きを見ていると、基本的に新人の作品って1巻目が出る前から、続刊が確定しているっぽいな。

というわけで、『踊る星降るレネシクル』でした。これは楽勝で続投決定。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
踊る星降るレネシクル <2>(2010/08)

著者リンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(2011/02)

29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~(2016/06)
小5な彼女とオトナの愛 <1>(漫画、2016/12)
高3で免許を取った。可愛くない後輩と夏旅するハメになった。(2022/04)
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。(講談社ラノベ文庫、2022/08)
99回断罪されたループ令嬢ですが今世は「超絶愛されモード」ですって!? ~真の力に目覚めて始まる100回目の人生~(DREノベルス、2022/10)
彼女にしたい女子一位、の隣で見つけたあまりちゃん(スニーカー文庫、2024/05)

イラストリンク
継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない(スニーカー文庫、2018/12)

第2回GA文庫大賞リンク
ふぁみまっ!(前期奨励賞、2010/04)
断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-(後期優秀賞、2010/10)
かんなぎ家へようこそ!(後期奨励賞、2010/10)

GA文庫大賞優秀賞リンク
這いよれ!ニャル子さん(第1回前期、2009/04)
断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-(第2回後期、2010/10)
装甲少女はお好きですか? そうです!フォルムとか最高です!(第5回前期、2013/05)

HJ文庫,アニメ

「ねぇ、ひょっとしてからかってる?」
「やや」
「楽しい?」
「やや」
「それは良かった」
「はい」

おお、OPが格好良く見えてきたぜ……!

今回は将来魔王になる預言された阿九斗の監視員としてリラダン(アンドロイド)のころねが登場。流れからすると、いずれ感情に目覚めてデレるのだろうか。

また、阿九斗を利用しようと、女子寮長の江藤不二子先輩が近付いてくる。何というアダルトキャラか。
彼女の兄は首だけになってカプセルに収められているようだが、なんちゅータイミングで『デュラララ!!』と被るんだw

EDを歌うのは麻生夏子さん。また、ラノベ原作アニメの主題歌か。「助けてください。眠れないんですぅ~」が凄い耳に残ってるわw

燃:B- 萌:A- 笑:B 総:A-

いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)
いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)

GA文庫

ふぁみまっ! (GA文庫 く 3-1)
著:九辺 ケンジ(くべ) イラスト:鶴崎 貴大

「お兄ちゃんにとってあの女はなんなのですか?」
「ぼ、僕にはサブリナの言ってる意味がよくわからないなぁ」
「まさか……私というものがありながら。お兄ちゃんは私とあの女のどっちを妹にするつもりですかっ」
「なんの二択!?」

約4日の積み。第2回GA文庫大賞奨励賞受賞作品。同時に発売した新人作品3本って同期かと思ったら、『ゆうれいなんか見えない!』だけは第1回の受賞なのね。延期したら発売時期が変になってしまったのか。

さて、最早何で購入したのかもよく理解りません。多分、粗筋に惹かれたんじゃねーかな。タイトルに釣られたんだったかも。
カバーの材質がつるつるじゃなくて、すべすべです。漫画だと、たまにあるけど、ラノベでカバーの材質が特殊なのって珍しいんじゃね?
GA文庫の公式ブログによると、妹手ざわりカバーらしいが……。どんな手ざわりの妹なんだよw
また、表紙に台詞が書かれているのも凄い珍しいんじゃなかろうか。

イラストはMF文庫J『らぶジェネ!』や電撃文庫『僕は彼女の9番目』でお馴染み鶴崎さん。そう言や『らぶジェネ!』ってどうなったんだろう……。

ストーリーは両親が世界中を飛び回っている関係で実質1人暮らしをしている少年、和己の元に、その両親からイタリアマフィアの跡取り娘サブリナが妹として送りつけられてくるというもの。
組織内部の権力闘争に巻き込まれながらも、和己とサブリナは本当の兄妹のようになっていく。勿論、和己に昔から片想いしてるサブヒロインも登場するよ!

中盤まではそれこそMFテンションのラブコメなんだけど、ちょっと後半、締めに入り出したあたりからが重いかなぁ。そりゃマフィアが絡んでるんだから、お気楽展開になったらなったで拍子抜けするんだろうけど。下手すると、ラブコメではなくなってしまう気がするのよね。

どうでも良いが、宅配便で全裸の女の子が送られてくるといえば、ファミ通文庫『まじしゃんず・あかでみい』のファルチェだと思うの。

そういうわけで、結局最後までタイトルの意味が判らない『ふぁみまっ!』でした。「ふぁみ」は「ファミリー」の「ふぁみ」かと思わないでもないが……。
某コンビニは一切関係ありません。
うーん、後書きの後に思わせ振りな予告が載ってるけど、これはもう良いかなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

イラストリンク
らぶジェネ!(MF文庫J、2008/12)
おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(講談社ラノベ文庫、2020/12)

第2回GA文庫大賞リンク
踊る星降るレネシクル(前期優秀賞、2010/04)
断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-(後期優秀賞、2010/10)
かんなぎ家へようこそ!(後期奨励賞、2010/10)

GA文庫大賞奨励賞リンク
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚(第1回前期、2009/08)
ゆうれいなんか見えない!(第1回後期、2010/04)
かんなぎ家へようこそ!(第2回後期、2010/10)
あやかしマニアックス!(第3回前期、2011/10)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(第3回後期、2011/10)
神託学園の超越者(第5回後期、2013/11)
魔王と姫と叡智の書(第5回後期、2013/12)
異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!(第6回後期、2015/01)
姉と妹の下着事情。(第7回後期、2015/09)
【配信中】女神チャンネル!え、これ売名ですの!?(第11回、2019/01)

 

 

コミカライズ,角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 (1) (角川コミックス・エース 267-1)

原作:林 トモアキ 漫画:浅川 圭司 キャラクター原案:ともぞ

「死ねアホ王子!よく煮えた湯豆腐のカドに、その腐った頭ぶつけて砕けちって死ね!」

少年エースで連載中のコミカライズ。このコミックスも含めて、聖魔杯キャンペーンなんかもやったのに、未だにアニメ化する気配無し。どうなっとるんじゃスニーカー。

さて、ストーリー展開は概ね原作準拠。今回は原作1巻のクライマックス直前までを収録している。
ビジュアルが付いた効果なのか、サービスシーンがちょいちょい。パリエルがちゃんとヒロインしてるよw
また、ルナス姫も笑顔が可愛いです。
あと、巨乳メイド出て来過ぎワロタ
まさか『ミスマルカ』にちゃんとした萌えがあるとはな……。

カイエンは完全に『FFⅥ』のおっさんのイメージだったんですが、理知的なイケメンでした。

高クオリティとは言い切れないものの、要所要所は抑えてる感のあるコミカライズ。暫くは様子見ですかね。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

ミスマルカ興国物語〈1〉 (角川スニーカー文庫)
ミスマルカ興国物語〈1〉 (角川スニーカー文庫)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「2回死ね━━━━ッ!!」

希がどんな娘なのかの紹介回。あの髪型を指してネコミミって言ってたけど、あれ、劇中でもネコミミって認識されてるの?

前回に続いて、またもや旧スクが登場。しかも今回は文乃と希もセットだぜ!全く脈絡無かったけど。
実は髪下ろしてる文乃って結構珍しいんじゃなかろうか。

また、希は都築家で眠るときはペラペーラ、ハダカワイシャーツ!ということで、サービスがあざといあざといw
いや、そういう作品だから良いんだが。

前回は気付かなかったけど、叶絵のキャストって、ほっちゃんなのね。やっぱり『とらドラ!』のみのりんだ……!

アイキャッチが好きだと書いたら、今回は違ったタイプになってました。
次回予告の鈴木さんと佐藤さんも毎回変わるようで。まさか毎回、本編で登場した場所で予告をやるのか?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!! (集英社スーパーダッシュ文庫)
迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!! (集英社スーパーダッシュ文庫)

GA文庫

ゆうれいなんか見えない! (GA文庫)
著:むらさき ゆきや イラスト:むにゅう

「男なら、女の子の話をうなずきながら黙って聞かなきゃ。一方的かつ肯定的にな」
「俺の意見は?」
「タンスにしまっとけ」

約3日の積み。GA文庫大賞奨励賞受賞作。確か2ヶ月くらい発売延期した筈。
イラストは電撃文庫『れでぃ×ばと!』でお馴染みのむにゅうさんということで、吸引されました。

ストーリーは幽霊が見えることを公言してしまい、周囲から気味悪がられたことがトラウマになっている主人公、敦志が退魔師の少女、依(より)と出会い、絆を深めていくというもの。ラブコメ成分多めの退魔アクションといったところか。

何と言っても、メインヒロイン依が小学3年生であるところがポイント。ようじょ!ようじょ!
富士見ミステリー文庫『SHI-NO』は5年生、スニーカー文庫『円環少女』は6年生、電撃文庫『ロウきゅーぶ!』は5年生、スーパーダッシュ文庫『』は1年生と、ロリラノベの中でも、更に幼い方というポテンシャルの高さ。
しかも、1巻でいきなり、ちゅーまでしちゃうという隙の無さ。ようじょからしてくるんじゃないんですよ、こっちからするんですよ。『紅』を超えた!w

本筋自体はそう珍しい展開でもないが、各章のカウントの際に忌み数を抜いているというのが面白い。初めて見たわ、こんな手法。

惜しむらくは口絵のスク水+ランドセルがイメージイラストだということ。俺のwktkを返せ!!
既に発売が決定している2巻は夏のお話だということで、リベンジに期待するしか!!

後書きでは、新木伸さん、はせがわみやびさん、西野かつみさんへの感謝のメッセージが書かれているが、一体どういう繋がりなんだろう。

ところで、GA文庫大賞新人フェアが開催中なんだけど、応募方法が公式サイトを見ないと判らないというのは不親切だと思うの。でも、アンケート葉書を使って応募出来るのは親切という不思議。

燃:C+ 萌:A+ 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
ゆうれいなんか見えない! <2>(2010/11)

著者リンク
14歳とイラストレーター(MF文庫J、2016/11)

イラストリンク
朝まで授業Chu! <1>(アライブコミックス、2010/02)

第1回GA文庫大賞リンク
這いよれ!ニャル子さん(前期優秀賞、2009/04)
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚(前期奨励賞、2009/08)
りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄!国立栄華学園中等部-(後期編集部特別賞、2010/02)

GA文庫大賞奨励賞リンク
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚(第1回前期、2009/08)
ふぁみまっ!(第2回前期、2010/04)
かんなぎ家へようこそ!(第2回後期、2010/10)
あやかしマニアックス!(第3回前期、2011/10)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(第3回後期、2011/10)
神託学園の超越者(第5回後期、2013/11)
魔王と姫と叡智の書(第5回後期、2013/12)
異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!(第6回後期、2015/01)
姉と妹の下着事情。(第7回後期、2015/09)
【配信中】女神チャンネル!え、これ売名ですの!?(第11回、2019/01)