特撮

「志葉家当主じゃない、丈瑠自身に積み重なってきたもの、ちゃんとあるよ」

丈瑠の元に向かう茉子姉さん、千明、ことは。侍として身動きが取れなくなる流之介を諭したのは、かつて舵木折神封印の際に出会った元黒子、朔太郎だった。

丈瑠と十蔵の戦いに遂に決着が。最後の最後で裏正に止められ、衝撃を受ける十蔵。丈瑠の一太刀の前に敗れた十蔵は退場。ひょっとしたらラスボスかと思ったけど、その役目はドウコクか。
丈瑠が空っぽじゃないと言う家臣達で、もう涙腺崩壊です。

薄皮太夫はわざと三味線を破壊させ、詰まっていた怨念を解き放つ。それは一気に三途の河の水嵩を増して、遂にドウコクが復活する。威圧感が半端無いな。

燃:A 萌:B 笑:C 総:S-

エピソードリンク
第四十六幕「激突大勝負」
第四十八幕「最後大決戦」

映画リンク
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!

MF文庫J,アニメ

「メリークリスマス!今宵、皆さんに素敵な臓物が訪れますように!」

ある朝、目が覚めるとナツルはハラキリトラに、ハラキリはトラミミと尻尾の生えた女ナツルになっていた。
というわけで前回で本編は丸投げして、最終回は番外編です。どういうことだよw

紅音、雫、水琴もアニマル達と入れ替わっており、ハラキリ達は人間の身体を堪能する。アニマルにしてもヒロインにしても普段と違うリアクションをするので、見ていて楽しい。
セップクはちゃんと眼鏡掛けてた。

シナリオ自体は適当にもほどがあるが、オールスターでのお祭り騒ぎはコメディとしては良かったかな。あ、白の連中出て来てないか。
セップクが「少し頭冷やそうか」って言ってたけど、よく考えたら、なのはどころかフェイトやはやても出てるんだよな。

総評

そういうわけで、『けんぷファー』全十二回でした。ストーリーを投げっぱなしにしたのはともかく、凄く良い映像化だったと思う。
安定した作画に万人受けするキャラデザ、やりたい放題の声優ネタ、内容にマッチした主題歌と大変良い出来だった。変身シーンは折角のクオリティなんだから、もっと使えば良かったと思う。

アニメ効果は大きいようだし、原作を売るという意味においては成功だったのではないか。ただ、アニメが面白かったからといって、やっぱり原作最後まで読もう!とは思わないなぁ。
後番組は『ひだまりスケッチ☆☆☆』

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「俺が戦うのは正義のためだ!!」

『戦う司書と追想の魔女』編突入ということで、OPが新しくなりました。理想のタイミングとしてはモッカニア編→総集編→OP変更でアルメ編だと思う。新映像にドレス姿のミレポックVSアルメのシーンあるし。
今回もなかなかに格好良いOPです。最後に少女時代のハミュッツと一緒に居るの
って誰だ?俺が忘れてるだけか?

バントーラ図書館を飛び出したヴォルケンが帰ってきた。裁判で武装司書の正義を訴えようとするヴォルケンはレナスの中に眠るオリビア=リットレットと出会うことに。
このゲストキャラと思わせておいて、がっつり次の話に組み込んでくるストーリー展開が凄いよな。

エンリケさんはノロティ大好きなんだなw

EDも変更。しっとりしてます。
ミュージッククリップは一気にモッカニア編とアルメ編。何故か後期OPな不思議。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A+

戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)

JUMP j-BOOKS,MF文庫J,スーパーダッシュ文庫,一迅社文庫アイリス,角川文庫,雑記

買うもの無いなら古本市場の五百円券が無駄になるのも致し方ないかと思っていたんですが、月末の使用期限が近付くと、やっぱり惜しくなってくるワナ。
で、もう一度行ってみました。何とか+百二十円で券を使い切ることに成功。

・嗤う伊右衛門(角川文庫)
・ぬらりひょんの孫 浮世絵町綺譚(JUMP j-BOOKS)
嗤う伊右衛門 (角川文庫)ぬらりひょんの孫 浮世絵町綺譚 (JUMP j BOOKS)

の二冊を購入。『伊右衛門』は結構ボロボロだったんだけど、券を使うんだったら良いかなと。


さて、新刊の話。今月は25日が月曜のため、スーパーダッシュは公式発売日自体が22日に。MFは25日のままだが、土日補正で金曜発売。一昔前のMFなら、この日程で水曜か木曜には出ていた筈。ブツは、

・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅠ
・ぱんつぁのーと <3>
・ゼロの使い魔18 <滅亡の精霊石>
・天川天音の否定公式Ⅲ
・まよチキ! <2>
・ごくペン! <2>
・ダブルアクセス
ザ・ジャグル 1―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-1)ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石天川天音の否定公式〈3〉 (MF文庫J)まよチキ!〈2〉 (MF文庫J)ごくペン!〈2〉 (MF文庫J)ダブルアクセス (MF文庫J)
ぱんつぁのーと 3 (集英社スーパーダッシュ文庫 つ 2-3)

と、タイトルを見て気になっていた一迅社文庫アイリスの、

・パティシエは最強の魔術師です。
パティシエは最強の魔術師です。 (一迅社文庫 アイリス い 3-2)

を購入して、計十冊。おっと、一気に積み本が増えやがったぜ……。まぁ、毎月のことだが。

『パティシエ』は二十日発売だったんだけど、完全に存在を忘れてました。少女小説は新刊台に並ばないからなぁ。
一迅社アイリスの折り込みチラシは各作品のジャンルが明記されているところが面白いな。これは良い手法だと思う。普通の人はきっと興味無い作品の粗筋まで読んだりしないだろうから、アイコンっぽくジャンルを明記して興味を抱き易くしてると思われ。

スーパーダッシュは今月は『ベン・トー』の新刊があるためか、先月は『ベン・トー』とセットだった『カンピオーネ!』の宣伝が丸々一ページに。
『ベン・トー』は初回限定栞か何かが付くらしいし、勢い凄いな。
ベン・トー 5 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 9-7)

そう言や、『初恋マジカルブリッツ』って未だにアニメ化発表されないけど、もしかして完結を待ってのことなのか?

『戦う司書』は最終巻が登場。『BOOK10』って巻数のカウントが付いてるんだけど、こんなん今まで付いてたか?多分、アニメ化に際してナンバリングしたんだろうな。『フルメタ』とかもそうだけど、最初からナンバリングすりゃ良いのに……。
ナンバリングしないのは何巻目から読んでも楽しめるって意味らしいけど、本当にそれで売り上げに影響すんのかな。まぁ、続きものと知らずに途中の巻から買っちゃうって可能性はあるか。
戦う司書と世界の力 BOOK10 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-10)

『魂振』シリーズの北沢さんの新作『一天四海(いってんしかい)のマーガレット』は名作の翻案らしい。それってガガガの跳訳的なこと?最近、ガガガは出してないみたいだけど。

来月の新刊で気になるのはファンタジア文庫『RPG W(・∀・)RLD』の吉村さんとスニーカー文庫『薔薇のマリア』のBUNBUNさんのコンビで送る麻雀ラノベ『アスカ ~餓狼伝~』とHJ文庫『くじびき勇者さま』の清水さんの新作『どらごん・はんたぁ』一巻。
スーパーダッシュに余所から、そこそこ知名度のある人が来るって珍しいんじゃね?

MFの方では『ゼロ使』の新コミカライズの情報が。タイトルは『ゼロの使い魔 シュヴァリエ』で、作画は緋賀ゆかりさん。新しい切り口のコミカライズなのかと思いきや、単純に望月さん版コミカライズの続きだそうで。何で作画担当交代したんだろう。
つーか、こういうことされると、コミックス買わんといかんのか判断に困る……(´・ω・`)
何にせよアニメ四期フラグですよね。

『かのこん』の粗筋で、ちずるさん留年クソ吹いたwwwwwww
なんちゅーヒロインだ。
かのこん〈14〉どきどき☆らぶれっすん (MF文庫J)

『剣の女王と烙印の仔Ⅳ』では表紙からミネルヴァが降板。代わって登場したのはフラン。
同じく『いつも心に剣を④』では今までユユ単独だった表紙にレーレが登場。
奇しくも同じ巻数で表紙に変化が出るというのは面白い。ただ、個人的には三巻までメインヒロイン一人という構成にしたのなら、最後までそれで貫いてほしいです。
剣の女王と烙印の仔〈4〉 (MF文庫J)いつも心に剣を〈4〉 (MF文庫J)

来月の新刊は二巻多過ぎワロタ状態。記載されてるだけでも八冊あるw
これは下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式のMFのレーベルカラーをよく表してるな。

公式サイトでは十二月発売から延期された『ミカヅチ』がラインナップに入ってるんだけど、チラシには記載無し。『銃姫』最終巻も記載されていなかったし、MFは結構ギリでラインナップに押し込んでくる傾向があるな。
新刊予定から消えるのはぐんにょりするけど、現れるのは嬉しいから良いんだけど。

富士見ファンタジア文庫

SH@PPLE―しゃっぷる―(7) (富士見ファンタジア文庫)

著:竹岡 葉月 イラスト:よう太

「神様は、残酷。でも、後悔は、しない。蜜……あなたが選んだみたいに、あたしも自分の道を行くの。ここからはじめてみるの━━」
「あたしは、淡谷が好き」
「ずっと前から好き
だった」

約二ヶ月半週間の積み。五ヶ月振りの新刊。表紙は鳥子。二回目か。
さあ、物語はいよいよ佳境に。蜜の転校話やら鳥子の告白やら入れ替わりバレやらで大騒ぎ。あれ、そろそろ終わるの……?
ドラマCD、コミカライズとメディアミックスが続いたから、てっきりアニメ化までいくと思っていたんだが……。
コミカライズは一巻完結だそうだし、これはアニメ化の可能性無くなったか。完結間際になってからアニメ化のパターンにしても発表が遅過ぎると思うし。
電撃でこのタイプの作品なら確実にアニメ化の軌道に乗ったパターンなんだが。ってことは『ハイスクールD×D』アニメ化なんて夢のまた夢か……(´・ω・`)

となれば、最早買い続ける理由も無いんだよなぁ。
最初は面白かったんだけどな。いかんせん人物関係が入り乱れ過ぎて、俺には理解が追いつかなかった。毎巻、冒頭に人物相関図を付けてくれたら良かったんじゃないかと思う。
よう太さんのイラストは好きなんだが、それだけを購買意欲の原動力とするのは難しい。切りで。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

アニメ,電撃文庫

「強いて言えば無色透明。それがダラーズのチームカラーだ」

うぉぉぉおおお、OPが凄ぇ好きになってきたぜ……。矢霧姉弟がスイッチして、携帯がポストに切り替わるところが特に好き。
粗筋は前回のじゃなくて、今回のエピソードに関係ある部分をこれまでのエピソードから抜き出してるみたいだな。

今回もわんさかあるナレーション。どうも毎回交代するようで、今回はサイモン。1話は帝人。2話はみゆきちだったけど、この人、今後誰かの役で登場するのかな。まさかセルティなんだろうか。

正臣のノリは相変わらずサムいし、杏里に絡んでいたいじめっ子達のファッションは凄いしで。背中に天使の羽てw
静雄に殴られて吹っ飛んだモブは何で服脱げるんだよw
原作にそんなシーンあったっけな。

相変わらずストーリーは盛り上がらない。静雄のドスのきいた「いーざーやーくーん」はちょっとテンション上がったけど。

ネタが沢山出て来るのは嬉しい。『バッカーノ!』は勿論のこと、今回はフレイムヘイズだとか「ぴぴるぴるぴる」だとか。
『夜桜四重奏』一巻の表紙が出て来たり、地獄少女が映ったり。
うーむ、本筋が楽しめないというのは問題だな……。

ところで、この後の枠の『ひだまりスケッチ』三期なんだけど、OPのクオリティが前二作に比べて落ちてないか?確か『ダンスインザヴァンパイアバンド』もシャフト制作だし、そのせいか?

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

富士見ファンタジア文庫

火の国、風の国物語8 孤影落日 (富士見ファンタジア文庫)

著:師走 トオル イラスト:光崎 瑠衣

《力が望みか。資格を持つ者よ》

約二ヶ月半週間の積み。何と隔月刊行です。雑誌連載分をまとめたものだから出るのが早くてもおかしくはないと思わせておいて、がっつり書き下ろしありで本編進行です。物凄いボリューム。
表紙はメリステル。後ろにはモンフォードが。
総扉はいきなり軽くミーアのサービスシーン。口絵四ページ目はまさかのメリステルのサービスシーン。緊縛プレイてwと思っていたら、イメージイラストかよ!最近口絵での釣りっぷりが酷いなw
でも、こういうサービスが無いと多分、ここまで続いてないんじゃないかな。

さて、ミーアとオリビアが思い出す形で連載第三期ジェレイド編第二部が語られる。連載分が全て間章扱いで吹いた。間章多過ぎるだろw
過去のエピソードはボルネリア候との決着が書き下ろしで追加されている。モンフォードのリクエストがあったとはいえ、ジェレイドえげつねぇ。

本編ではアレスが黄昏の主に見放されるという、まさかの展開が。
そして、次にパンドラが契約相手として選んだのはフィリップだった。何故、口絵でほぼネタバレするんだ……!
でもフィリップが選ばれるだけだったら、そんなに衝撃じゃなかったと思う。まさかアレスのチート性能が失われるときが来るとはなぁ。
契約を破棄された途端、一気にヘタレになってしまうアレス。元々優秀な騎士だった筈だけど、長年パンドラに頼る戦い方をしていただけに、その反動は大きかったか。
自らの力だけで再び立ち上がったときこそ、彼が本当の英雄になるときか。まさかフィリップはそのためだけの噛ませ犬として退場するのか……?

さあ、盛り上がって参りました。次は三月、『黒王降臨』。これでフィリップが表紙じゃなかったら笑う。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+

電撃文庫

アスラクライン〈12〉世界崩壊カウントダウン (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「対消滅能力……純粋な破壊の力……それがあなたの悪魔能力なのね、夏目智春セカンド?普段よっぽど鬱憤が溜まっていたのね」
『ほかにも色々たまってるよね』
「おまえはなんでそういうことを言うんだよ!」


智春が性欲を持て余してるのは操緒の所為だと思う(ぇ
表紙は奏っちゃん。描き下ろし……か?妄想表紙は大アニア。

さて、一巡目の世界編後編。機巧魔神を手に入れようと財団が本格的に動き出す。クラウゼンブルヒ一族のダルアとか完全に存在を忘れていたぜ……。

智春は洛高で二巡目で知り合った人達の一巡目での姿を知る。明るい哀音もインパクトあるけど、それよりも真日和が洛高を中退して美里亜と結婚していることにびっくりする。イラストは無いけど、見せられた写真で智春達は美里亜のこと一度見てたんだな。
いやしかし、娘の名前美々安(びびあん)ってあんた……。

ここにきて、機巧魔神は全部で二十一体ということが判明。でも、この設定って何か意味あるんだろうか。十体も出て来てなくね?

《黑鐵》が《黑鐵・改》にパワーアップしたり、奏っちゃんが生命を落としたりと終盤は怒濤のような展開を見せるが、後書きで次がラストであると全く書いていない件。もしかして大人の事情で急に終わらせることになったのかしら。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

富士見ファンタジア文庫,漫画,雑記,雑誌

今月は冊数がおとなしめで、

・幻想譚グリモアリスⅤ 天の座に咲け叛逆者
・RPG W(・∀・)RLD4 -ろーぷれ・わーるど-
幻想譚グリモアリスV 天の座に咲け叛逆者 (富士見ファンタジア文庫)RPG W(・∀・)RLD4 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

の二冊。あと、ドラマガ買ってきました。
DRAGON MAGAZINE ( ドラゴンマガジン ) 2010年 03月号 [雑誌]

新人デビュー二作は華麗にスルー。『神さまのいない日曜日』は茨乃さんのイラストの吸引力が凄かったが何とか耐えた。
神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)夏海紗音と不思議な世界1 (富士見ファンタジア文庫)

今月は通常の折り込みチラシ以外に、新人の作品だけを紹介するものが入っていたが、『中の下!』の売り出し方に吹いた。「小学生レベルまでさかのぼるエロバカラブコメ」ってw


ジャンプ誌上で『あねどきっ』が打ち切られましたね。アニメ化までいくだろうと思ってたんだけどなぁ。
エロゲみたいなタイトルが駄目だったんだろうか。それとも姉は今のニーズではないとか?

ラブコメ枠どーすんだろ。そもそもジャンプにラブコメ枠が必要かどうか知らんけど。

電撃文庫

小春原日和の育成日記 (電撃文庫)

著:五十嵐 雄策 イラスト:西又 葵

十四歳にしてすでに年金受給者みたいなシルバー存在。
地味で枯れ気味なセピア色存在。
それがこの小春原日和って女子なんだよな。

約三ヶ月一週間半の積み。電撃文庫。『乃木坂春香の秘密』でお馴染み五十嵐さんの新シリーズ。何故か『乃木坂春香』のアニメ二期と同時期に発売という不思議。
イラストは世界的イラストレーター西又さん。ラノベの挿絵は初だそうで。意外。
表紙はよく見ると、ぱんつが見えてます。帯でも隠れてません。

さて、本作は超地味少女、小春原日和が主人公、佑介の協力を得て、名門女子高姫乃宮学院合格を目指すというストーリー。
ジャンルは「らぶこめ育成日記」だそうで。言うほど、ラブコメしてないけど。今後、ラブコメに発展しそう気配はぷんぷんしてます。

ヒロインの日和さんはとにかく地味で、周りに存在すら気付かれないこともあるというハイレベルっぷり。でもイラストだと、とてもそうは見えないんだよなぁ。
そりゃガチで地味なイラストにしたら売れないから仕方ないんだろうけどさ。

佑介は高校一年生、日和は中学三年生。
絶望した!一二歳の年齢差でも、高校生と中学生という組み合わせなだけでロリコン扱いされる現実に絶望した!!
どうでも良いけど、佑介は「ビッチ」って言い過ぎだと思うんだ。

日和さんが姫乃宮を受験した理由は佑介に相応しい女の子になりたかったからって言うけど、姫乃宮で堂々と振る舞えるようになったら、逆に佑介の方が気遅れしそうなんですが……。

お友達の桐乃ちゃんって言うから、まさか同レーベルの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』と世界観共有してんのかと思ったら、金魚の名前かよ!
でも作品自体はこの世界にあるらしい。
また、ケイタという名前のぬいぐるみのぞうさんが『いぬかみっ!』と関係あるのかと思えて仕方がない。

早々と日和さんが合格することは判るんだけど、ちょっとご都合主義過ぎるかなぁという気はする。ハードル高い割にはさくっと合格してしまった印象なんだよなぁ。いや、そういう部分がメインではないから気にし過ぎかもしれんが。

思いっきり続き出すような章のカウント方式だし、三巻くらいまでは様子見かな。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B+

乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)
乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)