富士見ファンタジア文庫

まぶらほ~じょなんの巻・ご~ (富士見ファンタジア文庫)

著:築地 俊彦 イラスト:駒都 え~じ

「式森が必要だ。お前が経験者だから」
「……なんの?」
「死んだことがあるだろ」
「あるけど」
「もう一度死んでもらう」

約一ヶ月四日の積み。半年振りの新刊。そんなに間空いてたのか。全然そんな感じしないな。
表紙は未だに全面になりません。何でだ……。

『ラブホ奮闘記』
今回のメインは和樹と千早のラブホ突入話。これって四話も使ってたのか。しかも初出収録を見ると、最後の一話だけ四ヶ月空いている。確か、いきなりメイド編が挿入されたせいだった筈。

『進めギャルゲー魂』
こちらは一話完結で楽しめた。こういう初期のノリの方が好きなんだけどなぁ。
最近の『まぶらほ』ってダラダラ一つの話を引っ張るだけで面白みが無い……。

『ボーイ・ネクスト・ガール』
書き下ろし。前巻の『レディ・ボーイ』からの続き。和樹がB組の面々に復讐してやろうという珍しいエピソード。
仲丸達が女体化する羽目に。文章中では美女美少女と書かれているが、挿絵ではセーラー服を着てるだけのいかつい男のまま

ヤスさんによる四コマは消滅した模様。詰まんなかったからなぁ……。

後書きではいつ終わるのか見当もつかないそうです。心折れそう……(´・ω・`)

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B

コミカライズ,角川スニーカー文庫

レンタルマギカ 第5巻 (あすかコミックス)

原作:三田 誠 作画:成宮 アキホ キャラクター原案:pako

「僕は父さんのような社長にはなれません。でも、僕は僕になります」

表紙はいつきとその父、司ということで、いよいよ最終巻。
最後のエピソードは何かと思えば、原作二巻『魔法使いVS錬金術師!』でした。

ラ・ピ・ス!ラ・ピ・ス!と期待し過ぎたせいか、さほどロリエナジーはチャージ出来ませんでした。チャージ出来たらどうなるかはともかく。

およそ原作通りで綺麗に終了。ただ、綺麗に終わり過ぎていて打ち切りに見えなくもない。

おまけコーナーではオルト君がほんのちょっとだけ登場。

総評
そういうわけで、コミカライズ『レンタルマギカ』全五巻、これにて完結。
原作よりもコメディテイスト強めの展開と穂波とアディリシアさんの百合っぷりが素敵なシリーズでした。後者は妄想の可能性が否めないが。

もっと長いことやっても良かったと思うだけどなぁ。『トリブラ』のコミカライズは延々続いているみたいだし。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

レンタルマギカ 魔法使いVS錬金術師! (角川スニーカー文庫)
レンタルマギカ 魔法使いVS錬金術師! (角川スニーカー文庫)

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD2 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

RPGのいいところって、なんだと思う?
勇者になれること?魔法が使えること?女の子と旅ができること?色々な意見があることだろう。
でも、この僕、宮本翔に言わせれば、RPGの一番いいところは――それは、努力が必ず報われることなんだ。

約二ヶ月の積み。三ヶ月振りの新刊。
ギャスパルクの復活を目論む教団を止めるため、旅を続けるユーゴ達。今回は新たに訪れた王都ガライアでの物語。
王への謁見、新たな仲間、蠢く陰謀ともうコッテコテの展開。だが、それが良い。

ショウはイシュラとレヴィアにえっちぃ下着を装備させようとするが、当然下着なので服の下に着られて(´・ω・`)
って、ドラマガに載ってたイラストって水着じゃなくて下着だったのかYO!しかも使い回し。

一巻の時点ではユーゴにしてもショウにしても普通の高校生がゲーム世界で勇者としてチヤホヤされるも、現実とのギャップに悩む、みたいな展開が根幹にあったが、今回はユーゴがチート過ぎる気がします。
いくら心の中ではガクブルと言われても、実際には結果を出しまくりだし、読者視点からはちょっと外れてきたかなぁという印象。
その分、読者視点はショウに集約されてきた。どっちに感情移入するかと言えば、断然ショウです。

何にせよライトノベルらしいライトノベルで楽しめました。次は十月。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

富士見ファンタジア文庫

ぼくと彼女に降る夜 デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者 (富士見ファンタジア文庫)

著:八街 歩 イラスト:深崎 暮人

「……一つ訂正しよう」
「先ほど私に傷をつけるのはムリと言ったが……今のは少し痛かったな」
「ああそうだな。今の技は何とか防げたが、少しばかり、いや、かなり痛かったよ」
「片腹がね」

約二ヶ月の積み。四ヵ月振りの新刊。新章突入のシリーズ第六巻。
『異』の魔乖術師サクラリスがナイトと友達になろうとやって来る。『天才』と呼ばれるだけあって、かなりのチート性能を誇ります。
このサクラリス、対象の快楽を制御出来たりもして、ターゲットとなったヨルのエロいことエロいこと。

今回のメインはサクラリスとの対決ではなく、あの《塹壕の剣龍皇》シチガイ・キョウシロウとの決戦。
何回本気になるんだこいつw
更に〈七剣八刀(ソード・オブ・ブレイド)〉から奪った刀の力で不死身。細胞の一欠片まで消滅したとしても復活するとかチート過ぎるwwwww

それでもナイトは持てる力の全てを使い、何とかこれに勝利する。

案の定、復活するキョウシロウだったが、ナナの人格を押しのけて出て来た先生にさくっと倒されるのだった。何このチート祭りw

しかもキョウシロウが倒したという〈七剣八刀〉は十五人中最も弱い奴だったらしい。滅茶苦茶過ぎるwwwwwwwww
あんなに苦労して倒したエリザベートも所詮大したことはなかったみたいな展開ですよ。
でも何だかんだでナイトの成長速度が物凄いらしいので、次巻できっとチート技が発動するんだろうなぁ。
何だかあっちもこっちもチートで笑えてきた。いや、面白いんだが。

そういうわけで、ここにきてまさかのようじょ襲来の第六巻でした。規格外過ぎて、ようじょとは認められないが。
いやしかし、終盤戦の筈なのに、全然落とし所が見えねぇ。
次は十一月。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

かしこみっ! 1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!? (富士見ファンタジア文庫)

著:尼野 ゆたか イラスト:bb

「お前その彼氏持ちの女の子を片っ端からアバズレ認定するのやめろよ!どんだけ器が小さいんだ!」

約二ヶ月の積み。ファンタジア文庫。『ムーンスペル!』で御馴染みの尼野さんが約三年振りに文庫に復活。その間にファンタジアバトルロイヤルやドラマガで発表していた『ハレルヤ☆バレット』はどうなったんだろう。一冊で良いから文庫出してくれんかなぁ。

さて、本作は女に間違われる、神社の息子雅也の前に神様を名乗るようじょミヤが現れるところから始まる。
このミヤ、実は雅也が幼い頃に一度出会っており、失った力を取り戻すと本来の大人の女性の姿を取り戻すというテラ『ポリフォニカ』。
まぁ、お約束な設定っちゃーそうなんだが。

うーん、詰まんなくはないけど、積極的に続きが読みたいかと訊かれれば全然そんなことはないというアレ。

既に二巻の発売が決まっているが、これは一巻の刊行前から決まっていたこうだそうで、十分打ち切りの可能性は残っている。
次は十月。もう買わないけど。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B

著者リンク
フロムエース1 可愛すぎるクラスメイトとバイトするんだけど、何か質問ある?(2012/10)

アニメ,角川スニーカー文庫

「繋ぎに困ったら、空映してないか?」

というわけで、『溜息』編の集大成です。初放送時はこれが第一話で全ての始まりだったわけで、キャストの皆さんに違和感が。

出オチ要素が強いから、このタイミングでの放送は多少インパクトが弱くなっている部分はあるか。

映画パートはサイドカット形式になっている。ちゃんとビデオカメラで撮影しましたって体を守っているのが地味に凄い。
凄いと言えば、後半の古泉が長門と会話するシーンでの彼の動きっぷりが凄い。これも地味ながら、かなり動いていると言える。

そして、みんな喜べ!DVDに『エンドレスエイト』は圧縮収録だ!なんてなる筈もなく、普通に各巻二話収録の四巻構成だぜ!!
何故かCMで見ると面白そうに見えるワナ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

富士見ファンタジア文庫

蒼穹のカルマ2 (富士見ファンタジア文庫)

著:橘 公司 イラスト:森沢 晴行

「騎士の誇りなどどうでもいい。在紗の誕生会の前にはゴミのようなものだ」

約五ヵ月の積み。三ヶ月振りの新刊。相変わらず表紙はシリアス一辺倒。裏表紙の粗筋は多少内容の馬鹿っぽさが滲み出ている。

さて、今回も基本は姪の在紗最優先で突き進む駆真の姿が描かれるわけだが、ところどころに露骨な伏線が。しかもシリアスに寄っちゃいそうな感じのものが。
一巻の冒頭みたいに極端な展開やっといた方が面白そうなんだけどなぁ。

口絵のなんちゃってネタ振りは面白かったと思う。

全体的に見ると、もう切りかなぁという印象。ただ、新キャラ槙奈の147ページの挿絵は可愛いと言わざるを得ない。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B

富士見ファンタジア文庫

ぼくと彼女に降る夜 ルナティック・ルーラー~狂濫を征する者 (富士見ファンタジア文庫)

著:八街 歩 イラスト:深崎 暮人

「ナイト――わたしはあなたと一緒に、わたしのもう一つの夢を実現させたいと思うわ。そしてそれができるのは、わたしの隣にいてほしいのはあなたしかいない、今でははっきりそう思っている」
「ナイト――好きだわ。愛していると言ってもいい。だからもう、わたしから離れないで」

約半年の積み。四ヵ月振りの新刊。シリーズ第五巻。後回し後回しにしていたら、半年も放置しちゃったよ。
さて、エリザベート編下巻。表紙は前巻と対の構図になっているので是非並べてみてください。

遂に日本にやって来たエリザベート。《星辰の祭壇》を発見するも力を得るには至らず、ナイトとヨルの連携の前に敗れ去ることに。
それでも死ななかったから、前巻のキョウシロウみたいなことになるのかと思いきや、最後は自らその生命を絶った。最期までやりたい放題だったなこの人。自分の腸を引きずり出して咀嚼するとかどんだけ。

そしてナナの中のもう一つの人格はどうやら先生(マイステリン)のようだ。どのタイミングで入ったんだろうか。

全体として見たら面白いんだが、擬音を使い過ぎなのがちょっと引っかかるところ。腕が吹っ飛んだりとハードな戦闘で擬音が多様されると、どうにも拍子抜けするんだよなぁ。

後書きによると、これから終盤戦だそうな。
そう言えば、今回マイが出て来なかったけど、ホントに死んじゃったのかな。
次は七月。とっくに出ています。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A

アニメ

超重神グラヴィオン VOL.6 [DVD]

「斗牙とエイジ。合わせ鏡のような二人だな」

再びグランナイツとして戦うことを決意したエイジ。再結集したグランナイツはひとまず、はるか上空から二体のゼラバイアに指令を出すもう一体のゼラバイアを撃破するため、分離した状態で戦うことに。

この全員揃ったからって、すぐに合神しないところが良い。贅沢を言うならば、その後の合神をもっと盛り上げてほしかったが。合神シーン、かなり短縮されてたしな。

エイジとレイヴンが気付いた光は一体何だったんだろう。

急速に成長を遂げるゼラバイアに対抗するため、サンドマンはしろがねの牙を使用を検討し始めるってところで一期最終回へと続く。

燃:A 萌:A- 笑:C+ 総:A

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ! 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

漫画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「…誰だい?君は」
「誰だ…だって?」
「犬のタローだよ」

うわぁあああぁあああああああああああ、かっけぇぇえええぇえええぇぇえええええええええ!!!!

表紙は嵐子。相変わらずクオリティが高い状態で維持されていて満足です。何と言っても太郎が格好良い。原作の三倍増しくらい格好良いんじゃね?

勿論女性陣は可愛く、美緒様には罵られたい踏まれたい(ぇ
お母さんとお姉ちゃんは早くもネタキャラと化しています。『ひぐらし』とか『ジョジョ』とかやりたい放題だな。

今回は原作一巻クライマックス直前までを収録。由美の伏線が張ってあるから、しばらくは続くんだろうな。

巻末には何故か用語辞典が付いています。誰だよ、企画出したのw

そして帯でドラマCDのおける美緒様のキャストを決める公開オーディションが開催決定が告知。
これだけ焦らして、アニメはZEXCS制作です、とかなったら怒りますよ?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

えむえむっ! (MF文庫J)
えむえむっ! (MF文庫J)