映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
「女の子は誰だって、プリキュアになれるのよ」
これが新しい『プリキュアオールスターズ』のカタチ。
はじめに
今回も公開初日のレイトショーに行ってきました。T・ジョイ京都のHPには上映終了時刻が10時だったかを回ってる作品は18歳未満の人は入れないみたいなことが書いてあったんだけど、保護者同伴ならOKなのか?
まぁ、プリキュアンだらけで、幼女が浮いていたわけだが。
多少、時間に余裕を持って行った筈なんだけど、トイレから出て来たら入場中のランプが点灯してるから、あれ、もうそんな時間かと思って、入場口に行ったら、まだ上映中と言われたでござるの巻。
ランプのスイッチ切り忘れていたとか、何それ恥ずかしい。
『クレヨンしんちゃん』劇場版のCMが面白そう過ぎて吹いた。予告映像だけで涙腺爆発しそうなんですけど。
概要
『プリキュアオールスターズDX』は3部作として、去年で終了。代わって始動したのが本作品。
どこが新しくなったのかというと、一番の大きなポイントはいよいよキャラの左遷が始まったということ。
3代目以前のキャラは相当出番が少ない上に、台詞が一切ありません。タイトルにオールスターを関するために無理矢理全員登場させましたという雰囲気だった。
7代目VS6代目を基礎にして、色々突っ込んだ感じ。
流石に28人にもなると、どうしようもないのは去年の時点で理解り切ってたけど、それなら潔く「オールスターズ」と付けるのをやめてほしかったよな……。
いや、商業的に無理なのは理解るんだけども。「オールスター」を外して、なおかつ前年のインパクトを超えるってのは相当厳しいだろうし。
ただ、『DX3』を観たときに、来年は当代VS先代とかにしないと無理だろう→え、やっぱり全員集合なの!?→なんちゃって集合という浮き沈みがあったから余計に辛いというか。
OP
映画の主題歌として発表されていた『永遠のトモダチ』はOPだったか。扱い悪い人も居るのに、何故、OPで全員紹介したし。
ってか、『キラキラkawaii! プリキュア大集合♪』がCMで流れてたけど、本編で使ってねぇじゃん!
フュージョン再び
冒頭では『DX1』の横浜みなとみらいでの戦いが描かれる。『DX1』とはパラレルになっており、5代目と6代目も参戦している。
でも、パンフには『DX1』の続きのお話と書いてある。どういうことだってばよ。
観覧車の上に並び立つプリキュア達が格好良過ぎて吹いた。まさに伝説の戦士の風格。
戦闘が激し過ぎて最早何がどうなってんのか理解らんw
というか、全体で予算一番使ってるの、ここなんじゃね?
妖精達
例によって例のごとく、キャンディは既に他の妖精達と知り合い。フェアリートーンがちゃんと妖精扱いされているのが意外。
3代目以前の妖精達はパンフによると、会合には遅れて来る予定だったらしく不在。そのため、メップル達は冒頭のミラクルライトを振るシーンしか出番がありません。
絶望した!ナッツさんのもふもふ感を味わえない『プリキュアオールスターズ』に絶望した!
で、技術説明担当ナッツさんが不在のため、ミラクルライトの説明はタルトが担当。そのため、やたら出番があるように感じる。
この場に分裂したフュージョンが現れたことで、完全撃破に至っていないことが判明するのだが、シフォンは相変わらず良い仕事をするw
坂上あゆみ
本作の主人公のようなゲストのような。
キャストは能登さんということで、結構可愛い。
フュージョンの欠片をフーちゃんと命名して仲良くなるが、彼女の抱いた負の感情の影響をモロに受けたフーちゃんを暴走させてしまうことに。
フュージョンを探せ
街に散らばったフュージョンを探すプリキュア達。戦いには参加していなかった7代目もキャンディからの要請で捜索を手伝うことに。
登場直後の奏のジト目にグッときたのは俺だけではない筈だ。
響の仲間を信頼しているという趣旨の台詞に頬を赤らめる奏。何でこいつらイチャついてんだよw
ふむ、もっとやりたまえ。
モブの人達
街のそこかしこに、どこかで見た憶えのあるキャラの姿が。最初こそ認識出来てたんだけど、フュージョンから逃げ惑う人々のシーンとかになると早過ぎて、もう何が何やら。
サソリーナ、クモジャキー、コブラージャの素体となった人達まで出て来たのは良かった。
今更、ミユキさんとみゆきが名前被ってるのに気付きました。
駆け付ける救援
あゆみの言葉をそのまま実行するべく、横浜の街ごと消滅させようとするフーちゃん。
フーちゃんの元へと駆けるあゆみを支援するべく、プリキュア達が集まってくる。
ここで5代目と4代目が登場。変身シーンと通常戦闘有り。えりかだけ無限顔していてワロタ
ラブとお馬鹿シンクロしてるし、相変わらずバカ可愛いから困る。
ミラクルライト発動
ミラクルライトに導かれて、歴代の戦士達が応援に駆け付ける。ブラックとホワイトが顔を伏せたときは『MaxHeart』の主題歌クルー?って思ったけど、映画の主題歌だったでござる。
台詞が無い上に、活躍具合も今一つなので盛り上がり切らない。
感想スレのディエンドにカメンライドされたライダーレベルってのが言い得て妙な表現だわw
衝撃の事実
キュアマーチはオカン。
パンフにも書いてあって吹いた。確かにオカンだけどもw
劇場版オリジナルプリキュア、キュアエコー
今回のテーマ「女の子は誰でもプリキュアになれる」を体現するキャラ。あゆみのフーちゃんを思う心が変身のキーらしいんだけど、どうもデコルの力っぽいんだよな。
そもそもアイテム無しで変身するプリキュアは存在しないわけで、その辺がぼかされたのがモヤっとしてます。
てっきりミラクルライトの力でエコーが誕生するんだとばかり思ってたけど、全然そんなことはなかったんだぜ。
エコーをフーちゃんのところへ行かせるために使用されました。
フーちゃんと対峙して、本当の気持ちを伝えるエコー。抱き締められたフーちゃんの暴走は止まり、エコーは変身解除。
って、エコー何もしてNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
あゆみのままでも出来たことな気がする……。超機動で攻撃回避するとか、必殺技ぶっ放すとか、そういうの一切無いとか……。
エコーを中心に29人のプリキュアが集合して、必殺技をぶっ放すんだとばかり……。
エコーって名前の響きは良いと思うけど、意味がよく理解らない。響き渡るって意味なのかな。何気に6代目っぽいネーミングなんだよな。
決着
あゆみの気持ちが伝わり、フーちゃんは正気を取り戻す。だが、リセットを止めようとしないフュージョンの一部がそれを許さない。
さあ、ラストバトルか!と思ったら、フュージョンはさくさくっとふっ飛ばされちゃったでござる。
何か盛り上がりどころに欠けるなーと思ったら、プリキュア全員が一所に揃うシーンが無いんだな。
つまりスーパー化も一切ありません。
ED
ほほう、EDメドレーでもするのかしらんと思ったら、普通に『イェイ!イェイ!イェイ!』だったでござる。
28人で踊るいつものダンスは圧巻。って、エコー居なかったよな……。
最後に『スマイルプリキュア!』の映画告知をして終了。
まとめ
ってなわけで、『オールスターズ』新世代第1弾でした。あれもこれもと要素をぶち込んで、まとめきれなかった印象。せめて後10分尺があれば何とかなったかもしれないが……。
『レッツゴー仮面ライダー』観たときと同じ気分。好きだからこそ厳しい評価をつけないといけないときもあるんだ!
まぁ、『DX3』で頂点に到達してしまった感があるからなぁ。別の方向性を模索せざるを得ないのは仕方ないと言えば仕方ない。
テーマを押したいなら、もういっそ7代目もゲストと割り切って、あゆみを完全に主人公として扱えば良かったのに。まぁ、そうすると幼女が置いてけぼりになるかもしれんが。
あとは敵としてフュージョンを使い回す必要性がイマイチ見出せない。
作画が一部不安定じゃなかったか?カメラが引くと、結構絵が粗かったような……。
結局、サブタイの「未来の友達」ってのはどういう意味だったんだろうな。フーちゃんといつまでも友達というだけの意味なのか。
それとも、エコーが6人目のスマイルプリキュアなのか。
しかし、何だかんだ言いつつもBlu-rayの特典にEDダンスのコンプリートバージョンを付けられたら買うしかないw
来年はいよいよ10周年記念の年。次回は中途半端なオールスターズでは済まされないのではないかと思うのだが果たして。
順当にいけば、深海の闇ボトムが復活するのか……?
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE ~ミラクルダンスステージへようこそ~
・映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち(2013/03)
ノベライズリンク
・小説 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
本編リンク
・スマイルプリキュア! 第6話「チーム結成!スマイルプリキュア!!」
映画リンク
・映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪(2011/10)
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