アニメ

「部屋に引き篭もって過去から逃げてる貴女に何が出来るの?」

 

 あちこちでコロニーのエナジャイズミラーが盗まれる事件が発生した。これは新たなブレインコロニー、ベンケイの仕業。彼はその罪をレオパルドになすりつけ挑発。

 9 th Missionの最後にブーミンが目撃したチェーンソーみたいなのはベンケイのものだったようだ。

 

 アレイダに協力していたつつじはベンケイが自己投影出来るパートナーに任命される。ブレインコロニーはまだ幼く、自己実現のためのパートナーが必要なんだとか。

 アレイダが言ったつつじとベンケイが関わることになるビスナー計画とは一体?

 

 生徒会ではつつじが居なくなったにも関わらず、彼女の失踪は認識されていなかった。これがどういうことなのかよく理解らん。

 

 ブーミンはICPを辞めることも視野に入れている模様。このまま、ただのおとぼけキャラとして終わるのだろうか……。OPでは、あんなに敵っぽく映ってるのになぁ。

 

 獅子堂姉妹の中で一人だけ事態に置いてけぼりのナミは風音に詰め寄るが、冷たくあしらわれてしまう。

 外に出たら出たで、モデル時代の後輩と遭遇して鬱展開で踏んだり蹴ったり。ナミがモデルを辞めたのはブログが炎上したかららしいが、この後輩達が仕組んだことのよう。

 問題は動機がただ人気があって獅子堂財団の娘でもあるナミへの僻みからくるものなのか、ナミ側にも原因があったのかってとこ。

 そんな彼女の前にアレイダが現れる。アレイダはナミのことを「宇宙をかける少女」と呼んだ。これはブレインコロニーのパートナー=宇宙をかける少女ということなんだろうか。

 また、ナミはアレイダのことをお母さんと呼んだ。これは単にネルヴァリストの教母という意味なのか、重要な伏線なのか。神楽が先代の獅子堂家当主であるなら、本当に母親って可能性も無いではない気もするが……。

 そしてナミはアレイダについていくことになる。

 

 鏡泥棒の真犯人を捕まえようとするレオパルドはベンケイと対峙する。ベンケイは久し振りと言っていたが、レオパルドは憶えていない様子。クサンチッペのことは憶えてたのに。

 

 ちなみに獅子堂元老院の考えではハコちゃんを亡命させたのはエニグマ同盟なんだそうな。何じゃそりゃ。

 

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

電撃ハードカバー

別冊 図書館戦争〈1〉
著:有川 浩 イラスト:徒花 スクモ

「もうな、俺はな、見た瞬間どこのアマゾネスかと思ったぞ。顔に返り血飛ばしてあんなにいい笑顔の女なんか初めて見たわ。あんなに返り血が似合う女も見たことない」

約11ヶ月2週間の積み。本編3巻を読み終わった時点で買おうと決意して、その後の新刊は全て初版で抑えたものの、図書館では『フルメタ』やら『伯爵と妖精』を借りるので忙しかったため、本編最終巻を後回しにしていたら、危うく1年積みにするところでした。

本編は完結したものの、アニメ放映中に新刊が出ないのはマズイということで、出たと思われる、後日談を描いた連作短編集。

帯に「恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください」って書いてあるだけあって、隙あらば読者を殺しにかかってくる。

堂上教官って郁の前では結構クーデレな気がする。

シリアス成分はかなり抑えめで、ほぼ完全にラブコメです。『とらドラ!』とかより圧倒的にラブコメしてると思う。

燃:B- 萌:B+ 笑:A 総:A+

文庫落ちリンク
別冊 図書館戦争Ⅰ 図書館戦争シリーズ⑤(角川文庫、2011/07)

シリーズリンク
別冊 図書館戦争Ⅱ(2008/08)

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え

著:結城 光流  イラスト:あさぎ桜

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  通算十八巻、珂神編四巻。

  もゆらは死亡してしまったが、その魂は一時的にたゆらの身体の中に入れたらしい。おお、多少救いがある!

  一方、六合と風音はラブコメっぽいことをやらせてもらっているのに、昌浩と彰子はとっても普通。と言うか彰子がかなりボロボロな感じ。基本的に彰子は戦闘要員じゃないから、話に関わってくるときは攫われたりしてるときやからなぁ。昌浩と肩を並べて戦うってことが出来んし。そう言や、結局真鉄達はどうやって神将達に気付かれずに、彰子を攫ったんだろうか。

  そして結城さんの別シリーズ『篁破幻草子』と繋がっているそうです。つーか主人公の篁が天狐編に出て来てるんだとか。わ、判らねぇ……。

  次で珂神編完結だそうです。

燃:B  萌:B  笑:C  総:A

ファミ通文庫


著:野村 美月  イラスト:竹岡 美穂

  過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

『文学少女』第六弾は番外編ということで、ずっと学校の制服しか着ていなかった遠子先輩が白いワンピースを着用。その格好で水浴びしているという構図の表紙の破壊力が高過ぎるんですが。遠子先輩可愛いよ遠子先輩。最早ズルい。

  琴吹さんの出番が無い上に、心葉が殆ど遠子先輩と二人っきりで、これまた先輩が可愛過ぎるんですが。ホンマに今回はズルかった。

  今回は作家になった心葉が過去を振り返るという構成をとっている。


  つーか殆ど本編じゃん。最終巻への伏線張ってあるし、後書きでも刊行順に読んでほしいって言ってるし。

  そして、次はいよいよ最終巻。


燃:C  萌:S  笑:B  総:A

ファミ通文庫

まかでみ・らでぃかる6 宇宙人なんですけど。 (ファミ通文庫)

著:榊 一郎  イラスト:BLADE

 第一部は終了しても、『らでぃかる』は続く。ちょいちょい『えくすぺりめんと』への伏線が。ゲストキャラの圭子と敏明は『えくすぺりめんと』でレギュラーになったりするのだろうか。

  で、久し振りにイカレた『まかでみ』のノリを味わえた気がする。『仮面ライダー響鬼』の三十之巻以降の話とか。打ち切りより悲しい事態というネタ振りの時点で言うと思ったw

  今回はFBSPvol.1に掲載された『フードファイターなんですけど。』を始めとする三本を収録。やはり今回も良い御説教でした。

 

燃:B  萌:B  笑:A  総:A

ドラマ,電撃文庫

「もし運命が変わってしまったら、僕達大変なことになるよ!!

 

 今回のゲストキャラ、マコトは電王に続きゼロノスです。よく考えたら、『響鬼』の桐矢でもあるわけだな。

 

 さて、モモは父親の暴力で死ぬ筈だった少女トイロの運命を、マコトに彼女の危機を伝えることで変えてしまう。

 すぐさま現れた死神達によって、モモは拘束される。意外と盛り上がってきて、次回が楽しみな俺が居る。何か、次回予告でテンション上がっちゃうんだよなぁ。

 

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

アニメ

「俺達はロボット乗りなんだよな」

 

 ケーブルテレビのチャンネルNECOで第二期が放送スタート。何でわざわざ一期の後にすぐ始めなかったんだろう。まさか『スパロボK』の発売に合わせたのか?

 

 さて、タイトルは変わってもサブタイトルのカウントは前期から引き続きな第二部スタートです。OPはカット。

 今回は蘇生間近の静流さんの回想からスタート。基本的には総集編なんだが、時折、既存のカットに全裸でおっぱいぷるんぷるんな静流さんが割り込んでくる。ここまであからさまだと返ってアレですね。

 

 後半は一期終盤、杏奈が出て行った後のダンナーベースの様子が描かれる。

 

 退院した光司がゴオをぶっ飛ばすシーンの熱血っぷりは異常。檜山ボイスアツいなぁ。

 擬態獣の大量発生という非常事態に記憶を取り戻したばかりのミラがオクサーで出撃。

 葵博士は新たな機体の投入を決意する。一体はゴーオクサーとして、もう一体はなんだっけ?Gガンナーの改良機か?

 

 ゴオはミラと共に戦いながら、杏奈の帰還を願う。だが、肝心の杏奈はゴーダンナーの本当の力を目の当たりにし、驚愕していたのだった。

 

 一期のラストへと繋げる終わり方は上手いと思います。そう言えば、そんなとこで終わってたなぁってのが思い出せる。

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,創元推理文庫

春期限定いちごタルト事件 前 (Gファンタジーコミックス)

原作:米澤 穂信 作画:饅頭屋 餡子

 

「あ…その…場を繋ごうと思って……」

 

 小山内さん可愛いよ小山内さん。

 

 はいはい、原作切ったのにコミカライズ買った俺の負け。だって、まいじゃー推進委員会がやたらと推すんだもの。

 Gファンタジーコミックスで去年の三月頃に出たもの。

 

 小市民を目指す小鳩君と小山内さんが日常の謎に挑まざるを得なくなる青春ミステリ。

 とかまぁ、そんな前置きはともかく、小山内さんが可愛いんですよ!セーラー服+カーディガンとか私服のロングスカートとかツボ過ぎる……。

 

 そういうわけで下巻注文中。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:A

角川スニーカー文庫

ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:Gユウスケ(グリーンウッド)

「当然の報いなのです。あいつらは、私のお気に入りに傷をつけたのですから」

ああもうダリアン可愛いよダリアン!
2009年1月の新刊。約2ヶ月3週間半の積み。隔月刊行。今回もザスニ掲載順と異なる順番で収録。

取り敢えずダリアンがとても可愛いので、ある程度話が詰まんなくても許せるわけだが、これはじっくり読めば読むほど味が出るタイプの作品と見た。

時々挿入される断章ってもしかして、ヒューイの祖父のウェズリーが主人公なのか?
何だか『世にも奇妙な物語』っぽいテイストと言うか。

そしてダリアンの声が何だか水橋かおりさんボイスに変換されるようになってきました。
ああ、ダリアンにツンツンされたい。

燃:B 萌:A+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
ダンタリアンの書架 <3>(2009/05)

MF文庫J

いつも心に剣を 1 (1) (MF文庫 J し 5-1)

著:十文字 青 イラスト:kaya8(かやはち)

「絶対?必ず?保証できる?保証して。約束しなさいよ。誓いなさい」

約一ヶ月の積み。『薔薇のマリア』で御馴染みの十文字さんがMF文庫Jに殴り込み。やっぱり余所から来た作家には続刊前提のファンタジーを書かすのね。
帯にはこの本の一週間後くらいに出る『薔薇マリ』の最新刊の宣伝が載っている。他社なのに凄いな……。
アンケート葉書には『薔薇マリ』を読んでいるかという質問があるけど、作家を他レーベルから引っ張ってくるときの資料にでもするつもりなんだろうか。

さて、十文字さんのファンタジーということで、『薔薇マリ』みたいに阿呆みたいな設定量をちょっと期待していたんですが、全然そんなことなかった。
まだ序章ってこともあるんだろうけど、主人公レーレとヒロイン、ユユの絆がメイン。

『薔薇マリ』にしても『ANGEL+DIVE』にしてもスロースタートなところがあるので、三巻くらいまでは様子見だろうなぁ。

ところで、MF文庫Jって一律609円なんだな。ラノベ買うときにいちいち値段なんぞ見ないから高殿円さんの日記見るまで知らんかった。だから極端に分厚い本も薄い本も無いのね。
上限は320ページらしい。

燃:B  萌:B+ 笑:C+ 総:B+

著者リンク
ぷりるん。 ~特殊相対性幸福論序説~(一迅社文庫、2009/07)
純潔ブルースプリング(ソフトカバー、2009/08)
ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?(角川スニーカー文庫、2009/10)
ぼくのうた(幻狼ファンタジアノベルズ、2010/07)
黒のストライカ(MF文庫J、2010/10)

メガクルイデア(幻狼ファンタジアノベルズ、2011/01)
全滅なう(一迅社文庫、2011/08)
聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(スニーカー文庫、2012/08)
一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~(MF文庫J、2012/08)