「俺達は梅ノ森と、仲間なんだから」
前回は殆ど夏帆の登場をやっただけなので、実質、今回だけで原作2巻のエピソードを消化してしまいました。大丈夫か、作画……(´・ω・`)
止め絵はそんなに問題無いと思うんだけど……。
希が妙に表情豊かなんだよなぁ。その方が個人的には可愛いと思うけど。
今回は尺が足りずにEDに食い込みました。今回は新スクだったけど、原作に新と旧の使い分けってあるんだっけ?
燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A-
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
「俺達は梅ノ森と、仲間なんだから」
前回は殆ど夏帆の登場をやっただけなので、実質、今回だけで原作2巻のエピソードを消化してしまいました。大丈夫か、作画……(´・ω・`)
止め絵はそんなに問題無いと思うんだけど……。
希が妙に表情豊かなんだよなぁ。その方が個人的には可愛いと思うけど。
今回は尺が足りずにEDに食い込みました。今回は新スクだったけど、原作に新と旧の使い分けってあるんだっけ?
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今月は10日が月曜のため、日曜補正で8日発売。通常フライングなんかと組み合わさって金曜くらいに出るかと思ったけど気のせいでした。三省堂って電撃文庫は置いてるんだよなぁ。『断章のグリム』が『俺妹』と同じ山数あるという謎陳列だったが。
ブツは、
・断章のグリムⅩⅡ しあわせな王子・上
・タロットの御主人様。ぷちあそうと。
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑥
・藍坂素敵な症候群 <2>
の計4冊。新シリーズ4冊はひとまず軒並スルー。ネットの評判次第では買うかも。
電撃大賞の告知イラストが『バッカーノ!』に。今までって特定の作品のイラストじゃなかったのになぁ。何でだろう。MW文庫層を意識してるのは理解るんだけど。
来月はいよいよ『境界線上のホライゾンⅢ』が発売です。値段は935円ということで、700ページ程度かな。ただ、7月に中巻が出ることが確定しています。3冊構成ktkr
「と、遠子さんは……井上さんのこと、好き……なんですか?」
「心葉くんは……後輩で……世話のやける弟みたいな子なの……」
「秘密よ。大好きなの」
「誰にも言わないでね」
GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA、
切ねぇぇえええええ
EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
切な過ぎて爆発するかと思ったわ!!
約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。短編集は8ヶ月振り。表紙は単独で千愛。何気に、この人って本編1巻から居るんだよな。
今回はFBonline掲載の短編と文庫未収録だった『今日のおやつ』の残り、そして書き下ろしを大量収録。
FBonline掲載。牛園さんの恋決着編。うう、牛園さん切ねぇ……(´・ω・`)
心葉は何だかんだで、遠子先輩のこと大好きなんじゃねーか。
書き下ろし。麻貴先輩の別荘で働くメイド紗代のエピソードと見せかけて、彼女にこっそりと自分の本当の想いを告白する遠子先輩が切な過ぎます。何か涙出て来た。遠い未来にハッピーエンドが待っているから良いようなものの……。読者殺す気か。
遠子先輩が「跳訳」って言葉を使ってるんだけど、これってガガガ文庫の造語じゃないの?
書き下ろし。本編4巻『穢れ名の天使』の前日譚。毬谷と夕歌の出会いを描く。これだけだと淡いラブストーリーなんだけど、この後待っている悲劇を思うと……。
書き下ろし。こちらは『穢れ名の天使』の後日譚。夕歌を喪った毬谷が歌姫を目指す少女と出会い、希望を見付けるかもしれないエピソード。
野村さん、よっぽど、このエピソード気に入ったんだな。
何というハートフルコメディ。
FBonline掲載。本編から数年後、教師となった千愛と流人と千愛の教え子、仔鹿の物語。やっぱり、これくらいの鬱程度に抑えていた方が面白いよなぁ。
書き下ろし。『迷える仔鹿~』の後日譚。こういう形で、既存の短編を補完する短編が出て来るのは面白い。
最後の方、実はずっと千愛のターン!!
この人って、本編で解放されたように見えて、実はずっと囚われたままだったんだよなぁ。
果たして千愛に赤ちゃんが出来ても、複雑な人間関係は均衡を保てるのかw
というわけで、相変わらずの高クオリティ、短編集3冊目でした。これで『恋する挿話集』は終わりかな?
次は夏頃に『“文学少女”見習いの、卒業。』。
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・“文学少女”と恋する挿話集 <2>(2009/08)
・DVD付特装版 “文学少女”見習いの、傷心。(2009/12)
・“文学少女”見習いの、卒業。(2010/08)
・“文学少女”と恋する挿話集 <4>(2010/12)
著:榎木津 無代(えのきづ・むだい) イラスト:双龍
(メイドを愛するこの心。これだけは絶対、俺はこの世の誰にも負けない)
(だから俺は戦う。メイドのために。あの娘のために。逃げねえ退かねえ倒れねえ。俺は戦う━━)
「━━━━萌えある限りィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!!!」
約3ヶ月の積み。第16回電撃小説大賞銀賞受賞作。イラストは同レーベルの『アガルタ・フィエスタ!』でお馴染みの双龍さん。
濃いメイドオタの主人公、五秋陣(ごしゅう・じん)の前に突然現れた金髪メイドさん。まさかの展開に興奮する五秋だったが、メイドさんは自らをメイド様と名乗り、五秋をこきつかうのだった、という出だし。
コメディ寄りのラブコメかと思いきや、途中からは阿呆な設定ながらもバトル要素が前面に出て来て、終盤はまさかの熱血展開になるという、ジャンル分けに困りそうな作品。
中盤の戦闘が面白ければ、もっと高評価になったんがだ、そこが中だるみとなってしまった印象。
クライマックスの戦闘の盛り上がりっぷりが凄かっただけに惜しい。
メイドが戦闘すると言えば、ファンタジア文庫『まぶらほ メイドの巻』を思い出すな。
正直、真面目に設定を考えながら、読む作品ではないと思う。こう、勢い任せに楽しむべき。深く考えたら負け。
構成としては、沙天(さあま)と詠子が不必要だったのではないかなぁと思う。1巻は五秋とメイドさまの関係性に焦点を絞れば良かったと思うんだが。
まぁ、メイドさまの可愛さで細かいところは全部吹っ飛ぶんだが。お風呂のシーンはズルイと思うの。
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A-
イラストリンク
・ななかさんは現実(ガガガ文庫、2010/07)
・声優のたまごが、俺の彼女だったようです。 ~ぱんつの中身は大事です!~(GA文庫、2011/08)
シリーズリンク
・ご主人さん&メイドさま② 父さん母さん、ロボットメイドはしまぱんです(2010/08)
第16回電撃小説大賞リンク
・[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)
・月光(最終選考、2010/09)
・マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-(4次選考、メディアワークス文庫、2010/06)
・ミネルヴァと智慧の樹 始原(4次選考、2010/07)
・理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(4次選考、2010/08)
・官能小説を書く女の子はキライですか?(4次選考、2010/08)
・ハロー、ジーニアス(4次選考、2010/10)
・平安鬼姫草子 ~神ながら神さびせすと~(4次選考、2010/10)
・恋する鬼門のプロトコル(3次選考、2010/06)
・彼女はつっこまれるのが好き!(2次選考、2010/07)
電撃小説大賞銀賞リンク
・ロウきゅーぶ!(第15回、2008/02)
・はたらく魔王さま!(第17回、2010/02)
・アンチリテラルの数秘術師(第17回、2010/02)
・勇者には勝てない(第18回、2012/02)
・塔京ソウルウィザーズ(第19回、2013/02)
・思春期ボーイズ×ガールズ戦争(第20回、2014/02)
・キラプリおじさんと幼女先輩(第23回、2017/03)
・インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合(第27回、2021/03)
作画:あきづき りょう 原作:三雲 岳斗 キャラクターデザイン:和狸 ナオ
「夏目くんはわたしが絶対、絶対守ります」
表紙は朱浬さんメイン扱い。
今巻は丸々原作2巻『夜とUMAとDカップ』編。アニメではカットされた由璃子さんも登場して、原作をそこそこ忠実に再現しているのではないか。佐伯妹の名台詞がカットされたのはいただけないが。
ずっと奏っちゃんのターン!!と言いたくなるほどに、奏っちゃんがヒロイン扱いされている。まぁ、このエピソードは悪魔との契約と使い魔のギミック説明がメインだからな。
奏っちゃん可愛いよ奏っちゃん。
注目したいのは《藍銅》の姿が描かれていること。この機巧魔神ってビジュアル出て来たの初めてじゃね?
アニメが終わったので、そのまま終了するのかと思いきや、まだ続くようで嬉しい限りです。
次は『やまいはきから』編かな?
燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A
原作:野村 美月 作画:日吉丸 晃
キャラクター原案:竹岡 美穂 シナリオ協力:松田 美弥
二度目の恋はいつ始まっていたんだろう。
それをぼくははっきりと思い返すことは出来ない。
それほど彼女はいつも自然に、ぼくの隣にいた━━━━
1巻から発売のスパンが短いのは、劇場公開に合わせたからかな。
というわけで、『美味しい噺』完結巻です。今巻も1巻と同様に未来から原作の時代を振り返って、『今日のおやつ』編をコミカライズするというコンセプト。
麻貴先輩の子供がある程度大きくなって登場したりします。
琴吹さんが未だに心葉に刺し入れを持って来てるのが納得いかねぇ。つーか、心葉も断われよw
森ちゃんが予想外に可愛いと感じたのは俺だけではない筈だ。
というわけで、『“文学少女”の今日のおやつ』編を元に構成されたコミカライズ『“文学少女”と美味しい噺』全2巻これにて完結。
やはり何と言っても未来から語られているという構成が面白かった。でも、この演出を面白いと思えるのは原作気読者だけじゃないのかな。まぁ、だからこそ意味があるのかもしれんけど。
原作を買わせるのが一番の目的だろうし。
原作とも本編コミカライズとも違う遠子先輩の可愛さが出ている点も忘れないでいただきたい。
これで終わりかと思いきや、反町と森ちゃんが主役の『“文学少女”と恋する詩人(ポエット)』が連載開始だそうで。これは森ちゃんの可愛さに期待せざるを得ない。
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・“文学少女”と美味しい噺 <1>(2009/12)
・“文学少女”と恋する詩人(2011/01)
映画公開を記念して、『“文学少女”』関連本が3冊同時発売。本作は以前に発売された画集に未収録なイラストを収録した上に、著名な絵師さんが描いた、名作文学をお題としたイメージイラストや、『“文学少女”』をお題としたイラストが多数収録されています。
他の2冊は映画のガイドムックと原作に登場する文学作品のガイド本。
まず、画集未収録分ですが、これは画集発売後に発表されたイラストが殆どだと思われ。収録されていないのは仕方が無いかと。
ゲスト絵師さん達のイラストの中ではBLADEさんの描く、ちょっと肉感的な遠子先輩が印象的でした。
あと、超肉さんの遠子先輩がズルいと思うの。
これで1050円は安いと思います。
燃:C 萌:A+ 笑:C 総:A
著:北元 あきの イラスト:近衛 乙嗣
「なんなのだ、あの女は?」
「それはこっちの台詞です。なんなんですか、あなたは。わたしだってシーくんとキスなんてしたことありません。寝ているところをこっそりしようかと思った時もありましたけど、勇気がなくてできませんでした。寝顔を見てハアハアするのが精一杯で!」
MF文庫J2009年11月の新刊。第5回新人賞佳作受賞作品。最初はスルーしたんだけど、2巻の表紙に釣られて買っちゃいました。イラストはガガガ文庫の『RIGHT×LIGHT』でお馴染みの近衛さん。
魔術士養成学校に通うシグは、学校から盗み出された古い棺をとり戻すため、幼馴染みのロッテと飛行船に乗り込む。棺から現れた美少女ルノアは魔術によって7人に分割されたリンドブルムの1人だった。シグはルノアとの契約により、伝説の叡智を求める戦い、ヴァルハラ舞踏会に巻き込まれていく、というお話。
要するに、『金色のガッシュ!!』みたいな。
取り敢えず、口絵でいきなり主人公1人に対しヒロイン3人のMFラブコメテンプレートで吹いた。
とは言うものの、割とファンタジー設定は作り込んであるようだし、ラブコメありバトルありと、ラノベらしいラノベの展開だと思う。
個人的には下ネタ大好きな幼馴染みのシャルロッテが良いです。
ファンタジー世界にしては、ちょっと地の文章や台詞が現代モノっぽくなる部分があるようにも感じるので、そこがちょっと引っ掛かるか。MFにそんながっつりしたファンタジーを求めてないけれども。
ランクは期待ageでつけときます。
燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-
シリーズリンク
・竜王女は天に舞う2 from the Third Empire(2010/02)
第5回MF文庫Jライトノベル新人賞リンク
・まよチキ!(最優秀賞、2009/11)
・ゴミ箱から失礼いたします(優秀賞、2009/11)
・ごくペン!(審査員特別賞、2009/10)
MF文庫Jライトノベル新人賞佳作リンク
・やってきたよ、ドルイドさん!(第4回、2008/10)
・ふぉっくすている? 1本目(第6回、2010/10)
・魔法少女☆仮免許(第6回、2010/10)
・社会的には死んでも君を!(第6回、2010/11)
・森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(第8回、2012/10)
・ひとりで生きるもん! ~粋がるぼっちと高嶺の花~(第10回、2014/11)
・せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?(第13回、2017/11)
著:十文字 青 イラスト:みこと あけみ
男とは━━、
弱い生き物なのだ。
約3ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。あれ、タイトルにナンバリングが付いてないぞ?
隔月連載の割に文庫が出るのが早いなと思ったら、書き下ろし多ッ!3/4書き下ろしじゃんか!
書き下ろしが多いのは嬉しいけど、ちょっと減速したかなぁ。十文字さんの作品が普通のラブコメ展開しても違和感があるというか。キャラ造詣が捻くれてるから、あんまり萌えに繋がらないというか。
タイトルにもなっている影の大統領、大良権有華央(だいらごん・ゆかおう)は最初のエピソードにしか登場せず。あれ?
ゆるゆるとコメディをやっていると見せかけて、暗躍する影が見えるんだよなぁ。どういう方向に落とすつもりなのか。
燃:C+ 萌:B+ 笑:B 総:B+
著:三雲 岳斗 イラスト:Gユウスケ(グリーンウッド)
「やかましいのです、そこのアンポンタン!」
「おまえは何をやっているのですか。ノコギリをひく練習なら、どこかひと気のない山奥でするがいいのです、ボケ!」
ダリアンの罵倒のバリエーションって結構あるよね。
約4ヶ月1週間の積み。7ヶ月振りの新刊。本来なら、『アスラクライン』最終巻を読む前に読むべきだった。刊行順から考えて。
さて、相変わらずザスニ掲載順とは異なる順番での収録。かつ、書き下ろしはヒューイとダリアン以外のコンビのエピソードというのもいつも通り。
うーん、いつも通り過ぎてダレてきたかなぁ。収録順を変えても問題無いということは逆に言えば、確固たるストーリーの流れが無いということなんだよなぁ。
ストーリーはイマイチになってきたものの、ダリアンの可愛さとイラストの良さはあれなので、暫くは読み続けるかなぁ。コミカライズ2種の連載も始まったことだし。
次は5月。つまり、とっくに出ているワナ。
燃:C 萌:A- 笑:B 総:B