『ちょっと愚弟、シミュレートするから鍋に水張って突っ込みなさい!浅間が朝からチンコ生やして泉に浮かせて遊んでるから、アンタ現場で“ほうら首長竜”って対抗するのよ!』
アニメ版Blu-ray1巻の特典小説。特典小説で上巻とか初めて見たわ。
本来、特典小説が付くのは1巻のみだったらしいが、いつも通り、川上さんがとんでもない分量を書いたので、分冊して奇数巻に付属という形になったらしい。
特典なのに、今回だけで約160ページもあってワロタ
単純計算すると、最終的に特典だけで『Ⅰ〈上〉』の分厚さを凌駕するじゃねーかw
紙質が電撃文庫と違うため、ページ数の割には随分と薄くなっている。まぁ、そりゃ電撃の紙質だったら特典のボリュームがえらいことになるわけだが。
表紙はアサマチ。本編と同じテンプレートってことは今後本編で表紙に出れる可能性は潰えたか……!
カバー下にはショートストーリー。どんだけ書くねんw
口絵が無いことを除けば、普段の文庫に近い構成になっている。ざっとしたストーリー説明や人物紹介、用語解説等も。
ただ、人物紹介は『補習教室』等のフォーマット寄り。
時系列は本編の1年前ということで、今よりも未熟なアサマチ達が描かれる。彼女が所属するバンド「きみとあさまで」結成の経緯が語られると共に、その他のキャラの1年前の様子も描かれる。
P-01sも既に武蔵にやって来ていたり、「浅間様が射てる」の今後の方向性が決まったり。
冒頭で、いきなり賢姉が緊縛プレイしていて吹いた。
戦闘では賢姉のキャラソンが登場。特典のCDと合わせてお楽しみ下さいってことだな。ってな具合で、今回は賢姉のターン!ってことなのか?
トーリが脱いだり女装したりするのって代演になってたんだな。あれ、代演だったのかよw
1年前ってことで、トーリ達の1代前の生徒会及び総長連合の人達が登場するわけだけど、現状イラストに出ていないこともあって、あまり存在感無いなぁ。
後書きもちゃんとあるし、後書きの後には何故か設定解説ページまである。
次は3巻だな。表紙は順当にいくと賢姉だろうか。
2巻にはナイトとナルゼのCDが付くそうで、そっちはそっちで楽しみですね。
燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン きみとあさまでⅠ〈下〉
特典リンク
・境界線上のホライゾン <Ⅰ>(初回限定版)